企業経営における「戦略的な財務」の重要性が高まっている昨今。その立案、執行を担う「CFO/Chief Financial Officer(最高財務責任者)」の求人ニーズも高まっている。なぜ、企業はCFOを求めるのか。どういった人材が求められているのか、具体的に見ていこう。
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CFOは財務に関する全ての職務における責任を負っていく役職。似た役職としては財経本部長、財務担当役員などがある。ただ、CFOは財務統括に加えて、経営支援・企業活動のマネジメントなどより深く経営に関する業務も担っていくことが特徴だ。
昨今になって「CFO」という役職を明確に置く企業も増えてきた。その背景として、ビジネス環境における加速度的な変化、パラダイムシフトも無関係ではないはずだ。
経営者・経営陣たちに求められる経営判断・意思決定はスピーディかつ、高度になっている。こうした状況において、過去と同じような経営方針・戦略を続けていては、事業やサービスは陳腐化し、競争力を失っていく。たとえば、新領域への積極的な投資、既存ビジネスの変革を志向する必要もある。
そういったとき、CFOというポジションを設け、財務的なリスクに対する充分な理解、戦略立案を起こっていくのは必然だ。専門知識を持つCFOが経営者とともに財務管理や経営管理、投資のリスクマネジメントなどを行うケースも多い。そう考えると、CFOを置こうとしている、採用強化している企業の傾向としては「一定以上の社員数と売り上げ規模がある」「事業成長に向け、戦略的な財務が必要となるような動きを考えている」ということ。言ってみれば「勢いのある企業」と考えてもいいはずだ。
CFO、もしくはCFO候補としてのキャリアは、経理・財務経験者たちにとってより経営に近いポジションを狙っていくためのステップにもなり得る。
たとえば、2018年1月現在、CFO募集の求人情報を見てみると「事業会社における経理業務(財務会計または管理会計)の経験 」や「資金調達及び資本政策立案」といったスキルが明記されているケースが多い。一定以上の規模を誇る企業で経理・財務担当者として働いたことがあれば、募集要項を満たすケースもあるだろう。
必ずしも全ての求人で「CFO経験」は必須で求められるわけではない。まだまだこれから必要とされていくポジションであるがゆえに、チャンレジが歓迎されることも。ぜひ「合格可能性診断(*)」をご活用いただきたい。
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