REPORT
2019年に東証一部上場(現在は東証プライム)

JR東日本と無人決済システムの開発も。金融向けITコンサル「サインポスト社」が採用強化。

掲載日:2022/04/21更新日:2022/04/28

メガバンク、中央省庁などをはじめとする200以上の金融機関・公共機関向けにITコンサル事業を展開しているサインポスト社。そこで培った技術力・信頼を強みに、2019年にはJR東日本とジョイントベンチャーを設立し無人決済システムを開発するなど、事業拡大。2019年5月には東証一部上場も果たした(現在は東証プライム)。こうしたなか、主力事業においてさらなる飛躍を遂げていくべく、金融向けのITコンサルタントを採用強化へ。同社の事業概要とともに、求める人材像について見ていこう。

メガバンク、中央省庁のプロジェクトも。高難易度の課題に、"顧客の一員"として支援を

「お客さまの一員として、時代のその先に」

これを使命に掲げ、発想・技術・実現方法に限界を設けることなく、サービス・製品を想像し創造を続ける、サインポスト社。

2007年の創業以来、主軸事業と定めるのが金融機関・公共機関に向けたコンサルティング事業だ。

コンサルティング会社と見られることも多いが、そのコンサルティングスタイルは一般的なイメージとは少し異なる。

大きく、サインポスト社の特徴といえるのが、単なる経営・業務課題の抽出、戦略立案にとどまらず、顧客の "IT部門の一員" として、顧客視点から一気通貫でプロジェクトの進行をサポートする点だ。

事実、同社のコンサルタントは顧客先に1~3年ほど常駐。解決策となる情報化戦略、システム化構想、業務改善策等を提案し、解決策の実行までサポートする。

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特に同社の顧客となる金融機関におけるシステムの開発・導入プロジェクトは、他業界に比べて開発規模が大きい。全体で数百人が関わることもあることも珍しくない。

さらに近年、金融機関におけるシステム障害が社会全体へ与える影響の大きさを考慮し、監督官庁による監督の目も厳しさを増す。要求される品質は、高水準となる傾向にあるといえるだろう。

そのためプロジェクト遂行に伴うリスク(範囲拡大、要員増大、計画遅延等を引き起こす要因)を可視化した上で適切にコントロールし、ゴールへ導くためには、高度なプロジェクト管理スキルと十分な経験が必要だ。

こうしたなか、同社は多くの金融機関・公共機関から「サインポストにしか頼めない」と評価も受けているという。

事実、現在では31都道府県、地方銀行では経営レベルで30行以上と取引(*)。取引先として、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などのメガバンクをはじめ、国交省や東京都などの行政機関が名を連ねる。

こうした高い評価を受ける背景には、創業以来、積み重ねてきたノウハウ・知識を活用し、実際のプロジェクト現場にオンサイドで入り、顧客とともにプロジェクトを推進する。単なるコンサルティングに留まらない、同社のスタンスがあるといっていいだろう。

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サインポスト社では、銀行、証券会社、カード会社など金融機関の経営目標達成のため、システム化構想、業務改善を提案する「システムコンサルティング」、システムの企画・設計・開発・運用の実行支援・マネジメント支援を行う「プロジェクトマネジメント」など一気通貫した支援を手がける。コンサルタントとして働く上で、さまざまなフェーズのなかで幅広い経験ができる機会もあるはずだ。

JR東日本とJVを設立。先端技術で社会課題の解決を

さらに注目したいのが、コンサルティング事業で培ったナレッジと高い開発力を背景に、新たなソリューションを開発・提供している点だ。

ここでも経営や業務の悩みを解決に導くため、 "本当に使えるソリューション" を顧客の立場に立ち、その一員として考案・開発。導入に際して、運用上必要になる様々な設計開発や作業を、 顧客とともに実行する。

その一例が、JR東日本スタートアップと設立したジョイントベンチャー『TOUCH TO GO』での取り組みだ。

同社が独自開発した、無人決済システム『TTG-SENSE』により、利用者は会員登録も必要なく、商品を手に取るだけで精算が可能。「労働力減少」の課題解決に寄与する。2020年3月には、JR高輪ゲートウェイ駅でのモデル店舗を開業。今後、全国、そして世界へと展開していく計画だ。

こうした事例は、金融機関向けにアプローチしていくうえでも、自社の技術力の高さを示していける武器となりそうだ。

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無人決済システム『TTG-SENSE』におけるモデル店舗。同システム以外にも、画像認識技術により商品バーコードの読み取りが必要なく、精算が可能なAI搭載セルフレジ『ワンダーレジ』など複数システムを開発・提供している。

もう1つ、今後注力していくのが、「DX・地方共創事業」だ。

これは、同社がもつ地方銀行や事業会社などのネットワークを活用し、各地域が抱える経営や業務における課題を解決していく取り組みだ。

優れた製品やコンテンツ、高い技術力を持つベンチャー企業と、課題解決策を求める中小企業の橋渡しを行なう。加えて、オープンイノベーションを通じて、より付加価値の高いソリューションを具現化していく。

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求めるのは、「誠実さ」を兼ね備えた人材

サインポスト社では現在、ITコンサルタントを採用強化へ。特に同社が求める人材のポイントとして掲げるのが、「誠実さ」だ。

ここには仕事における不具合を、他責ではなく、誠実に自らの問題として捉えることが、さらなる解決力を身につけ、成長につながるという考えがある。

同社でのキャリアを検討する際は、これまで自身は誠実に仕事に取り組んできたか。その結果としてなにを学び、成長につなげてきたかを掘り下げてみることをおすすめしたい。

また最後に触れておきたいのが、同社の評価制度について。

ユニークなポイントとしてお伝えしたいのが、「顧客からの感謝の言葉の数」が成果報酬対象の中心となる点だ。その目標達成度合いに見合った賞与額が支給され、年に1回の昇給・昇格機会がある。売上・営業利益等の財務指標の数値による評価は行われない。

ここにも使命として掲げる、「お客さまの一員として、時代のその先に」というスタンスが読み取れるといえるだろう。

顧客企業の一員として、難易度の高い課題をともに解決に導いていく。働く上で、多くの貴重な経験、そして成長の機会も得られるはずだ。

ぜひ実際の求人をチェックし、同社でのキャリアを検討してみてほしい。

(*)サインポスト採用ページ
https://signpost.co.jp/recruit/message

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