2021年、インターネット広告費がマスコミ4媒体(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)の広告費を初めて上回った(*)。そういったなか、デジタルマーケティングの採用市場も盛り上がりを見せる。今回は「Bytedance」「Miro」「Aniwo」「Onedot」の4社、世界の最先端を行く外資系テック企業を特集する。いずれも日本に進出し、10年以内の成長企業だ。その概要とともに、どのような求人があるのか見ていこう。
(*)ネット広告費、テレビなど4媒体合計初めて上回る 21年|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC244UW0U2A220C2000000/
Web広告のニーズが年々高まる。ECの成長やSNSの普及なども手伝い、デジタルマーケティングの知見が求められる場はますます広がっていると言えるだろう。そういった中、各社が積極採用に乗り出している。
その中でも今回は、現在AMBIで求人募集を行なう外資系企業「Bytedance」「Miro」「Aniwo」「Onedot」の4社に注目した。特にBytedanceやMiroはユニコーン企業としてもよく知られるところ。各社のデジタルマーケティング関連求人をまとめて紹介する。
※2022年8月現在の求人となっております。
TikTokを運営するBytedance社。日本法人は2016年に設立されている。2022年8月現在、「クライアントソリューション」「ブランドストラテジスト」「マーケティングプランナー」といったポジションがオープンとなっている。
オンラインホワイトボードプラットフォーム「Miro」を提供。グローバルは2011年設立、日本法人であるミロ・ジャパン合同会社は2021年に設立されたスタートアップだ。
同社では現在、「アカウントマネージャー」「インサイドセールス」などの募集を行なっていた。マーケティング部門と連携し、新しいキャンペーンの実施や、アカウントの収益成長を促進を担うという。どちらも日本市場開拓において重要なミッションを担うと言えそうだ。
2014年、日本人がイスラエルで創業したイスラエル発のスタートアップ企業。大学院卒・プロフェッショナル人材向けリファラル採用サービス「Axelnode」やサイバーセキュリティサービス「AironWorks」の開発・運営を手掛ける。
同社では現在Webマーケターを募集していた。自社サービスの事業成長推進や、日本市場マーケティングなどを担うという。
ユニ・チャーム株式会社とBCG Digital Venturesが共同出資し、立ち上げたスタートアップ企業。中国におけるデジタル事業の立ち上げや、デジタル戦略・マーケティング支援。また、中国最大規模の育児動画メディア「Babily」を運営する。
現在「市場開拓マネージャー」の募集を行なっていた。中国マーケットでのノウハウを活用し、日本企業の中国進出・拡大を支援するポジション。事業戦略の立案から、マーケティング戦略設計まで、中国市場の開拓に必要なサポートを網羅的に行なうという。