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社会課題に挑む求人特集|気候変動

次世代エネルギーで、気候変動に挑む。エネルギー関連企業の求人特集

掲載日:2024/08/30更新日:2024/09/06
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気温上昇、森林火災、暴風雨の激化……気候変動は私たちにとって重要な課題となっている。そういった中、注目されているのが「次世代エネルギー」だ。今回は、太陽光・バイオマス・風力などに代表される「次世代エネルギー」を通じて気候変動に立ち向かう企業を、求人と共に紹介する。

深刻化する「気候変動」

平均気温35度超えの猛暑日が続き、各地で記録的な豪雨が発生した2024年の夏。こういった異常気象を引き起こす要因の一つとして挙げられているのが「気候変動」だ。SDGs(*1)では目標13に「気候変動の具体的な対策」が掲げられ、私たちにとって身近で重要な課題になっていることが分かる。また国際連合によると、気候変動が引き起こす大気汚染や病気などが要因となり毎年約1,300万人の命が奪われているというデータも(*2)。

今後、いかに気候変動に挑むか。対策の一つとして世界で注目されているのが、次世代エネルギーだ。化石燃料とは異なり、二酸化炭素を排出しない・もしくは排出量が少ないことが特徴とされ、太陽光・バイオマス・風力・水力・水素エネルギー・燃料アンモニアなど多様なエネルギーが存在している。次世代エネルギーで気候変動に挑む各社の概要と共に、求人を見ていこう。

掲載企業一覧

・パワーエックス
・JERA
・コスモエコパワー(コスモエネルギーグループ)
・本田技研工業
・チャレナジー
・ホクエナジー

パワーエックス

再生可能エネルギーの爆発的な普及を目指し、「溜める」「運ぶ」「使う」を総合的にデザイン。用途に合わせた蓄電池製品の開発、自社工場での製造~販売までを一気通貫して行なう「蓄電池事業」においては、国内最大級となる、年間最大5GWhの生産規模の工場を岡山県玉野市に建設。また、風力発電や太陽光発電といった自然エネルギーを蓄電池に貯め、船舶で運ぶ「電気運搬船事業」では、現在、第一号船の建造を進めており、2026年出航予定。そのほか、EV車向けに再生可能エネルギーでの充電を可能とする「EVチャージステーション事業」を手掛けている。

JERA

東京電力と中部電力が2015年に設立し、国内外での電力発電やガス販売、LNG(液化天然ガス)の調達・トレーディングなど、エネルギー供給における一連のバリューチェーンを担うJERA。「世界のエネルギー問題に、最先端のソリューションを提供する」をミッションに掲げ、水素・アンモニアを活用した火力発電と再生可能エネルギーを組み合わせ、安定供給を確保しながら中長期的に脱炭素化を実現することを目指す。

コスモエコパワー(コスモエネルギーグループ)

コスモエネルギーグループの一員であるコスモエコパワーは、日本初の風力発電専門企業として日本全国で風力発電事業に取り組む。発電所の立地地点の選定から建設、その後の運転保守まで携わり、国内で140基以上、設備容量30万kWを超える風車の運営を行なう。発電した電気は地域の電力会社を通じ、エネルギーを必要とする人々の元へと届けられる。

本田技研工業

四輪、二輪、パワープロダクツと幅広い事業を展開してきたHonda。コア技術である燃料電池システムを様々なアプリケーションに搭載・活用することにより、水素を「つかう」領域で社会のカーボンニュートラルの実現を目指す。今回募集するのは「水素・燃料電池」の新規事業化に向け、魅力ある新サービス・商品の企画構築、及び燃料電システム販売に向けた技術営業を担うポジション。燃料電池システムをトラック、定置電源、建設機械をはじめとした多くの産業・商材に適合させることが求められる。

チャレナジー

世界で初めて「マグナス式風力発電機」を実用化したスタートアップ。マグナス式風力発電機は、過酷な環境でも安定的にエネルギーを生み出し、これまで風力エネルギーを活かしきれなかった地域や未電化地域などに、地産地消の再生可能エネルギーという新たな選択肢を提供することができる。脱炭素という世界的な課題に対し、マグナス式風力発電機の更なる大型化の開発を通じて、安心安全なエネルギーの供給を目指す。

ホクエナジー

再生可能エネルギーとクリーン燃料の企業であるホクエナジー(英国親会社)の日本法人。様々な産業用途向けに、グリーン水素とアンモニアのサプライチェーンをグローバルに展開している。ホクエナジーは再生可能エネルギー分野における先駆者として、持続可能なエネルギーソリューションに水素技術を活用するというコミットメントを掲げ、世界のエネルギー供給、流通、利用方法を再定義する革新的なアプローチの開拓に取り組んでいる。

(*1)SDGs…Sustainable Development Goalsの略
関連記事はこちら>>>https://en-ambi.com/featured/455/

(*2)気候変動の影響|国際連合
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/climate_change_un/climate_change_effects/

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