- なぜ募集しているのか
- 【意志あるお金で、自然を守る。】
世界でESG投資額が1000兆円を超えたのは、今から10年ほど前。2015年にはSDGsとパリ協定が採択されるなどした結果、環境に配慮した企業への投資はさらに増加。2020年にはESG投資総額は約4700兆円に達しました。
一方で、地球の平均気温は過去130年で約0.85℃も上昇。世界では東京都と同じ大きさの森林が1週間ごとに失われている計算です。絶滅の危機に瀕する野生動物は3万5000種を超えました――いまの投融資施策では追いつけないほどのスピードで、地球環境に危機が迫っています。
WWFジャパンの金融グループは、サステナブルファイナンスの側面から金融機関や事業会社に行動変容を促します。WWFの知見をもとに、投融資方針が策定される。金融機関が事業会社にエンゲージメントを行なう。非財務情報が開示されるようになる…。私たちは「うねりを起こす」と呼んでいます。
地球を守るために意志あるお金を増やす仕組みを作る。決まったルールに従うのではなく、社会の在り方そのものに影響を与える存在になってください。 - どんな仕事か
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金融機関や事業会社に働きかけ、WWFが定める水準での投融資を実現できるよう取り組みます。金融機関の方針に変革をもたらすなど、インパクトの大きい仕事にチャレンジできます。ESG投資に注目が集まる昨今。持続可能で豊かな世界の実現のためには、温暖化や森林破壊など、様々な課題に社会全体で向き合っていく必要があります。国内の金融機関や事業会社に働きかけ、WWFが定める水準での投融資を実現できるよう変革を進めてください。
――金融機関に責任ある投融資を求めます。
銀行をはじめとする金融機関にアプローチ。WWFが求める水準でのサステナブル投融資に関する方針を定めるよう働きかけます。また金融機関が自ら投融資先の事業会社に対してエンゲージメントを行ない、事業会社の行動変容が加速するよう求めることも大切です。
――非財務情報開示を行なうよう働きかけます。
金融機関や事業会社に向けて、非財務情報の開示を促します。TCFDやTNFDなどの国際的な枠組みに沿って、環境・社会へのコミット状況や、サステナビリティに関する課題への取り組み状況の開示を促すことで、行動変容につなげます。
――働きかけの対象は行政にも及びます。
金融機関や事業会社に方針の策定や情報開示を求める際、政策による後押しも欠かせません。金融行政に向けて、WWFが民間企業に求める取り組みを促すような政策導入を求めます。
◎各国のWWFネットワークの金融チームとも連携を図ります。英語で寄せられる情報を精査し、活かせるものがあれば国内に発信します。
◎その他にも、WWFのフィールドプロジェクトに関連させた民間資金の活用提案、外部資金・支援の獲得、金融グループの活動計画や予算作成など、幅広い業務に携われます。 - 求められるスキルは
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必須 ■下記2点を満たす方(職種や業界経験は不問)
(1)民間企業において、金融またはサステナビリティ分野での2年以上の実務経験をお持ちの方
└アナリストの実務経験がある方、ESG・非財務情報開示・サステナブル調達などに携わった経験がある方などを想定しています。
(2)ビジネスレベルの英語スキルをお持ちの方
└英語での議論・調整・交渉ができるレベル。TOEIC850点以上、TOEFLCBT243点以上、 TOEFL iBT96点以上、IELTS 6.5以上のレベルを想定しています。歓迎 \次のような方、歓迎します/
□経営、会計、環境分野などを学んだ経験のある方
□環境保全に高い関心をお持ちの方
□海外留学や海外赴任の経験があり、異なる文化の方に交渉した経験をお持ちの方
※フィットする人物像
【向いている人】
◎周囲とのコミュニケーションを大切にできる方
気候変動・エネルギーグループ、森林グループ、海洋水産グループといった様々な部門と連携して取り組みます。周囲の人とのつながりを大切にできる方、相手の状況や組織の現状を汲み取った上で行動できる方に向いているでしょう。
【向いていない人】
△決まった通りにしか行動できない方
定型的な業務はなく、その時の状況にあわせて最適な行動が求められます。決まりきった通りにしか対応できない方、柔軟な姿勢を持てない方には向きません。 - 雇用形態は
- 正職員
└3ヶ月の試用期間があります。その間の給与や待遇に変更はありません。 - どんなポジション・役割か
- 入職後の配属先は金融グループ。グループ長の橋本と2名体制で取り組みます。
- どこで働くか
- 【WWF ジャパン東京事務所】
東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル3階
◎転勤はありません。
◎事務所勤務とリモートワークを併用し、より効率的な場所で働いています。
