- どんな仕事か
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金属材料の腐食・防食に関する研究開発/藤沢事業所/C3049
【業務内容】
荏原の各事業体の既存事業、将来の事業を支えるための材料に関する研究開発業務を行う。特に、流体機械の材料に関する防食技術の評価や開発を行う。例えば、脱炭素実現へ向けた取り組みとして進めている地熱発電向けタービン材料の評価、開発など。ラボスケールの高温腐食試験により、耐食性に対する材料組成や応力などの影響因子を調査し、材料選定を行う。将来的には得られた知見からデータ科学的な手法(MI:Materials Informatics)を活用した材料開発を行い、事業部要求を満たす耐食材料を提供する。一連の開発で得られた知見、腐食・防食メカニズムについては、特許出願、国内外の学会発表および学術誌への論文投稿を実施する。
【募集部門について】
技術・知的財産統括部 基盤技術研究部 材料・生産技術研究課
【募集背景】
インフラ事業、エネルギー事業、建築・産業事業、精密電子事業や環境事業など既存事業だけでなく、新事業開拓も進んできており、荏原グループ内の材料に関連する研究開発ニーズが多様化している。そのような中、将来、腐食防食分野の中核人材として期待していた社員が退職し、腐食防食分野を専門とする研究人材の補充が急務となっている。
【キャリアステップイメージ】
原則コーポレートの研究部門で、荏原グループ全体の材料、特に防食技術分野に関する研究ニーズを広く把握し、状況に応じた研究テーマを立案・実行する役割を期待している。入社後の数年間は、実際の腐食現象を体験してもらうため、実験含め手を動かしてもらいたい。ある程度、現象を理解できてきたら、構内協力会社に作業を依頼するなど、研究開発テーマの計画などの割合を増やしていく。本人希望や事業部との連携強化を目的に一時的に事業部にローテーションして事業を経験してもらう可能性もある。
現在は転居を伴う異動の可能性は低いが、研究テーマや研究フェーズによって学会発表や現地試験などで短~中期の出張可能性はある。
【当部門の役割・業務概要・魅力】
荏原グループ全体の材料に関連する技術課題解決のために多様な研究開発を担当する部門です。機械メーカにおける材料の部門として、ポンプやコンプレサーのような風水力機器、焼却炉向 - 求められるスキルは
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必須 □必須要件
・電気化学的手法を用いた材料評価の知識や経験
□歓迎要件
・金属材料の、水溶液中の腐食試験もしくは高温環境での腐食試験の実務経験
・化学物質を扱う実験実務経験
・専門分野以外の材料工学系全般に関する課題解決や技術調査に取り組む意欲
・材料工学系の専門知識を持たない人とも知識や情報を共有できるコミュニケーション能力
・磁性材料や超電導材料の開発、評価に関する知識や経験
・データ科学や数値解析の知識や経験
・プログラム言語を扱う知識あるいは経験
・各種化学分析装置の使用経験
□求める人物像
・金属材料分野を専門に持ちながら、専門外の分野との複合領域の課題にも意欲的かつ自律的に取り組み、自身の知識や能力を伸ばしていける方
・好奇心や想像力を持って、『出来ることだけやる』のではなく『やるべきことを実現する』ために行動できる方
□使用アプリケーション・資格
特になし
□学歴
大学卒以上
□語学
TOEIC600点以上を歓迎するが選考では不問
業務での英語使用…メール【まれにある】/資料・文書読解【頻繁にある】/電話会議・商談【まれにある】/駐在【まれにある】
技術論文からの情報収集、グループ会社との会議、国際会議での発表に必要
その他言語…特になし - 雇用形態は
- 正社員
- どこで働くか
- 神奈川県
- 給与はどのくらい貰えるか
- 480~740万円
掲載期間24/11/15~24/11/28
求人No.MYN-10280183