掲載日:2024/01/19更新日:2024/01/19
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日本で最も選ばれているビジネススクール「グロービス経営大学院」をはじめ、法人向けに組織開発・人材育成支援事業、EdTech事業では「GLOBIS 学び放題」「GLOPLA LMS」など多彩なサービスを提供するグロービス。今回は、留学支援会社での勤務を経て、27歳でグロービスに転職した加藤連芽さんにお話を伺った。そこには、創造と変革の「志」を支えていく、彼女自身の「志」があった。
グロービスとは?
「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」をビジョンに事業を展開する。「ヒト」の面では、「グロービス経営大学院(MBA)」や「グロービス・エグゼクティブ・スクール」にて、「創造と変革の志士」たるビジネスリーダーを育成・輩出。そして、法人向けに人材育成や組織開発のサービス提供を通して企業の変革をサポートし続けている。「カネ」の面では、「グロービス・キャピタル・パートナーズ」にて、スタートアップ企業の経営をトータルにバックアップ。「チエ」の面では、「グロービスMBAシリーズ」をはじめとする出版事業ならびに、定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題/Unlimited」、オウンドメディア「GLOBIS 学び放題×知見録/Insights」を通じて、経営・マネジメントに役立つ学びのコンテンツをテキスト記事や動画で日本語と英語で提供。現在、各事業部にて採用を強化している。
「学ぶことの先にある夢」を叶える、そんな支援をしていくために
まずはグロービスへの入社を決めた理由から伺ってもよろしいでしょうか。
1つは、グロービスの価値観に惹かれました。
グロービスは学生がMBAをとった先に「何をするか」、「志」の部分を重視しています。私自身、学ぶことがゴールではなく、その先にある目標を叶える手段であると考えているので、その価値観に共感できたんです。
もともと、留学によって視野が広がった体験から、前職では留学を支援する会社で研修プログラムの企画などに携わりました。
転職を考えたのはちょうど20代後半に差し掛かったタイミング。「もっと新しい価値観を取り入れて考え方をアップデートしていきたい、成長していきたい」、「学生と直接関わり、一人ひとりの志と向き合いたい」という想いがあり、新しい環境に飛び込むことで視野を広げられるのではないかと思ったんです。
また、入社前に社員の方とお話ししたときに、みなさんが「成長のチャンスが多い」と話して下さいました。それも、いきいきと仕事について熱く語ってくれたんです。さらに、グロービスの面接は、新卒時代の就活を含め、私が受けてきたどの面接とも違いました。とくに印象的だったのが、過去について様々な角度から聞いてもらえたこと。私の中身を本気で知ろうと向き合ってもらえた、ここは私にとってすごくポジティブでしたし、安心感につながりました。志望意欲が高まったのを覚えています。
新卒では留学支援会社に就職し、2023年3月にグロービスに入社した加藤さん。新卒の就活時から変わらず自身が大切にしている考えをこう語る。「あの人わくわくと働いているな、と思われるような大人になりたい、という目標が昔からあるんです。選考を受けるなかで、グロービスはまさにそういった大人の集まりだと思いました」
これまでの「当たり前」を覆してくれる、グロービスでの仕事
続いて、グロービスで働くやりがいについて教えてください。
新しい気づきを得たとき、自分のこれまでの「当たり前」を覆された瞬間は、わくわくしますし、この仕事をしていてよかったと感じますね。
私はグロービス経営大学院(英語MBAプログラム)の入試事務局・留学生チームで、出願書類の審査、面接を担当しているため、学生一人ひとりの「志」に触れる機会が多いです。学生が学びに来る理由は100人いたら100通りあり、出願段階からそのストーリーに触れられることにやりがいを感じています。たとえば「母国のインフラを整えたい」という方もいれば、「母国で日本語学校を開きたい」という方もいらっしゃいます。