◎年に数回程度、国内外に出張となる場合があります。
■交通
都営大江戸線「赤羽橋駅」より徒歩5分
都営三田線「芝公園駅」より徒歩10分
JR山手線・京浜東北線「田町駅」より徒歩15分 - 勤務時間は
- フルフレックスタイム制(標準労働時間7.5時間)
◎残業月平均14時間程度。業務繁忙期など、時期によって、上下します。
◎勤務時間が柔軟なので、子育てと両立して働く職員も多くいます。 - 給与はどのくらい貰えるか
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月給31万円~39万円+各種手当+賞与年2回(昨年度実績:月給の4ヶ月分)
※スキルや能力を考慮の上、決定いたします。
【年収例】
想定年収:540万円~700万円(賞与を含む。残業月14時間程度を想定した場合) - 待遇・福利厚生は
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■給与改定 年1回(7月)
■賞与 年2回(6月・12月/昨年度実績は月給4ヶ月分)
■社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
■交通費(全額支給)
■残業代(全額支給)
■出張手当
■住宅手当(月1万円 ※扶養家族がいる場合は月1万3000円)
■家族・扶養手当(配偶者:月1万5000円、子ども1人あたり:月5000円)
■退職金制度あり
■オフィス内禁煙
■私服勤務OK
■リモートワークOK - 休日休暇は
- <年間休日123日>
■完全週休2日制(土日)
■祝日
■年末年始休暇
■有給休暇
■慶弔休暇
■介護休暇
■生理休暇
■産休・育休
└取得&復職実績多数!育児と両立して活躍する女性マネージャーも多数います。男性で育休を取得する事例も多いです。 - どんな選考プロセスか
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▼STEP1
書類選考(エントリー後、メールにて必要書類をお送りいただきます)
▼STEP2
面接1~2回
▼STEP3
適性テスト(Web上で実施できます)
▼STEP4
最終面接
▼STEP5
内定
■当ページよりエントリー後、応募書類(履歴書・職務経歴書・課題作文)をご提出ください。
■内定が出次第、選考を締め切る可能性がございます。あらかじめご了承ください。
■適性テストはWeb上で簡単に受けられます。学力ではなく志向性などを判断するものです。
■AMBIからのエントリー受付は【2022年8月10日(水)】、応募書類のメール受付は【2022年8月28日(日)】が最終締め切りとなっております。ご応募いただいた順に随時選考しますので、お早めにご応募ください。
~コロナ対策にも取り組んでいます~
■面接はオンラインで実施する場合もあります。
■対面での面接の際は、お互いにマスク着用のまま実施します。
■オフィスではアルコール除菌の徹底、マスクの配布、距離を保つなどの取り組みをしています。
~応募書類について~
■履歴書(志望動機・応募職種名・メールアドレス・携帯電話番号を明記してください)
■職務経歴書(今まで携わってきた実務内容について詳記してください)
■課題作文
※作文テーマについて※
金融機関では、気候変動、自然資本や人権といった環境・社会分野で責任ある投融資方針やセクターポリシーなどを策定し、こうした方針に基づき、投融資先に対するエンゲージメントを推進する動きがあります。環境NGOであるWWFジャパンは、金融機関やエンゲージメント対象の投融資先にどのように働きかけ、また協働することができますか。金融機関から日本の事業会社に対して、森林減少に関するエンゲージメントが行なわれていると仮定して具体的に提案して下さい。(3000~4000字程度)
■応募受付方法
当ページよりご応募ください。エントリー後、メールにて応募書類をご提出ください。(個人情報保護のため、お手数ですが、送信前にファイルをパスワードで保護し、別メールでパスワードをお知らせください)
~送付先アドレス~
saiyou@wwf.or.jp
■面接地
【WWF ジャパン東京事務所】
〒108-0073
東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル3階
■連絡先
【WWF ジャパン東京事務所】
〒108-0073
東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル3階
担当/採用担当
E-MAIL/saiyou@wwf.or.jp
■採用ホームページ
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン 私たちと一緒に働きませんか?
https://en-gage.net/wwf_saiyou
掲載期間22/08/11~22/08/24
求人No.XKVQA-002