- なぜ募集しているのか
- 核融合エネルギーの実現には、ITERプロジェクトの成功、長期的な研究開発が必要であり、「核融合エネルギー開発を担う人材の継続的・安定的な育成/輩出」も大切な要素です。その人材育成の鍵となるのが「ITERプロジェクトでの日本人の活躍」です。
各参加国の職員枠は建設期の各極の調達分担割合に準じて設定されており、日本は100人以上の枠があります。
しかし、現在日本人職員数は約40名であり、他の国々の職員数に比べ約4%と低い割合です。
日本は国際的に大きな貢献が期待されいて、人材育成の観点からも日本人職員増員を望んでいます。 - どんな仕事か
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防火統合チーム行動計画に基づき、原子力安全、労働安全原則、投資保護要件を満たすため、戦略に応じて、以下のような防火管理を行う:
- 防火システムの設計統合に関する活動実施のためのリソース調整
- 防火活動の監視と報告を組織し、防火問題の特定と解決を行う
- 原子力安全保護と投資保護の観点から影響を受けやすいすべての部屋の火災負荷データベースを維持
- 機器や材料が火災負荷条件に対して適切に設計され、適格であることを保証するための行動調整
- 火災防護に関連する設備認定プログラムのための入力データの定義、提供
- 火災ハザード評価と火災リスク分析の実施とレビュー
- トカマクコンプレックス全建物における防火対策の定義と実施
- 火災の影響を受けやすいリストと要件の定義、防火戦略と緩和策のPBS設計への完全な実装
- 原子炉建屋および補助建屋の防火に関連するシステムの機能分析および統合の実施
- すべてのITER機構ビルの防火統合問題の解決
- 安全部門との緊密な協力関係を確立し、防火安全要件が設計、建設、試運転、運転段階まで完全な実施
- 一般的な防火設備の概念設計と詳細設計を行い、必要に応じて外部契約を立ち上げ、レディネス・レビューの製造準備とエンジニアリング・ワーク・パッケージのリリース
- ITERプロジェクトの防火スペシャリストとしてプラント・システムや建物に対する防火戦略の影響を評価
- システム固有の要件に適合する防火障壁ソリューションの設計評価
- ITER防火システム(IOスコープ)のコミッショニング技術仕様書、計画書及び手順書を定義された要求事項に従い作成、提案されたコミッショニング手順により定義された要求事項の明確な実証達成の確認
- ITER防火システムのコミッショニングフェーズ調整、コミッショニング中に定義された要求事項の明確な実証達成の確認
- システム責任者と協力し、安全保護重要コンポーネント及び投資保護コンポーネントの防火戦略実施
- システムゲートレビュー会議に参加し、防火要件のレビュープロセスを調整し、必要に応じて是正措置について助言 - 求められるスキルは
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必須 - 最低10年のエンジニアとしての実務経験。複雑な国際的環境またはプロジェクトにおいて、様々なシステムの防火要件の設計、試運転、運用に関する防火方針の実施を調整する責任者としての経験。
- 機械工学またはその他の関連分野の「修士号」または同等の学位
- 英語が堪能であること(文書および会話)
- 原子力安全および規制要件に準拠した火災危険評価および火災リスク分析
- 原子力施設および実験施設に適用される国際的およびフランス的な防火規制、QA/QCコードおよび基準の使用と適用
- タスクの調整:リソースの管理、活動の優先順位付けと割り当て管理。
- 経験と専門知識に基づいた、複雑で困難な技術的問題や課題の予測能力
- 技術的な実施戦略を策定し、管理者や利害関係者に提示する能力
- 技術的・機能的インターフェースの特定、解決、維持する能力
- 適用されるすべての要求事項に対する製品の適合性の検証を計画、リカバリープランの策定・実行能力 - 雇用形態は
- 契約社員(任期付正職員)
※基本5年間の任期で『更新制度』があります。 - どこで働くか
- 13067 Saint-Paul-lez-Durance France
風光明媚な「南フランス」です(マルセイユ空港から70kmほど) - 勤務時間は
- 8:30-17:30(週40時間、フレックスタイム制あり)
※テレワークの可能性あり(一定の条件下且つ業務上の必要性による) - 給与はどのくらい貰えるか
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手取り年俸 1200万円(月給100万円・税引き後手取り額)
※「Take home salary」といって『年間手取り額』です(医療/死亡/傷害保険、年金、内部税差し引き済)!
※給与は現地通貨(ユーロ)で支払われます。表示の日本円は(1ユーロ=155円の場合です)
※諸手当は別途支給されます(配偶者手当、扶養低当て、教育手当)。 - 待遇・福利厚生は
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ITER機構の福利厚生は日本からの移住にも手厚いです!
<保険・年金>
医療保険、死亡・障害保険、年金基金
※ITER機構独自の保険・年金システムです。
<ITER職員の特権・免除>
・所得税の免除
・家具や身の回り品の免税輸入
・配偶者及び未成年の同伴子供について、労働許可証の免除
<福利厚生>
・着任時、帰任時の旅費の払い戻し
・引っ越し費用の払い戻し(上限金額有り)
・着任手当(契約期間が2年以上に限る)
・Welcome Office支援(ビザ取得支援、住居手配支援、仏語講座等)
・自己啓発のためのトレーニング、能力開発の機会あり
・カフェテリアあり
・コンシェルジュサービスあり(クリーニング、郵便など)
・スタッフつながりによるスポーツ、カルチャーアクティビティ
・銀行サービスあり
・ITERサイト駐車無料
・通勤バスあり(自家用車なしで通勤可能) - 休日休暇は
- ・週休2日制(土日休み)
・年間24日の有給休暇
・母国に帰省するための追加有給休暇付与(日本は6日) - どんな選考プロセスか
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1. ITER職員公募会員登録(プレエントリー)
2. 応募書類(英文のCV, Cover Letter)の作成
他提出書類(パスポートコピー、最終学歴の英文卒業証明書)準備
リファレンス準備
3. ITER日本国内機関による添削
(メールでのやりとり)
4. オンライン応募
(ITER機構ホームページから)
5. ITER日本国内機関からの推薦
(推薦後応募者へメール連絡)
6. 書類選考結果通知
(推薦後約4~6週間後、ITER機構より合否に関わらずメール連絡)
7. 面接試験
(結果通知から約2週間後、Teamsを利用したオンラインインタビュー)
8. 面接選考結果通知
(面接試験後約4~6週間後、ITER機構より合否に関わらずメール連絡)
※ITER機構のホームページより直接オンライン応募も可能ですが、ITER職員公募会員登録制度を利用し、添削支援を受けていただいたうえでのご応募をお勧めします。
※ITER職員公募会員特典:新規公募案内、応募書類添削、面接トレーニング(書類選考通過者に限る)、ITER職員公募関連イベント案内
掲載期間23/11/02~23/11/15
求人No.LFVDR-01