- なぜ募集しているのか
- 核融合エネルギーの実現には、ITERプロジェクトの成功、長期的な研究開発が必要であり、「核融合エネルギー開発を担う人材の継続的・安定的な育成/輩出」も大切な要素です。その人材育成の鍵となるのが「ITERプロジェクトでの日本人の活躍」です。
各参加国の職員枠は建設期の各極の調達分担割合に準じて設定されており、日本は100人以上の枠があります。
しかし、現在日本人職員数は約40名であり、他の国々の職員数に比べ約4%と低い割合です。
日本は国際的に大きな貢献が期待されいて、人材育成の観点からも日本人職員増員を望んでいます。 - どんな仕事か
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ITERの環境保全エンジニアとして、ITERが適用する環境規制の監視と更新を担当する。環境分析を行い、ITER関係者の活動において環境保全要件が考慮されるよう助言する。必要に応じて監査や検査を実施するほか、品質管理手順の開発にも貢献する。
- ITERプロジェクトに適用される環境保全に関する法規制要求事項の遵守、特定、順守
- フランス原子力安全当局の要求事項に基づき、環境上重要なコンポーネントの環境保全活動を調整・実施
- サーベイランス計画と報告書により正式化される環境検査と監査を通じた、現場での環境規制の実施監督
- 戦略および関連文書(環境保全手順書、指示書、報告書など)の提案、環境保全に関するマネジメント品質プロセスの開発
- ITER、国内機関及びITERサイトで作業する請負業者に対し、環境保全キャンペーン、研修、指示、環境保全調整会議への要請に応じて参加するなどの効果的な手段により、環境保全文化を普及させる
- 設計、建設、試運転のレビューに必要に応じて参加し、ITER部局の他のステークホルダーに環境保全配慮に関するガイダンスを提供する
- ISO14001に従った環境管理システムの開発と、継続的改善のための実施支援
- 環境保全に関するあらゆる文書について、原子力安全部門のサポート - 求められるスキルは
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必須 - 原子力または化学事業所での環境保全管理経験8年以上
- 環境工学、科学またはその他の工学の「修士号」または同等の学位
- 流暢な英語力(筆記および会話)
- 関連規制および要件、国内(仏語)、できれば国際的な環境保全基準および勧告の知識・経験
- プロセス文書、監査の実施、報告書の作成経験
- 原子力または化学作業現場での環境保全経験があれば尚可
- 組立、メンテナンス、除染、廃止措置など、現場での化学的活動に関する他のステークホルダーの支援および助言経験
- ASN、DREALまたはDIRECCTEとの連携があると有利
- 環境保全文化の創造と推進 - 雇用形態は
- 契約職員(任期付き正職員)
※基本5年間の任期で『更新制度』があります。 - どこで働くか
- 13067 Saint-Paul-lez-Durance France
風光明媚な「南フランス」です(マルセイユ空港から70kmほど) - 勤務時間は
- 8:30-17:30(週40時間、フレックスタイム制あり)
※テレワークの可能性あり(一定の条件下且つ業務上の必要性による) - 給与はどのくらい貰えるか
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手取り年俸 1200万円(月給100万円:税引き後手取り額)
※「Take home salary」といって『年間手取り額』です(医療/死亡/傷害保険、年金、内部税差し引き済)!
※給与は現地通貨(ユーロ)で支払われます。表示の日本円は(1ユーロ=155円の場合です)
※諸手当は別途支給されます(配偶者手当、扶養低当て、教育手当)。 - 待遇・福利厚生は
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ITERの福利厚生は日本からの移住にも手厚いです!
<保険・年金>
医療保険、死亡・障害保険、年金基金
※ITER機構独自の保険・年金システムです。
<ITER職員の特権・免除>
・所得税の免除
・家具や身の回り品の免税輸入
・配偶者及び未成年の同伴子供について、労働許可証の免除
<福利厚生>
・着任時・帰任時の旅費の払い戻し
・引っ越し費用の払い戻し(上限金額有り)
・着任手当(契約期間が2年以上に限る)
・Welcome Office支援(ビザ取得支援、住居手配支援、仏語講座等)
・自己啓発のためのトレーニング、能力開発の機会あり
・カフェテリアあり
・コンシェルジュサービスあり(クリーニング、郵便など)
・スタッフつながりによるスポーツ、カルチャーアクティビティ
・銀行サービスあり
・ITERサイト駐車無料
・通勤バスあり(自家用車なしで通勤可能) - 休日休暇は
- ・週休2日制(土日休み)
・年間24日の有給休暇
・母国に帰省するための追加有給休暇付与(日本は6日) - どんな選考プロセスか
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1. ITER職員公募会員登録(プレエントリー)
2. 応募書類(英文のCV, Cover Letter)の作成
他提出書類(パスポートコピー、最終学歴の英文卒業証明書)準備
リファレンス準備
3. ITER日本国内機関による添削
(メールでのやりとり)
4. オンライン応募
(ITER機構ホームページから)
5. ITER日本国内機関からの推薦
(推薦後応募者へメール連絡)
6. 書類選考結果通知
(推薦後約4~6週間後、ITER機構より合否に関わらずメール連絡)
7. 面接試験
(結果通知から約2週間後、Teamsを利用したオンラインインタビュー)
8. 面接選考結果通知
(面接試験後約4~6週間後、ITER機構より合否に関わらずメール連絡)
※ITER機構のホームページより直接オンライン応募も可能ですが、ITER職員公募会員登録制度を利用し、添削支援を受けていただいたうえでのご応募をお勧めします。
※ITER職員公募会員特典:新規公募案内、応募書類添削、面接トレーニング(書類選考通過者に限る)、ITER職員公募関連イベント案内
掲載期間23/11/02~23/11/15
求人No.LFVDR-02