INTERVIEW
エムスリー

役職より「どこでも通用する力」を求めて。大手ITの若きリーダーが選んだ、エムスリーという舞台

掲載日:2026/03/04NEW更新日:2026/03/04
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「20代のうちは少し負荷をかけてでもプレイヤーとしてのスキルを磨きたいと考えました」そう語ったのは、エムスリーでシニアアソシエイトとして働く八木綾子さん(取材当時29歳)。新卒で入社した大手IT企業では、2年目からメンバーのマネジメントを任されるなど活躍をしてきた。そんな彼女が転職先に選んだのが、エムスリー。さらに「プレイヤー職」での入社だった。彼女のストーリーから、エムスリーだからこそ得られる挑戦のフィールドに迫る。

※画像内は転職時の年齢となります。

社会人3年目。まだ“プレイヤーとして”力をつけたかった

新卒で入社した大手IT企業では、2年目からマネジメント業務も任されていた八木さん。順風満帆なキャリアにも思えるが、彼女が転職に踏み切った背景には何があったのか。当時の心境をこう語ってくれた。

プレイヤー業務と並行してマネジメントも行なう“プレイイングマネージャー”を任せていただき、早くからこうした機会をいただけたことは有難い環境でした。一方で、次第にメンバーのマネジメント業務の比率が増えていくにつれ、プレイヤーとしてのスキルが未熟なままマネジメントを続けていくことへの不安や焦りが生まれたんです。

もちろん、社内異動も検討し、希望を出してはいましたが、タイミングや時期、人事配置は様々な事情によるところも大きく、いつ実現するかは不透明な状況でした。当時、社会人3年目。まさに今こそ、スキルをイチから磨くべき大事な時期だと考えていたので、思い切って環境を変えようと決断しました。

転職活動では、新卒時から一貫して興味があった「データ分析による課題解決」を軸にしていました。そのため、業界・職種にはこだわらず、独自のデータベースを持つ会社を中心に探していた中で、エムスリーと出会いました。

いくつかの選択肢の中から、エムスリーに決めた理由とは。

決め手は、一言で言えば「ここなら本当に成長できる」と思えたことでした。

例えば、事前に情報収集する中で、「ハードワークでドライな雰囲気」といったクチコミを目にしたときは、正直、全く不安を感じなかったかと言えば嘘になります。ただ、スキルを伸ばすためには相応の負荷がかかる環境が必要だと考えていた私にとって、それはむしろ「目的に合致する環境かもしれない」という興味に変わったんです。

そして、特に背中を押されたのが、ある社員の方の言葉でした。「エムスリーでは1人のコンサルタントが、営業やコンサルティングに止まらず、データ分析、企画やマーケティング、プロジェクトマネジメントまで一気通貫で担当します。それぞれのスキルをプロ並みのレベルを追求し研鑽しているからこそ、クライアントに真の価値を提供できるんです」と。

私自身、まさにそういった多方面でのスキルを伸ばしたいと思っていましたし、何より言葉の端々から「自らの仕事への誇り」がすごく伝わってきたんです。自分とさほど年齢の変わらない方が、これほど熱意と誇りを持って仕事のことを話している。それが衝撃的でしたし、純粋に「私もこうなりたい」と憧れを抱きました。実は数社受けており最後まで悩んでいたのですが、この出会いにより、入社への決意が固まりました。

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八木綾子
2020年、大手IT企業にて営業推進、営業企画に従事。その後、2023年4月にエムスリーに入社。ソリューションパートナービジネスユニットにてシニアアソシエイトとして働く。

製薬企業の事業成長と、患者さんの便益が完全一致する提案を

2023年4月にコンサルタントとして入社した八木さん。実際、入社して感じるエムスリーの挑戦環境についてこう語る。

想像以上に早くから実践の機会をいただいており、タフながらも、まさに求めていた環境でした。

私のミッションは、製薬メーカーの薬剤がより多くの医師に活用されるようコンサルティングを踏まえたサービス提案を行なうことなのですが、入社から2ヶ月目には自分がフロントに立ち、マーケティング責任者の方々に、さらに半年後にはクライアントの経営層にプレゼンをする機会を得られたことは驚きでした。

もちろん上司はいつでもサポートしてくれる体制でしたが、内心では「右も左もわからない私がこんなことをさせてもらっていいのだろうか……」と戸惑ったのも事実。前職時代は、営業経験自体がほとんどなかったため、早くから現場の空気感を肌で感じられたことは非常に貴重な経験で、「実践に勝る学びはない」と実感しています。

働く上で感じる「やりがい」とは。

よく上司から言われる「単なる手法の提供ではなく、クライアントの事業成長と患者さんの便益を両立させるソリューションを提供する」という考え方を大切にしています。入社3年目を迎え、少しずつですが、そうした提案ができるようになり、やりがいを感じています。

