- どんな仕事か
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【仕事内容】
キヤノンの開発者は、新入社員の頃から発明発掘と特許提案が求められているため、開発者と知財担当者が日々コミュニケーションを取り、新規アイデアの相談や特許出願戦略について話し合える環境です。このため、知財業務を企業で行いやすい環境にあるのが、メリットの1つです。
企業の知財マンとして働くことの面白さは、
・事業を守るために特許戦略を自分で考え実践できること
・特許権を使って他社と技術論争したり、ライセンス交渉をし、取得した特許権がどのように使われるのかを感じることができること
にあると思います。
キヤノンは、BtoC製品も多いため、競合会社とのライセンス交渉も非常に多い会社の1つです。そして、日本を代表する特許に力を入れている企業であることから、海外の競合企業とも交渉することも多くあります。また、グローバルに特許権を取得するために、キヤノンは、日米欧中にそれぞれの現地法人に知財部門を設置しており、キヤノン株式会社の知財担当者が海外赴任し、現地での権利化業務に携わることもできます。
キヤノンは世界的にも高い知財力を有しているため世界各国の特許庁幹部とのコネクションを持っており、毎年意見交換をし、キヤノンの意見発信を行っています。そして、キヤノンの知的財産法務本部からは、日本特許庁、経済産業省、内閣府知財戦略推進事務局、外務省、日本知的財産保護協会、知的財産研究教育財団などに出向者を出し、人財育成にも力を入れています。
月平均時間外労働は20時間程度、有給取得率は85%以上で、働きやすい環境整備も進めています。
【技術分野(勤務地)】
・デジタルカメラや映像制作用ビデオカメラ、監視用カメラなどの多様な映像機器関連技術(川崎)
・自由視点映像やMR(複合現実)、車両運転支援向けセンシングなど、スマート社会に貢献する次世代イメージング技術(川崎)
・イメージセンサ、有機ELディスプレイなどに代表される半導体デバイスの光学技術、材料技術、製造プロセス技術(川崎)
・X線撮影装置関連技術や眼科用撮影装置などの医療用診断機器、ITヘルスケア分野、体外診断技術などの医療機器技術(川崎)
・無線通信分野や映像符号化分野における国際標準技術、機械学習を活用した画像解析技術(川崎)
- 求められるスキルは
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必須 【求める経験など】
新しい技術に興味をもち、開発者とコミュニケーションをとりながら業務を行う必要があります。
電気・情報・機械・制御・物理・化学分野の技術者であることが望ましいですが、知財業務の経験がある場合は、技術専攻でなくても構いません。
なお、外国出願の権利化も業務の1つになるため、読み書きできる程度の英語力が必要になります。 - 雇用形態は
- 正社員
- どこで働くか
- 神奈川県
- 給与はどのくらい貰えるか
- 400~870万円
掲載期間24/10/25~24/11/14
求人No.MYN-10381732