時代に応じて急速な進化を遂げてきた「コンビニ」という業態。たとえば、ATM、宅配便の受け取り、イートインスペースなど。そして現在進んでいるのがテクノロジーとの融合。無人レジやAIによる発注システムもそのひとつ。今、次なる進化を担う人材が求められている。
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コンビニ業界が、さらなる進化を遂げようとしている。特に進んでいるのが、AI、IoT、ロボティックスなどテクノロジーなどの活用。各工程の効率化と同時に、人々の生活をより豊かにしていくようなサービス拡充が期待される。
たとえば、レジの会計において「無人レジ」の導入が進む。これは、商品の入ったカゴを専用レジに置くだけで会計から袋詰めまで自動で済ませることができるというもの。ローソンがすでに実証実験を開始しており、業界全体としても近いうちに導入を進めていく方針を発表した。
また業界全体のおいて、AIを活用した発注システムの導入も進む。商品の発注・陳列の面でも効率化が狙いだ。販売実績や天候などからAIが売れ行きを予測。タブレット端末で必要な発注数を提案してくれるというもの。店員は販売実績のチェックなどの手間を軽減させることが可能。"次世代のコンビニ”がカタチになる日も近い。
こうしたなか、コンビニ業界において各社「新たな仕組みづくり」を担える人材獲得でも競争を繰り広げている。
たとえば、実際の求人掲載があったのが大手コンビニのテクノロジーによる仕組みづくりを担う戦略子会社での募集。職種は「UX/ソリューションデザイナー」だ。聞きなれない職種だが、ミッションは店舗・物流など店舗オペレーションにおける効率化、顧客満足度の向上と読み取れる。テクノロジーを活用した仕組み・サービスづくりを、企画からデザイン、実施まで一貫して担っていく。
その他、別の大手コンビニチェーンでは各業務部門における業務改革推進担当の募集もあった。各業務部門から収集したデータより課題を抽出。解決に向けた施策を提案・実行していく。
これらの求人において注目したいのが「コンビニ業界における経験が必ずしも必要とされていない」ということ。異業界で培った経験やスキルが活かせるステージが用意されている。ぜひ求人をチェックしてみてほしい。
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