- どんな仕事か
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ロバストな量子計算を実現するために、量子エラー訂正などの主要な誤り耐性量子計算(Fault-Tolerant Quantum Computing, FTQC)や、その実用化に向けた量子アルゴリズムなどの関連技術の探索的な研究を推進しています。また、量子シミュレータや量子コンピュータ実機を用いて、考案したFTQC技術や量子アルゴリズムの実現可能性を世界に先駆けて検証しています。
【個人に期待する役割やミッション】
研究員として、海外研を含む社内の他部署や社外の研究機関などと連携して、FTQCや関連する量子アルゴリズムの研究を行い、将来のロバスト量子計算の実現に向けた技術を創出していただきます。研究成果は国際会議や論文などで積極的に発表して富士通のプレゼンスを世界にアピールするとともに、必要に応じて特許出願を行い知財戦略に貢献することを期待します。
【仕事の魅力・やりがい】
量子デバイス技術の発展によって、量子コンピュータの開発競争が世界的に過熱しています。富士通研究所は、これまでに培ってきた高性能コンピューティング技術を活用するとともに、世界中の様々な研究機関との共同研究を積極的に推進することで、量子コンピューティング技術における世界一の研究を目指します。実現すれば世界を変え得る革新的な技術の研究に、長期的かつ広範な視野で取り組むことは、技術者として大きな挑戦であり、やりがいのある仕事であると考えています。 - 求められるスキルは
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必須 【必須経験・スキル】
▽以下3項目の経験必須
■量子コンピューティングでの理論的/実験的な研究の経験
■3年以上のソフトウェア開発経験(Python、C/C++など)
■量子コンピューティング関連の国際学会発表もしくは原著論文の論文誌掲載の実績を有する
【歓迎経験・スキル】
■海外の研究機関との共同研究やビジネス経験
■情報理論や符号理論の専門知識
■コンピュータ技術に関する専門知識
【語学力】
■語学力:ビジネス会話レベル
■日本語レベル:ネイティブレベルを希望 - 雇用形態は
- 正社員
- どこで働くか
- 神奈川県
- 給与はどのくらい貰えるか
- 620~1200万円
掲載期間24/11/15~24/11/28
求人No.MYN-10352615