- どんな仕事か
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消防用機械器具等の検定等を行う技術職
■検定業務
火災予防、消火、人命救助等のために重要な消防用機械器具等について、試験や検査を行い、品質を確保する仕事です。大きく分けて「型式試験」と「型式適合検定」の2つで構成されています。
・型式試験
消防用機械器具等について、総務大臣が定める技術上の規格に適合しているかどうかを試験します。試験は2段階に分けられており、第一次試験は協会の試験施設で行い、第二次試験は製造者等の工場で行います。製造者等は、協会がおこなった型式試験の結果を添えて、総務大臣に型式承認の申請をおこないます。
・型式適合検定
製造された検定対象機械器具等が、「型式承認」を受けたものの形状等に適合しているかを検査します。型式適合検定の方法は、製造者等の工場で行う立ち会い方式と、製造工程における検査の信頼性が確保されているものとして消防庁長官が定めるものについては、データ審査方式があります。
<検定対象機械器具等>
消火器、消火器用消火薬剤、泡消火薬剤、閉鎖型スプリンクラーヘッド、流水検知装置、一斉開放弁、感知器、発信機、中継器、受信機、住宅用防災警報器、金属製避難はしご、緩降機
■受託評価
・品質評価
依頼に応じ消防の用に供する機械器具等に関する評価を受託する業務のうち、各種基準に基づき評価を行うものです。
<主な対象品目>
動力消防ポンプ、消防用ホース、消防用級管、結合金具、エアゾール式簡易消火具、漏電火災警報器、放火監視機器等
・認定評価
消防用機械器具等に係る技術上の基準等に適合しているかどうかを判定し、適合しているものにその旨の表示を行います。
<主な対象品目>
自動火災報知設備の地区音響装置、非常放送設備の非常ベル及び自動式サイレン、非常警報設備の放送設備、パッケージ型自動消火設備、屋内消火栓設備等
■調査研究
・新しく開発される消防用機械器具等に対応するため、技術上の基準をはじめ、試験や検査の方法等について研究を行っています。
・基準に合致していないが、優れていると思われる新技術製品に、現在の基準と同等以上の性能があるか審議します。 - 求められるスキルは
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必須 【必須条件】
■電気・電子系、物理系、機械系のどれかの大学を卒業した方
・電気・電子系の基礎的な知識のある方
・物理系の基礎的な知識のある方
・機械系の基礎的な知識のある方
■経験社数1社まで
■消防業界へ興味をお持ちの方 - 雇用形態は
- 正社員
- どこで働くか
- 東京都
- 給与はどのくらい貰えるか
- 500~650万円
掲載期間25/03/21~25/04/03
求人No.MYN-10404865