掲載期間25/12/03~25/12/16 求人No.LFVDR-54

Mechanical Engineer, Divertor IO1153 (8227)

プラントエンジニアリング

ITER機構
年収950万円~1249万円
新規事業・新サービス英語力が必要土日祝休み年収600万以上育児支援制度
募集情報
なぜ募集しているのか
核融合エネルギーの実現には、ITERプロジェクトの成功、長期的な研究開発が必要であり、「核融合エネルギー開発を担う人材の継続的・安定的な育成/輩出」も大切な要素です。その人材育成の鍵となるのが「ITERプロジェクトでの日本人の活躍」です。
各参加国の職員枠は建設期の各極の調達分担割合に準じて設定されており、日本は100人以上の枠があります。
しかし、現在日本人職員数は約50名であり、他の国々の職員数に比べ約5%と低い割合です。
日本は国際的に大きな貢献が期待されいて、人材育成の観点からも日本人職員増員を望んでいます。
どんな仕事か
・ダイバータ活動範囲の調達契約の履行。
・有限要素法を用いたダイバータ部品の応力解析、構造コードに従った強度評価、技術レポートの作成。
・機器の調達、製造、認定、テストに必要な技術文書の作成、関連する入札準備、必要に応じた文書更新。
・認定テストや最終受入テスト (FAT) などの活動範囲にわたって製造を追跡します。
・担当範囲設計のための入力データの収集および検証、外部の設計請負業者が作成された成果物の確認。

■ 配属部門について:
ESD(Engineering Support Division)は、ITERプロジェクトの成功に必要な技術リソースやサービスを提供のための部門。
FTIC部門は、重要な核融合・計測制御(I&C)システムに関する設計、解析、ライフサイクル管理の分野で、ITERプロジェクトに技術支援を行う。

求められるスキルは
必須 機械工学の実務経験、特に超高真空(UHV)環境で使用される機器に関する経験があれば望ましい。

応力解析:FEMを用いて、指定された荷重条件下で複雑なシステムの熱解析および構造解析の経験。

設計基準に基づき機器を評価し、解析結果および補助的な手計算を活用した設計改善経験。

プラズマ対向機器/システムの機械工学:機械部品やシステムインターフェースの仕様策定、設計、試験、設置、保守の経験。

設計説明書、インターフェース管理文書、調達仕様書、試験手順書などの技術文書の作成経験。

製造フォロー:機械部品の製造工程をフォローした経験、および機械加工技術に関する基礎知識。

CADによる3Dモデルおよび2D図面の理解や使用経験。

効率、品質、生産性向上のため、プロセスやシステムへの改善提案ができること。

品質マネジメントシステム(QMS):担当分野に適用される関連手順を遵守し、適切に運用できること。

学歴・言語条件:
機械工学または関連分野の「修士号」または同等の学位(学位は、同様の職務経験や関連分野の追加研修・資格によって代替可能)。
英語:流暢(スピーキングとライティング)。
歓迎 規格と基準:業界、専門分野、または職務特有の規格、基準、法令を理解し、適切に適用して、製品、サービス、プロセスが要求事項および法的枠組みに適合するよう担保できること。