出願者や学生、卒業生と向き合っていると、自分では考えたこともなかったような目標、思いもよらなかった世界・地域、全く知らなかった領域・業界の課題の話などが出てくるのです。多様な考え方・価値観にふれられるのは、この仕事ならではだと思います。
また、留学生の来日支援、入学後のサポートにも力を入れています。皆さん友達や家族もいない異国の地で、生活するだけでも大変な状況下で勉強に励もうとしているのです。だからこそ、まずは日本の生活に慣れてもらえるよう、できる限りあたたかく迎えサポートします。答えを教えるというよりは、彼らが自分たちで自立できるようにヒントを出したり、留学生同士が互いにサポートし合えるような環境づくりを意識しています。
出願書類の審査、面接を担当した方が初めて来日し、オリエンテーションで初めて対面できたときは嬉しいですね。感謝のお声を直接頂けることも嬉しいですし、積み重ねてきた小さなタスクがつながりスタート地点に立てた喜び、夢を叶える大きな1歩を踏み出す瞬間に立ち会えた喜びがあります。今年初めて経験し、感動が止まりませんでした。
加藤さんが所属する英語MBAプログラムの学生と向き合うチームでは、多国籍なメンバーが活躍しているという。「メンバーの国籍は本当にバラバラ。日本特有の『察しあう文化』が通用しません。非常に細かいところまで言語化しなければ相手に伝わらないこともあります。自分の中の『当たり前』を捨て、国籍問わずみんなが同じ方向を向けるような『新しい軸』を見つけていく作業は、私としてはすごく面白いです。考え方をアップデートできていると感じます」と加藤さん。
志をもつ学生たちとの出会いが、私を成長させてくれる
最後に今後の目標について教えてください。
今後も教育業界で働き続けたい、という想いは変わりません。今、グロービスで働くなかで、「母国のインフラを整えたい」「母国に学校をつくりたい」といった志をもつ学生と出会うことができました。今後、彼ら/彼女らが卒業した先に、それぞれの道で目標を実現したことを報告しにきてくれたら、きっと涙がでるほど嬉しいんだろうな、と想像します。そのためにも、まず目の前の目標は、学生がなにか困ったときに最初に想起してもらえるような存在、「加藤さんに相談したい」と思ってもらえるような存在になっていきたいですね。
【加藤さんに聞く、グロービスの組織風土・カルチャー】
▶ 手をあげれば社歴問わずチャンスがある
2023年夏に、別チームが主幹する、アジア各国をまわり模擬授業や相談会を開くプロジェクトがありました。「チャンスだ」と思い、私も手をあげてフィリピン出張に参加。日本で行う入試業務では見えていなかった、入学を検討している方の悩みや葛藤を直接知ることができました。たとえば「挑戦したいけど経済的な事情で難しい」「仕事と勉学をどのように両立していけばいいかわからない」といった声も。他部署の仕事理解にもなりましたし、改めて普段自分が向き合う学生たちが、様々な想い・覚悟をもって入学していることを体感し、その志を支える自分の仕事の意義を感じる機会になりました。
▶ フラットに意見を言いやすい&アイデアをスピーディーに実行に移しやすい
まだ入社半年ほどですが、大小様々なアイデアを実行に移すことができています。たとえば、既存フォーマットのアップデート、学生の生活サポートに関する課題に対して発案・プロジェクト化し、外部団体と連携し改善するなどを実際に行いました。前職時代と比べて「攻めの姿勢」が強くなったように思います。グロービスのスピード感に合わせていくなかで自らの成長スピードも高められていると感じています。
正直、入社前は「お堅いビジネススクール」といったイメージがあり、年功序列などレガシーな雰囲気なのではないかと想像していたので、入社直後から色々なアイデアを受け入れ、実現に向けて挑戦させてもらえるのは良い意味でギャップでした。
▶ 互いの成果を認め合う
各メンバーが自らの仕事の成果を積極的に共有し、お互いが認め合い、感謝し合う雰囲気があります。グロービスは非常に健全な環境があると感じます。
▶ 熱く、粘り強いメンバーが集結
あらゆるリスクを洗い出し、すべてクリアできるまで妥協せず考えぬくような粘り強い人が多いです。 その過程では、議論が白熱し意見がぶつかることも。ただ、とことんぶつかって両者が納得のいく方向性が決まれば、チーム一丸となり同じ方向に向かって走る。そういった空気が合う方に良い環境だと思います。