2016年に第二創業期を迎えたスタートアップ、ブリーチが注目を集めている。彼らが提供するのは、「シェアリング型統合マーケティング」。D2Cに特化し、パートナー企業に対して商品企画から、売れるまでを完遂するマーケティング力を提供する。D2Cコンサルの領域でネクストユニコーンへ、2020年、採用にアクセルを踏むーー。
企業が仲介業者を介さず、自社ECや運営店舗で直接商品を販売するD2C(Direct-to-consumer)。いま国内外数多くの企業が、新たな販売手法としてD2C導入を進めている。
D2Cの取り組みが広がる背景には、直接消費者とつながることによって、ブランドのビジョンや思想を伝えられる、さらに顧客と直接やりとりすることによる関係構築、顧客データが収集しやすいといったメリットがある。
シューズブランドの「オールバーズ」や、低身長の女性向けアパレルブランド「COHINA(コヒナ)」など、D2Cのみで商品を販売するブランドも出始めたほど。世界的インフルエンサーが手がけるコスメブランド「カイリーコスメティック」なども記憶に新しい。今世界中でD2Cの事業モデルに注目が集まっている。
こうしたなか、2016年からD2Cに乗り出す企業に向けて支援を行なっているのがブリーチ社だ。
目指すのは、D2C支援の領域で、どこよりも早く突き抜けた存在になること。詳しく見ていこう。
2016年の事業開始から、わずか1年で対前年比300%の成長率を記録。その後も150%のスピード成長を続けるブリーチ社。
彼らを急成長させたのが、D2Cを始めていく企業を対象とした、「シェアリング型統合マーケティング」だ。
これは、パートナー企業の事業コンサルや商品企画開発といった上流工程から、商品を消費者に購入してもらうまでの全てをブリーチ社が一手に支援し、最終的にパートナー企業の売上の一部をフィーとしてシェアしてもらう仕組み。
D2Cは、イチから販売する仕組みをつくっていく必要があるため、自社だけ全行程を手がけるの難しい、という点に目をつけたのだ。
「シェアリング型統合マーケティング」は従来のクライアントから広告費をもらう広告代理店やマーケティング会社とは異なる、全く新しいビジネスモデルだといっていいだろう。
とくに、同サービスの最大の特長といえるのが、「広告費をブリーチが負担し、リスクを取ってマーケティング活動を一手に担っている」点だ。
一般的な広告代理店では、顧客から予算を広告費と手数料として得る。あくまでリスクをとるのは顧客だ。
一方ブリーチでは、自社の手がけるマーケティング施策で出た最終的な売上の一部をシェアしてもらう仕組みをとる。そのため顧客との受注関係ではなく、パートナーとしてWIN-WINな取引ができ、その結果として、事業が急速に成長しているのだ。
2010年の創業時から報酬型ネット広告業で培ってきたデジタルマーケティング技術と商品を届けるまでのストーリーテリングの技術により、新しいビジネスモデルの運用を実現させている。
日本を代表する企業となることを見据えるブリーチ。2027年には売上1000億円のメガベンチャーに成長し、2047年には売上高1兆円の規模にまで拡大することを目標として掲げている。「シェアリング型統合マーケティング」を基幹事業として日本一を目指すのと同時に、新しい取り組みを検討。今後さらなる成長が期待される。
こうしたなか、2020年7月現在、「事業部門マネジャー」の募集が行なわれていた。
事業部門マネジャーは、セールスライターやグロースハッカー(広告運用者)をはじめとしたメンバーをとりまとめつつ、自らプレイングマネジャーとして立ちまわる。
他社にはない圧倒的な裁量権がある環境で経営者と同じリスクをとり、意思決定をしていくことになるため、意思決定をするメンタリティや、アントレプレナーシップ(起業家精神)を磨いていくこともできるだろう。
また、ほかにも、クリエイティブディレクターの募集も行なわれていたので、チェックしてみてほしい。
写真は、社内のランチルーム。ちなみに、昼食やドリンク、バランス栄養食など社員にとって嬉しい環境が整備されている。 (一部無料)
まさにいま注目の集まるD2Cの領域。ここに先陣をきっているブリーチでなら、新たな事業の仕組みをつくり、市場自体を成長させていく、最前線での貴重な経験も多く得られそうだ。ぜひ実際の求人もチェックし、興味のあるものには「興味あり」を押して自身の合格可能性を受け取ってみてほしい。
参考:
(*1)世界的なD2Cブランド「Allbirds(オールバーズ)」が日本でEC事業をスタート
https://netshop.impress.co.jp/node/7460