ソフトウェア:有限要素解析(FEA)ソフトウェア(ANSYS、NASTRAN、ABAQUS など同等ツール)の使用経験。

調達および契約管理:技術仕様書の作成とレビュー、調達戦略の立案、契約交渉、関連規程や調達方針の遵守の確保に関する経験。

材料接合および非破壊検査(NDT)技術の経験。

組織対応力:複雑な方針・プロセス・人間関係の中で柔軟に対応できる力。

業務プロセス最適化:最継続的改善を意識した効率的な業務遂行能力。

雇用形態は
契約社員(任期付正職員)
※基本5年間の任期で『更新制度』があります。
どこで働くか
13067 Saint-Paul-lez-Durance France
風光明媚な「南フランス」です(マルセイユ空港から70kmほど)
勤務時間は
8:30-17:30(週40時間勤務)
※テレワークの可能性あり(一定の条件下且つ業務上の必要性による)
給与はどのくらい貰えるか
手取り年俸 959万円~1209万円(月給79万円~100万円・税引き後手取り額)
※「Take home salary」といって『年間手取り額』です(医療/死亡/傷害保険、年金、内部税差し引き済)!
※給与は現地通貨(ユーロ)で支払われます。表示の日本円は(1ユーロ=173円の場合です)
※諸手当は別途支給されます(配偶者手当、扶養低当て、教育手当)。
待遇・福利厚生は
ITER機構の福利厚生は日本からの移住にも手厚いです!

<保険・年金>
医療保険、死亡・障害保険、年金基金
※ITER機構独自の保険・年金システムです。

<ITER職員の特権・免除>
・所得税の免除
・家具や身の回り品の免税輸入
・配偶者及び未成年の同伴子供について、労働許可証の免除

<福利厚生>
・着任時、帰任時の旅費の払い戻し
・引っ越し費用の払い戻し(上限金額有り)
・着任手当(契約期間が2年以上に限る)
・Welcome Office支援(ビザ取得支援、住居手配支援、仏語講座等)
・自己啓発のためのトレーニング、能力開発の機会あり
・カフェテリアあり
・コンシェルジュサービスあり(クリーニング、郵便など)
・スタッフつながりによるスポーツ、カルチャーアクティビティ
・銀行サービスあり
・ITERサイト駐車無料
・通勤バスあり(自家用車なしで通勤可能)
休日休暇は
・週休2日制(土日休み)
・年間24日の有給休暇
・母国に帰省するための追加有給休暇付与(日本は6日)
どんな選考プロセスか
1. ITER職員公募会員登録(プレエントリー)

2. 応募書類(英文のCV, Cover Letter)の作成
  他提出書類(パスポートコピー、最終学歴の英文卒業証明書)準備
 リファレンス準備

3. ITER日本国内機関による添削
(メールでのやりとり)

4. オンライン応募
(ITER機構ホームページから)

5. ITER日本国内機関からの推薦
(推薦後応募者へメール連絡)

6. 書類選考結果通知
(推薦後約4~6週間後、ITER機構より合否に関わらずメール連絡)

7. 面接試験
(結果通知から約2週間後、Teamsを利用したオンラインインタビュー)

8. 面接選考結果通知
(面接試験後約4~6週間後、ITER機構より合否に関わらずメール連絡)

※ITER機構のホームページより直接オンライン応募も可能ですが、ITER職員公募会員登録制度を利用し、添削支援を受けていただいたうえでのご応募をお勧めします。
※ITER職員公募会員特典:新規公募案内、応募書類添削、面接トレーニング(書類選考通過者に限る)、ITER職員公募関連イベント案内
会社概要
ITER機構
事業内容・
会社の特長
ITERプロジェクトは、平和目的のための核融合エネルギーが科学技術的に成立することを実証するために、人類初の核融合実験炉を実現しようとする超大型国際プロジェクトです。

多国間の国際約束であるイーター国際核融合エネルギー機構設立協定により独自の法人格を有する国際機関であるイーター機構が設立され、同機構が核融合実験炉「イーター」を建設、運転することとなりました。現在、フランスのサン・ポール・レデュランスにイーターを建設・組立中です。

参加極は日本、EU、米国、韓国、中国、ロシア、インドで、2007年10月にイーター設立協定は発効しました。

「ITER」はラテン語で「道」という意味を持ち、核融合実用化への道・地球のための国際協力への道という願いが込められています。

問い合わせ窓口(ITER日本国内機関窓口)
jada-recruiting@qst.go.jp
設立
2007年10月24日
資本金
-
従業員数
1,099名(2023年8月時点)
事業所
ITER機構
〒13067 St. Paul-lez-Durance (France)
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