総務として経験値を高めたい。そう考えた時、「成長・ベンチャー企業」はひとつの選択肢と言っていいだろう。たとえば、急激な社員増に伴う社内制度構築、オフィス増床・移転、上場に向けた準備などに携わるチャンスも。実際の求人と併せて、総務としてベンチャー企業で働くメリット&注意点について見ていこう。
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ベンチャー企業で働く「総務」は、その役割・活躍により大きな期待が寄せられるといっていいだろう。当然、その企業の成長フェーズによって業務内容は異なるが、ハイレイヤーなミッションに挑戦できる可能性が高い。
たとえば、それまで代表取締役や役員など上位役職者が担っていたファシリティマネジメントを、新たに総務が担っていくケースもある。いかに会社が有している資産・リソースを有効活用できるか。同時にコストを抑えていけるか。経営にインパクトがあるからこそ、経営陣とのやり取りも密になっていく。そこでの要望に応え、日々提案していく機会もあるはずだ。
また、中途・新卒共に人材採用を強化している場合、社員の受け入れ・研修手配などを担うケースがある。社員が最大限のパフォーマンスが発揮できるよう、福利厚生など社内制度の見直し・導入提案も行なっていく。常に新たなミッションと向き合い、達成していくといった醍醐味も感じられそうだ。
さらにもうひとつ。上場を目指しているベンチャー、上場まもない企業の求人募集を見受けることができた。取締役会・株主総会における企画提案・運営、ファシリテーションなどの経験が積めるフィールドを探してみるのもいいだろう。
現在、「総務 × ベンチャー」での求人募集を見たとき、多く見られるのが、Web・インターネット系の企業だ。たとえば、世界2000万ダウンロードを超えるニュース閲覧アプリの運営企業なども見受けることができた(2017年11月現在)。
特にこういった企業において期待されるのが「主体者」としてのマインド。あくまでも一例だが、総務として「社内におけるコミュニケーションが不足し、活気がない」といった課題があった場合、どうするだろう。たとえば、自発的に「社内イベントを開催する」といった提案をし、かつ実行までプロジェクトのマネジメントを担う。こういった人材のほうが圧倒的に評価されるはずだ。
職種の枠にとらわれず、全社視点でアクションを起こし、社員たちを巻き込んでいく。そういったバイタリティが、選考時のポイントになることも。もちろん全てのベンチャー企業で求められるわけではない。ただ、急成長しているようなベンチャー企業での活躍を目指す方は、ぜひ応募時の参考にしてほしい。
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