訪日インバウンド旅行を推進する公的機関「日本政府観光局(以下、JNTO)」。訪日旅行需要の拡大と業務の高度化に対応し、専門職人材の採用を行う。「日本の魅力を、日本のチカラに」を掲げるJNTOはそもそもどういった役割を担う組織なのか。そして今回の募集背景、求める人物、同局で働く魅力とは――。求人概要と共に見ていこう。
1964年、東京オリンピック開催を機に設立された「日本政府観光局(JNTO)」。国土交通省(観光庁)所管の政府観光局として、60年以上にわたり、未来の日本をより豊かに、元気にすることを目指し、インバウンド振興に取り組んできた。
世界各地26か所に海外事務所を持ち、東京本部と密に連携し、市場分析・マーケティング、海外へのプロモーションをはじめ、国際会議誘致支援や外国人旅行者の受入対策等、幅広い事業を展開する。
2025年の訪日外国人旅行者数は4,268万人と前年比15.8%増で過去最高となった。(※1)旅行者数に加え、地方部への誘客、消費額拡大等の実現に向けて、その役割は一層重要なものとなっている。
(※1)https://www.jnto.go.jp/statistics/data/_files/20260819_1615-8.pdf

世界26都市に海外事務所を設置しているJNTO。現地市場のマーケティングや観光情報の発信を積極的に行っている。
(参考)https://www.jnto.go.jp/about-us/organization/profile.html
2026年3月に閣議決定された「観光立国推進基本計画(第5次)(※2)」を踏まえ、「観光の持続的な発展」「消費額拡大」「地方誘客促進」の実現に向け、JNTOでは海外の市場動向を多面的に分析し、観光庁とともに新たな訪日マーケティング戦略を策定し、戦略的な訪日旅行プロモーションの強化に取り組んでいる。
たとえば、高付加価値旅行(ラグジュアリートラベル)やアドベンチャートラベルに加え、ガストロノミーツーリズムを新たなテーマとして設定し、日本の各地と連携した地方誘客の取り組みをますます強化している。
また、重要な柱となっているのが、国際会議をはじめとするMICE(※3)誘致・開催支援の分野だ。国際会議を日本で開催することは、高い経済効果や国際競争力向上をもたらすことから、国際会議開催国として「アジアNo.1地位確立」および、「開催件数世界5位以内」という政府目標の実現に向け、国内外の国際会議主催者、業界関係者とともに高度なアプローチを推進している。
(※2)『観光立国推進基本計画(第5次)』https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001997400.pdf

(※3)MICE:企業等が行う会議(Meeting)、報奨・研修旅行(Incenive Travel)、国際会議(Convention)、展示会・見本市・イベント(Exhibition/Event)等のビジネスイベントの総称
(参考)https://www.jnto.go.jp/projects/regional-support/resources/3902.html
そして、これらの戦略の推進に欠かせないのが、組織の中長期的な成長を支える専門人材の存在だ。いかに訪日旅行需要の高まりに対応し、JNTOが掲げる「日本の魅力を、日本のチカラに」を推進できるか。専門分野における実務経験を持つ人材を募っている。
今回募集が行われるのは、管理部門と国際会議誘致の複数ポジション。特に期待されるのが、各専門分野における中核メンバーとしての活躍だ。専門性はもちろんのこと、マネジメント、主体性・チャレンジ精神、コミュニケーション等、社会人として基盤となる能力に加え、公的機関での責務を担う責任感、誠実さ・規律の正しさ、粘り強さ等が重視される。また、JNTOのビジョン・ミッションに共感し、熱意を持つ人材を求めているという。
いずれも、日本経済をけん引する「インバウンド振興」を担う組織で、専門性を存分に発揮し、国の観光戦略に貢献できる重要ポジション。そのやりがいは非常に大きなものとなるだろう。


(参考)https://www.jnto.go.jp/projects/business-overview/jp/book.pdf
JNTOでの働き方・機構内制度について
ライフステージに合わせ、柔軟な働き方、キャリアステップを実現している職員が多数在籍するJNTO。ここでは関連する制度の一部について紹介していこう。
■早出遅出制度|7:30~10:30までで出勤時間を調整可
■在宅勤務|回数上限の範囲内で上長が認めた場合に可
■時間休取得あり|有給を1日・半日単位だけでなく「時間単位」で取得可(年間の上限あり)
新卒・キャリア採用職員、海外事務所経験者、国・自治体・企業からの出向者等、多様なバックグラウンドを持つ職員が多数活躍している。部署を越え、協働しながら日々業務に従事し、経験の幅を広げていくことが可能。こういった環境もJNTOで働く魅力の一つとなるはずだ。


