- なぜ募集しているのか
- 核融合エネルギーの実現には、ITERプロジェクトの成功、長期的な研究開発が必要であり、「核融合エネルギー開発を担う人材の継続的・安定的な育成/輩出」も大切な要素です。その人材育成の鍵となるのが「ITERプロジェクトでの日本人の活躍」です。
各参加国の職員枠は建設期の各極の調達分担割合に準じて設定されており、日本は100人以上の枠があります。
しかし、現在日本人職員数は約40名であり、他の国々の職員数に比べ約4%と低い割合です。
日本は国際的に大きな貢献が期待されいて、人材育成の観点からも日本人職員増員を望んでいます。 - どんな仕事か
-
- 人事部(HR)のタレントマネジメントオフィサーとして、進化するプロジェクト組織構造の中で、ITER機構(IO)の規則と規定に則り、内部流動性スキームおよび関連するすべてのツールや文書の開発、維持、調整、実施、監視を行っていただきます。
- 年間採用計画の実行と契約更新を含め、IOの人材確保戦略と方針の実施に貢献する。
- 人材配置、契約更新、職務内容の見直しに関する問題を予測するため、関係者とのインターフェースを管理し、連絡を取り合う。
- ITERプロジェクトの進化するニーズに合わせた社内流動性文化の発展を促進する。
- ITパートナーや他の人事チームメンバーのサポートを受けながら、人事情報システム(IS)の近代化に貢献し、ベストプラクティスの導入やマネージャーのサポートを行う。
- 求められるスキルは
-
必須 - 民間企業または官公庁での人事分野における5年以上のタレントマネジメント業務経験。
- 経営学、人事、その他関連分野の「修士号」または同等の学位(相当な経験があれば学歴条件を免状されます)。
- 英語:流暢(スピーキングとライティング)。
- 人事領域における活動の調整、スタッフのコーチングとトレーニング。
- ライティングスキル:組織内通達やポリシーなど、専門領域における技術文書(ガイドライン、通達など)の作成およびレビュー。
- 雇用規則と雇用条件:適用される法的要件を理解・策定し、コミュニケーションを図り、遵守を徹底する能力。
- 問題解決: 問題の根本原因を分析、判断し、関係者と対話しながら、人事の専門技術に基づく解決策を見つけ、実行する能力。
- スケジュール管理:職員契約管理に関するプロジェクト活動の策定、監視、実行、管理経験。
- 変更管理:ビジネス変更の特定、開発、実施、管理する能力。
- 組織内コミュニケーションと関係者管理:効果的なコミュニケーションを通じて良好な職場環境を促進する能力。
- 情報システム:HRIS、SAPおよび/またはSuccessFactorsを含むISツールの知識、定義および実装経験。 - 雇用形態は
- 契約社員(任期付正職員)
※基本5年間の任期で『更新制度』があります。 - どこで働くか
- 13067 Saint-Paul-lez-Durance France
風光明媚な「南フランス」です(マルセイユ空港から70kmほど) - 勤務時間は
- 8:30-17:30(週40時間、フレックスタイム制あり)
※テレワークの可能性あり(一定の条件下且つ業務上の必要性による) - 給与はどのくらい貰えるか
-
手取り年俸 1012万円(月給84万円・税引き後手取り額)
※「Take home salary」といって『年間手取り額』です(医療/死亡/傷害保険、年金、内部税差し引き済)!
※給与は現地通貨(ユーロ)で支払われます。表示の日本円は(1ユーロ=156円の場合です)
※諸手当は別途支給されます(配偶者手当、扶養低当て、教育手当)。 - 待遇・福利厚生は
-
ITER機構の福利厚生は日本からの移住にも手厚いです!
<保険・年金>
医療保険、死亡・障害保険、年金基金
※ITER機構独自の保険・年金システムです。
<ITER職員の特権・免除>
・所得税の免除
・家具や身の回り品の免税輸入
・配偶者及び未成年の同伴子供について、労働許可証の免除
<福利厚生>
・着任時、帰任時の旅費の払い戻し
・引っ越し費用の払い戻し(上限金額有り)
・着任手当(契約期間が2年以上に限る)
・Welcome Office支援(ビザ取得支援、住居手配支援、仏語講座等)
・自己啓発のためのトレーニング、能力開発の機会あり
・カフェテリアあり
・コンシェルジュサービスあり(クリーニング、郵便など)
・スタッフつながりによるスポーツ、カルチャーアクティビティ
・銀行サービスあり
・ITERサイト駐車無料
・通勤バスあり(自家用車なしで通勤可能) - 休日休暇は
- ・週休2日制(土日休み)
・年間24日の有給休暇
・母国に帰省するための追加有給休暇付与(日本は6日) - どんな選考プロセスか
-
1. ITER職員公募会員登録(プレエントリー)
2. 応募書類(英文のCV, Cover Letter)の作成
他提出書類(パスポートコピー、最終学歴の英文卒業証明書)準備
リファレンス準備
3. ITER日本国内機関による添削
(メールでのやりとり)
4. オンライン応募
(ITER機構ホームページから)
5. ITER日本国内機関からの推薦
(推薦後応募者へメール連絡)
6. 書類選考結果通知
(推薦後約4~6週間後、ITER機構より合否に関わらずメール連絡)
7. 面接試験
(結果通知から約2週間後、Teamsを利用したオンラインインタビュー)
8. 面接選考結果通知
(面接試験後約4~6週間後、ITER機構より合否に関わらずメール連絡)
※ITER機構のホームページより直接オンライン応募も可能ですが、ITER職員公募会員登録制度を利用し、添削支援を受けていただいたうえでのご応募をお勧めします。
※ITER職員公募会員特典:新規公募案内、応募書類添削、面接トレーニング(書類選考通過者に限る)、ITER職員公募関連イベント案内
掲載期間24/01/10~24/01/23
求人No.LFVDR-06