INTERVIEW
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社

M&A、事業再生、新規事業にも挑戦を。外資系総合コンサルからDTFA へ――20代ラスト転職で選んだ成長の舞台

掲載日:2024/07/19更新日:2024/07/19
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M&A、事業再生、新規事業の戦略立案・実行支援など多岐にわたる経営アジェンダを扱うデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(以下、DTFA)。コンサル出身者たちも多く活躍する同社。外資系大手総合コンサルティングファームで経験を積んだ彼は、なぜ次なるキャリアにDTFAを選んだのか。そこには「コンサルタントとして企業経営全てに伴走できる人材になりたい」という志があった——。

「企業経営の全て」に伴走できるコンサルタントを目指して

前職は外資系大手総合コンサルティングファームにてシステム導入・アプリ開発支援などのプロジェクトを担当。なぜ、転職を考えるようになったか。そのきっかけから伺うことができた。

前職はITに強いコンサルティング会社で勤務していたのですが、そのまま特定のIT領域で専門性を高めていくのか、コンサルタントとして「幅」を広げるのか、中長期的なキャリアを考える中で後者の軸で転職を考えるようになりました。もちろん企業経営においてITは重要テーマです。ただ、持続的な事業成長にはそれだけでは足りません。前々職時代には中小企業診断士の資格を取得するなど「企業経営の全てに伴走できる人材を目指したい」という思いもありました。M&A、事業再生、新規事業などの戦略立案、さらには実行まで見ていきたい。28歳という年齢、プライベートでの転機もあり、30代の人生、そしてその先のキャリアを見据え、転職を決めました。

さまざまな転職先の選択肢があるなか、なぜ、DTFAだったのか。そこには市場としても需要が拡大するM&Aの経験を積みたいという思いもあったという。

もともとM&Aには興味がありました。特にDTFAはM&A案件の取扱件数が業界の中でも多く、Digital部門はIT×M&Aというエッジの効いた専門性を磨くことができる。興味がある領域でこれまでの経験も活かすことができ、他の領域も強い。そこが他のコンサルティング企業にない独自性であると感じました。また、経験できるプロジェクトもM&Aだけでなく、新規事業、事業再生など多岐にわたる。ここでこそ私の求める「継続的な成長」ができると確信し、DTFAへの入社を決めました。

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「今後、企業はいかに成長していくか。選択と集中が重視されるなか、どういった事業を創出していけるかが重要な鍵を握ると考えました。一方で革新的な新規事業を生み出す難易度は高い。そういったなかでM&Aは一つの成長戦略としてさらに需要が高まると考えました。」

戦略から実行まで、クライアントに伴走を

続いて伺えたのが業務とやりがいについて。入社から約2年で、IT/Operationデューディリジェンス、公共系の補助金事業、サービス業の市場調査、アプリ導入の効果測定、危機対応における業務支援など、いわば「攻め」から「守り」まで多岐に渡って携わってきた。その中でも忘れられないプロジェクトがあったという。

危機対応における業務を支援させていただいたのですが、非常に貴重な経験になりました。PMOとしてプロジェクトとチームを取りまとめたのですが、本当に何も決まっていないところからの立ち上げ。どういった基準で補償を行うのか。具体的なレギュレーションやフローはどうするか。運用設計や実際に審査するチームをどうマネジメントするか。PMOは過去にも経験したことがある役割でしたが、関係するチームやメンバーも多岐に渡り、ここまで大規模なプロジェクトは初めででした。その中で、DTFAのメンバーにも、クライアント様にも協力してもらいながら、多くのことを学ばせていただき、運用・改善のフェーズまで何とか辿り着くことができました。

たとえば、細かな話ですが、コールセンターを設置するにしても、どのくらいの問い合わせ件数を見込み、いつから、何人体制で、どういった対応マニュアルで対応するか。クライアント企業様と共に考え、あるべき方向に着地させていく。もちろん実際に運用する現場の意見も拾いながら、意思決定に係るご支援をしていきました。そういった一つひとつの課題をクリアしていくなかで、「組織間の連携がうまくできた」「一緒にやってよかった」と感謝の言葉がもらえた時はすごくうれしかったですし、やりがいを感じました。事業開始までの限られた時間のなかで、いかに社会的信用が得られるように進行できるか。社会的意義を高く意識し、仕事に臨む大切さを知ることができました。

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「入社から約2年で本当に多岐にわたるプロジェクトに参加できました。日々新たな経験と知見が得られ、自己成長が実感できています。特にリーダーを担うようになり、メンバーの成長も自身のやりがいに感じるようになりました。育休を取得したのですが、育休を明けて戻ったらコンサル未経験入社のメンバーが既にプロジェクトの中核として活躍していました。非常に頼もしいですし、自分のことのようにうれしかったですね。DTFAでの仕事は、短い期間でプロジェクトの成果が問われるため、高速でのキャッチアップが必要ですし、プレッシャーも大きい。常に頭を使い続けるような大変さはありますが、それを楽しめる方は非常に向いていると思います。」

「幅」と「深さ」を追求していきたい

そして最後に伺えたのは「今後の目標」と「仕事に対する価値観」について。

これまで仕事の「幅」を求めたキャリアを歩んできたので、今後については「この領域は私の強み」といえるような、仕事の「深さ」も追求していけたらいいなと考えています。とはいえ、やはり仕事の更なる「幅」も諦めたくない(笑)大変だとしても、その両方を楽しみながら追求していきたいです。仕事は大変なこともありながら、さまざまな出会いと経験を通じ、多くの楽しさとやりがい、そして成長があるもの。新たな領域に触れて知的好奇心が刺激されたり、クライアント様とのやり取りから学ばせていただいたり、メンバーの成長があったり。今はまさに働き方や社会もどんどんアップデートされていますし、これからもさまざまなプロジェクトに参加したい。そして、その楽しさとやりがいを感じ続けられるよう、真摯に仕事と向き合っていければと思います。

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