最近、特に印象に残っているのが、担当クライアントの新薬普及を支援した案件です。詳細な調査を進める中で見えてきたのは、薬の性能以前にある「生活上の切実なハードル」でした。

その疾患の治療には、主に2つの選択肢がありました。一つは、月に1回で済む既存薬。もう一つが、2週間に1回の通院が必要なクライアントの新薬です。

一見すると既存薬の方が便利に思えます。しかし調査の結果、「投与間隔が長いと症状が悪化してしまう」という理由から、新薬を希望する患者さんが多くいることが分かりました。その一方で、多くの医師は「2週間に1回の通院は患者さんの負担が重すぎる」と考え、新薬の提案自体をためらっていました。

この課題に対し、私たちは社長や上司のアドバイスも受けながら、「通院の仕組みそのもの」を変える提案を行ないました。それは、診断は設備が整った大病院で行ない、日々の投与は近所の「かかりつけ医」で受けられるようにするスキームです。

現在はトライアルとして、提携クリニックと協力し、在庫管理や安全マニュアルの整備を含めた具体的な運用モデルを構築しています。実現まではまだ道半ばですが、エムスリーのアセットを活用しながら、クライアント、医師、そして患者さんのすべてに価値を提供する、まさに「四方良し」の課題解決につながる提案ができたと感じています。

正直、私のような医療業界がバックグラウンドでない経験値の浅い者が、薬剤知識も経験も豊富なクライアントに価値を提供することは、簡単なことではありません。だからこそ、エムスリーがサードメディアとして保有する膨大なデータを分析し、医師、患者さん目線の新たなインサイトを導き出していく。そして、クライアント社内だけではどうしても見えにくい製薬業界全体の傾向を踏まえた情報や示唆を提供していく。ここは、引き続き強くこだわり続けたい、価値提供の形です。

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エムスリーはリモートワークを柔軟にできる環境。「商談は基本的には、オンラインで行なっています。月2回はチームメンバーで出社日を合わせ出社しているのですが、終業後は食事に行くこともあります」と八木さん。

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八木さんの転職前後での働きがいの変化を示すグラフ。「医療をテーマとしている会社なので、患者さんの命やQOLの向上などに貢献できるという意味で、社会貢献への満足度は高まりました。また、ドライな会社というクチコミがありましたが、入社してみたら、困ったことがあれば協力を惜しまない方ばかりでしたね」と語る。

驕っている暇はない。「あなたと仕事がしたい」と“選ばれる人”になるために

取材終盤、今後の目標について伺った。

現在は提案フェーズの案件が中心ですが、今後は具体的なプロジェクトの実行まで一貫して担うことに挑戦していきたいです。コンサルティング提案だけでなく、クライアント先での実装までも自社のサービスで関われるのがエムスリーの強みでもあるので、より手応えのある経験を積んでいきたいですね。

また、エムスリーには「社長意識を持とう」という教えがあるのですが、この視座に立つと、事業全体を俯瞰することになり、自分一人では本当に何もできないと痛感させられます。ただ、それは裏を返せば、自分に足りないスキルが何なのか、明確に把握できるということ。入社して3年経った今も、「自分はまだまだ未熟だ」と感じ続けられるこの環境は、本当にありがたいなと思っています。

最後に伺えたのは、八木さんの走り続ける原動力について。

何か解決したい課題があったとき、「ぜひ八木さんと一緒に働きたい」と名指しで選ばれる。そんなビジネスパーソンになることが、私のキャリア目標であり、最大の原動力です。

そう考えるようになった原点は、学生時代のドイツ留学にあります。実は、大学卒業後は「ドイツで働きたい」と思っていたので、現地のインターン先へ就職を考えていました。ですが、当時熱意を伝えてようやく提示されたオファーは、業務範囲も待遇も限定的なものだったんです。日本では、新卒採用が当たり前で、何の経験もなくてもチャンスが与えられますが、海外において「何者でもない若者」がいかに厳しい立場に置かれるかを痛感し、打ちのめされたんです。その悔しさから、いつか必ず「あなたと仕事がしたい」と選ばれる人間になろうと、固く心に誓いました。

だからこそ、今はまだ道半ば。エムスリーで自分を磨き続けている最中です。仕事は大変なこともありますし、私自身、挫折することも少なくありません。ただ、そんな時こそ、「何のためにエムスリーを選んだのか」「どんな武器を身につけたいのか」と立ち返ります。原点に戻ると、「今この瞬間は多少辛くても、この道はきっと、理想の自分に近づくための一歩だ」と思えるし、また立ち上がれる。これからも、驕ることなく、1つでも多くのスキルを自分のものにできるように、取り組んでいくだけですね。

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