INTERVIEW
JTB

旅行の枠を超えた企画に挑戦。25歳、異業種から「JTB」で歩むキャリア

掲載日:2025/09/22更新日:2025/09/22
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「JTBは想像以上に提案できることの幅が広い」そう語るのが、星 瑠奈さん(25)。もともと保険会社の営業として働き、2024年11月にJTBに入社。現在、法人営業として、旅行をはじめ多岐にわたるイベント企画・提案に携わる。彼女のストーリーから、JTBで働く魅力に迫る。

JTBについて
2024年より「交流創造事業」を掲げ、人・地域・企業をつなぐ総合ソリューション企業へと進化しているJTB。ツーリズム事業を起点に、自治体や地域活性を支援する「エリアソリューション事業」、企業の出張管理やイベント・MICEを担う「ビジネスソリューション事業」を展開。人・地域・企業をつなぎ、新しい価値を生み出していく。

1通のスカウトから「JTB」へ。憧れの旅行業界で働く選択

前職は保険会社で働いていた星さん。JTBへの入社の経緯とは。

保険会社の営業として約2年にわたり働く中では、やりがいもありましたし、特段何か不満があったわけではありませんでした。ただ、「漠然と自分の市場価値を知りたい」、「興味のある仕事があれば見てみたい」それくらい軽い気持ちと、友人の勧めもあり、アンビには登録していました。そんなある日、アンビ経由でJTBからスカウトメールが届いたんです。

スカウトをもらって改めて思い出したことでもあるのですが、実はもともと旅行業界には非常に興味があったんですよね。ただ、私が就職活動をしていた2021年~2022年ごろは、コロナ禍の影響で旅行会社が軒並み採用を中止していたタイミング。受けたくても、受けられない状況でした。

だからこそ、興味があった旅行業界の会社がキャリア採用をしていると知ったときはビックリして。直観的に「ずっとやりたかったことに挑戦できるチャンスだ」と感じ、思い切って応募することにしました。

さらに、より志望度が高まったのが、選考で人事の方から聞いたお話でした。営業時代に経験した現場でのトラブル対応をはじめ、様々なエピソードを話してくれたのですが、「今でももう一度やりたいと思うくらい楽しかった」と話してくれたんです。大変なこともあるだろうけど、そんな風に思える仕事ができるのは素敵だなと感じました。話を聞くうちに、「私も挑戦したい。ここで働きたい」という気持ちが固まっていったように思います。

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もともと旅行業界に興味があったという星さん。「母が昔、旅行会社で働いており、仕事のやりがいなどを嬉しそうに話しているのをよく聞いていて。その影響もあり、昔から旅行業界への憧れがあったのかもしれません」

企業の社員旅行、表彰式、入社式も。磨く「企画力」

2024年に入社した星さん。現在、法人営業として働くなかで感じる「やりがい」について、こう語る。

私が担当している法人営業は、クライアント企業の課題や目的に対して、旅行サービスをはじめとした提案により解決に導いていくことが主な役割となります。その中でも、初めて企画・提案から担当した、ある企業様の社員旅行は今も忘れられないですね。

その企業様は従業員は十数名ほど、日頃頑張っている社員の方々への労いや親睦を目的とした、シンガポールへの社員旅行でした。幹事様と社長様と一緒に、日程・スケジュール、宿泊場所、交通手段はもちろん、雨天の場合のプランなど、約半年ほどかけて詳細プランを練り上げていきました。

出発日には羽田空港にお見送りに行ったのですが、社長様から感謝の言葉をいただき、社員の方々もとても楽しみにされている様子が伝わってきて私も嬉しくなったのを覚えています。旅行後のアンケートでも「本当によくしていただきました。次の社員旅行もまたお願いしたいです」というコメントをいただき、とても励みになりました。

前職でもお客様から感謝をされることはありましたが、保険というサービスの場合、どうしてもお客様の病気やお怪我といった万が一の出来事と表裏一体なんですよね。観光やレジャーなどの、楽しい時間を支援する仕事には、また違った喜びがあるのだなと感じています。

また、JTBで働く魅力として「旅行会社の枠を超えて幅広く企画・提案していける面白さ」を挙げてくれた。

JTBでは「交流創造事業」と呼んでいるのですが、私たちが手掛けているのは、新たな“つながり”を創出し、イノベーションを生み出していくこと。旅行は、そのためのソリューションの1つに過ぎません。

たとえば、企業の人事担当者から「社員のエンゲージメントを高めたい」といった相談があれば、褒章としての旅行に加えて、表彰式を企画することも。また、「コロナ禍でリモートワークが増えて社員同士のリアルな交流が減少してしまった」という課題には、親睦会も企画します。人材育成の観点で言えば、入社式や研修プログラムの企画・実施、そしてプログラム実施後の効果測定まで、一貫してサポートしています。

他にも、美容器具メーカーの宣伝部の方々から「この商品の認知度を高めたい」と相談いただいたときは、空港のJTB店舗でのサンプリングや、提携先ホテルに商品を配置することで宿泊客のみなさんに商品をモニターとしてお試しいただく企画を実現しました。

このように旅行以外の企画も手掛けることで、「JTBが持つネットワークや施設などの資産を、こういった形でも活用できるのか」という発見の連続です。学びになることが多く、非常に充実していると感じています。

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星さんの転職前後での働きがいの変化を示すグラフ。働き方についても触れてくれた。「秋口は、社員旅行やイベントの現場が増えてくる時期です。私も海外の社員旅行に添乗する予定があり、いつもよりは少し慌ただしくなるかもしれません。ですが、お客様と直接お話しできる機会はとても楽しく、大きなやりがいを感じる時間でもあるので、個人的には忙しさも含めて充実していると捉えていますね。人によっては体力的にタフだと思う場面もあるかもしれません」

旅行だけじゃない、課題を解決できるビジネスパートナーに

そして、星さんの今後の目標について。

目先の目標としては、旅行はもちろん、あらゆるお客様の課題に対して、最適なご提案をできるビジネスパートナーになりたいです。入社してまもなく1年になりますが、JTBが持つソリューションは非常に幅広く、まだ扱ったことのない提案もたくさんあるのが現状です。働くなかでは、実践の経験を積めば積むほど、営業としての提案の引き出しが増えることを実感しているので、今後さらに多様な提案に挑戦していきたいと考えています。

また、将来的には、私の好きなスポーツ領域の事業に挑戦したいという目標もあります。JTBには、国際的なスポーツイベントやプロスポーツ選手の遠征に伴う交通・宿泊手配はもちろん、スポンサー企業と連携した地域交流イベントの企画なども行なっています。いつか、そうした事業に何かしらの形で関われたら嬉しいです。幸い、新卒入社やキャリア入社といった経歴に関わらず、挑戦のチャンスは平等にある環境だと感じているので、チャンスがあれば積極的に自分で掴んでいきたいと思っています。

最後に星さんにとって、「仕事」とは――。

仕事とは、企業や社会に貢献することであると同時に「自己成長の場」でもあります。これまで仕事を通じて、新しい知識・スキルをつけて出来ることが増えたり、様々な人と関わるなかで多様な価値観に触れて自分の視野が広がったりと、そのたびに成長を実感してきました。同時に、このように自分の成長を感じられることは、私にとって大きな喜びにつながっています。もちろん、働く中では大変なこともありますが、落ち込んでいても何かが変わるわけではない。だからこそ、できるだけ早く気持ちを切り替え、前向きに取り組む姿勢を大切に、これからも成長し続けていきたいです。

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