- どんな仕事か
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【配属部署の担う役割】
上下水道施設の老朽化が進む中、施設更新事業を発注する地方公共団体では技術職員現象などの理由から、発注方式が従来の仕様発注から性能発注となるPPP/PFI方式(DB/DBO等)による発注が増加している。
当部門の役割は、社内外のリソースを活用したソリューション提案によりDB/DBO案件等を受注し、事業拡大と上下水道事業の運営基盤強化に貢献することである。
【具体的な仕事内容】
・DB/DBO案件の入札時(プロポーザル等)における提案書作成業務の内、施設配置検討や施工計画立案業務。
・複数の案件が同時進行しているが、各案件における土木建築関係の検討を行う。
・現在土木建築担当者が不在なため、入社直後から案件担当者として業務にあたってもらう。
【仕事の進め方など】
(1) 実際に案件が公告される前より、案件の特徴を検討し、応札する案件を見極める。この際にも土木建築に関する目利きが必要となる。
(2) 応札する案件を決定した後は、異業種(ゼネコンや電気メーカー、設計会社等)とコンソーシアムを結成する。ゼネコンを選ぶ際にも目利きが必要となる。応札を決めた段階で部内において担当者を決定するため、チームとして業務を進めることとなる。
(3) 公告後には要求水準書などの発注資料に基づき施設配置および水位高低を検討する。この際、土木建築設備のコストや施工性などを考慮する必要がある。
(4) 作成した施設配置計画を基に設計会社やゼネコンが土木建築設備の具体的な設計を行う。現状では(3)での検討が不十分であり、手戻りが発生している。
(5) 確定した土木建築図面に機械設備・電気設備を配置し、機器搬入等に必要な躯体への開口を検討する。
(6) 工期短縮のため、ゼネコン・電気メーカーと施工計画を立案し、提案書を作成する。
※(1)から提案書提出までの期間は1年間程度である。
※接点の多い部署は社内ではなくコンソーシアムメンバーのゼネコンや電気メーカーとなる。 - 求められるスキルは
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必須 【歓迎】
・土木施工管理技士・技術士・建築士
【語学】
・基礎会話レベル以上
【入社後のキャリアパス】
・ローテーションは想定していないが、土木建築分野の業務に加えて機械設備分野の業務を兼任する可能性もある。
・事業規模拡大に伴い、土木建築担当のリーダーとして人材育成を担っていただきたい。
【現在の課題とめざす姿】
当社は機械メーカーとしてゼネコンや電気メーカー等とコンソーシアムを組成してDB/DBO案件に取組んでいる。DB/DBO案件は性能発注であるため、機械メーカーとしての最適化のみならず、土木建築設備や電気設備を含む全体最適を追求する必要がある。
全体最適設計および施工計画立案においては、機械設備の知見のみでなく、土木建築設備の知見を有する人材が必要であるが、現状では専任の担当者がおらず、採用が必要である。また、ゼネコンと共同で施工計画を立案するため、土木建築工事の知見のみでなく、機械設備工事の知識が必要となる。
【ポジションのやりがいや魅力】
・SDGsに直結する業務であり、自分の知見やアイデアを存分に反映することができることにやりがいを感じることができる。
・水処理技術の習得が可能である。 - 雇用形態は
- 正社員
- どこで働くか
- 東京都
- 給与はどのくらい貰えるか
- 450~1100万円
掲載期間24/11/15~24/11/28
求人No.MYN-10217665