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エイベックス株式会社

売上高1215億円を突破へ。エイベックスが切り拓く、新時代のエンタテインメント

掲載日:2023/11/27更新日:2023/12/07
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2023年3月期、エイベックスは売上高1215億円(前年比+23.5%)を記録。コロナウイルス感染症による行動制限が緩和し、ライヴ市場の回復が牽引した。そのほか、アニメ等の製作委員会分配金や映像事業の配給売上など、多角的な成長を実現している。同社の最新動向、積極採用中の求人について見ていこう。

※ IPとは、"Intellectual Properties"の略で、知的財産のことを指す。エンタテインメント分野では、楽曲やアーティスト・タレント、アニメ・映像作品、ゲーム、キャラクターなどがIPと呼ばれる。

大型ライヴが回復。音楽領域は活況へ

エイベックスは、2023年5月、「2023年3月期」の業績を発表。売上高1215億6100万円(前期比23.5%増)、営業利益33億8500万円(同31.1%増)、経常利益40億5500万円(同72.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益27億4200万円(同198.2%増)となり、大幅な増収増益を達成した。

とくにエイベックスの主力事業である音楽事業において、大型ライヴの公演数増加が業績を牽引。アリーナ公演数は、2022年3月期34公演だったところから、2023年3月期で141公演と大幅に増加。さらにライヴの動員数は101万人から235万人へと倍増、チケット平均単価も1000円以上増額しており、ライヴにおける収益は急回復している。

海外アーティストのライヴ受託や、フェス・イベントIPの開発にも注力しており、「BLACKPINK」や「NCT DREAM」などの海外有力アーティストのライヴの開催や、国内最大級HIP-HOPフェス「THE HOPE」や国内最大級eスポーツイベント「RAGE」などを開催。2023年8月に発表された2024年3月期第1四半期の業績説明資料によると、ライブおよびマーチャンダイジングの売上高は、コロナ前の水準を超えたとされている。

また、同社が中期経営計画の主要施策として掲げている「グローバルを見据えた連続性のあるオリジナルIP開発」においても、すでに複数の実績が生まれている。

エイベックスでは新たな発掘・育成組織「avexYouth」をスタート。これまで毎年1万人以上の原石にアプローチしてきた全国ネットワークを活用し、カルチャー毎にプロジェクトを組成。当初からグローバルを意識し、それぞれの出口戦略や方向性を踏まえたIP開発を行うことで、発掘の質を高め、開発速度の向上を目的としている。

アニメ・映像領域においても、ヒット創出に向けIP投資を継続

「アニメ・映像」領域が、同グループの音楽事業に次ぐ柱となっている。アニメーション・実写作品の企画・プロデュースや出資・制作、ライヴ・舞台の企画・制作、映像配信、映画配給、マーチャンダイジングやパッケージ流通など、同社の事業領域は幅広い。同社の強みである「360度での展開力」をフックに、長く愛されるアニメ・映像作品のためのIP開発・獲得に注力している。

たとえば、2015年から放送スタートしたアニメ『おそ松さん』シリーズでは、TVアニメの枠を超え、2.5次元の舞台やアニメ映画化など、ライヴやグッズ展開まで幅広いビジネスを展開。さらに2022年3月にはSnow Man主演による実写映画が、観客動員数100万人、興行収入15億円突破とヒット作となった。

そのほか、2023年3月期に関与したアニメ作品は21作品にものぼる。なかでも、原作保有作品である「Paradox Live」は、楽曲CDにはじまり映像・舞台・ボイスドラマなど、様々な方面での展開を通じて、アニメ化を前に広いファン基盤を構築。2023年10月にはアニメ化が決定し、一層のIP拡大を見込んでいる。

さらに、2021年8月よりAmazon Prime Videoでスタートしたアニメ専門チャンネル「アニメタイムズ」は、配信作品数を順調に増加し、会員数が伸長。今後は、海外への拡大も視野に入れ活動している。

エイベックスの企業理念・求める人物像

それではどういった人材がエイベックスで活躍していくことができるのか。最後に、企業理念や求める人材像について紹介していこう。

まず同社は、2022年に新たな企業理念を策定した。

エンタテインメントの可能性に挑みつづける。
人が持つ無限のクリエイティビティを信じ、多様な才能とともに世界に感動を届ける。
そして、豊かな未来を創造する。

タグラインは「Really! Mad+Pure」だ。そこには

“ともすれば今は非常識で、他人から「おかしいんじゃないの?(Mad)」と思われることも真摯(Pure)に追い求め、世の中にマジで!?(Really!)を届け続ける集団”

という考えが込められている。

同社の採用ページには、「求めている人物像」について【「モテる」ひと、「うごく」ひと、「つよい」ひと】と定義されている。

・「モテる」ひと
私たちの仕事は、社内外問わず様々な方とコミュニケーションを取ったり、チームで1つのことを進めたりするものがほとんど。世の中に「Really!」を届けるには、1人の力だけではどうしても限界があります。だからこそエイベックスの仲間になっていただく方には、能力やスキル以前に「一緒に仕事をしていて気持ちの良い人」であってほしいと思っています

・「つよい」ひと
華やかに見えて実際の仕事はとても泥臭いのがエンタメ業界。お客さんの目に触れるキラキラとした世界はほんの1%程度で、実際にはその裏側にある99%の地道な努力と準備によって支えられています。今自分がやっている仕事が最終的に人々の感動や笑顔に繋がることを信じて、社員は日々コツコツと目の前の仕事に取り組んでいます。そこには自分が決断したことをやり抜くつよさや、失敗や困難にもくじけない心身のつよさが求められます

・「うごく」ひと
エンタテインメント業界は変化のスピードが速く、その流れはグローバル化やテクノロジーの進歩によって今まで以上に加速していくと考えられます。エイベックスはそんな時代や業界の変化に先駆けて常に企業として変化し続けることで成長を重ねてきました。変化をポジティブに捉えながら、常に自ら考え行動することが求められます。「変化を楽しみ自分自身も変化し続けていける」、「今までのやり方に固執せずに柔軟な考えができる」、そんな人ならきっとエイベックスでの仕事を楽しめるはずです。

エンタテインメントを通じて叶えたいことや自身のビジョンがある、そういった方にとってエイベックスはそれ以上ない魅力的な環境となるはずだ。

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