- どんな仕事か
-
<PT2310>次世代電気駆動ユニットにおける評価/実験研究(EV/PHEV領域)
【業務内容】
電気駆動システム開発において、モデルベースに基づく性能検証と実機によるモータ信頼性評価/機能検証などの業務に従事いただきます。
【詳細】
担当する機能や性能に関して次に示す業務に当たっていただきます。
開発初期の実機がないタイミングではモデルベースによる性能予測/検証を行い、机上検討の段階で目標未達を見つけ出して設計プロセスへフィードバックして前倒しの潰みを行う。実機立ち上げ後は実機を用いた評価/検証を行い、目標達成していることを確認する。モデルと実機のコリレーションをとり、モデルベース開発の精度を向上させて次の開発につなげる。将来的に開発の上工程である商品企画において、モデルベースによる性能予測に基づいた商品仕様やシステム構成、システム機能配分の提案に従事頂くことも視野に含めています。
【ポジションの特徴】
■同社では評価/検証業務を敢えて「実研」と呼んでおります。実験と研究の両面を併せ持つ業務であることに由来しています。車両開発が始まると開発部門に対して車両目標が提示されます。この車両目標には出力や重量などの純粋な物理量の他に、お客様が五感で感じる加速のスムーズさや心地よい動作音などのように定量化が難しい項目も含まれています。実研は車両目標を満たすためのユニットの目標や性能をモデルベースを用いて検証して具体化定量化します。ときには車両目標とユニットの目標性能の関係性を技術開発を通して具体化定量化することもあります。定量化したユニット目標性能を設計に要求事項として提示をします。そしてユニットが完成したら目標性能を満たしているか、そのユニットの目標性能よって車両目標を達成できているかを確認します。それと同時に実際の車両やユニットの振る舞いとモデルベースの挙動に差がある場合はモデルベースにフィードバックして精度を上げていきます。
■ひと昔前の実研はユニットや車両が完成した後の工程が主な担当領域でしたが、モデルベース開発を導入したことにより開発の上工程にシフトしていき現在では開発の広い範囲に携わるようになりました。開発の早い段階でのモデルベース予測により、確かな商品性、品質の作りこみや、後工程での手戻り抑制につながるの - 求められるスキルは
-
必須 【必須スキル】
以下いずれかに該当する方
■モータやインバータの単体ユニットまたはシステムでの評価/機能検証/品質保証のご経験
■電気工学系(電磁設計/電気回路設計/パワーエレクトロニクス/制御など)の高専・大学卒以上もしくは同等の基礎知識をお持ちの方
※入社後に自動車製品の知識を深めて頂ける環境はございますので業界未経験の方も歓迎しております。
【採用背景】
これまではマツダから仕様書を提示して、それ以降のユニット開発の設計製作評価はサプライヤに依頼していましたが、今後多くの車種に対して電駆開発を行っている中で、コスト低減や開発効率向上を図っていく必要がございます。そのためサプライヤ領域の開発プロセスの手の内化を進めております。よって従来の仕様書提示型の他に自ら設計して製作してもらう/自ら設計製作評価を行うなどあらゆる選択肢に対応できることを目指す必要があると考えています。 - 雇用形態は
- 正社員
- どこで働くか
- 広島県
- 給与はどのくらい貰えるか
- 400~900万円
掲載期間24/09/27~24/10/10
求人No.MYN-10262266