テクノロジーの進化や少子高齢化などを背景に、介護・福祉業界は今、変革期を迎えている。とくに注目したいのが、経営により近いポジション、CFO候補、経理責任者、事業企画などの募集。幹部候補・重要ポジション、採用強化の背景とは?
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たとえば2015年、日本では4人に1人が65歳以上に。さらに2025年には3割を超えると予想されている。
急激に進む少子高齢化。そしてテクノロジーの進化もあいまって、介護・福祉業界は大きな変革期を迎えているといっていい。「介護・福祉市場」でいえば、2020年までに2兆7829億円(*)規模に成長していくとされている(2014年は約1兆6673億円)。
非常にユニークな動きとして、業界をまたいだコラボレーションや参入が続いているということ。たとえば、不動産会社、保険会社、アパレルメーカーなどが介護施設運営を始めるケースも。またベンチャー企業を中心に、ITを活用した新たなビジネスも次々に生まれている。
また、国内にとどまらず、アジアを中心に、海外市場に進出する企業も増えてきた。いま注目の業界だといえる。
(*)マーケティング会社の富士経済調べ
「介護福祉・介護予防関連製品・サービスの国内市場を調査」
(https://www.fuji-keizai.co.jp/market/14096.html)
社会的なニーズの高まり、大きく変化していく介護・福祉業界。それぞれの企業の求人にも動きが見られる。活発なのが、より経営に近いポジション、幹部社員の採用強化だ。年収900万円以上の求人も見受けることができた。
たとえば、IPO準備、M&Aを進める某企業では「財務・経理・法務」を募集。その他、在宅型医療施設の運営企業においても「CFO候補」を募集していた。
さらにM&Aを積極的に進め、海外12ヵ国に子会社を展開する企業でも経理・財務・法務など管理部門の責任者を募集していた(2017年10月現在)。
財務・経理業務体制強化、事業推進を担っていく。こういった要職においてキャリアを築いていく。そういった方にとって介護・福祉は注目業界といえる。多少でも興味がある方は、応募のチャンスを逃さないためにも、ぜひ「興味あり」を押し、事前の合格可能性を受けて取ってみてほしい。
もう一つ注目したいのが、「事業企画」のポジション。特に新規事業の企画から担ってほしいという求人が多く見受けられた。
たとえば、1000を超える介護事業者向けに経営支援サービスを提供している企業では、こうした経営資源を活用した事業立ち上げを担う人材を募集。少数精鋭で始めることが多く、企画からマーケティング、営業まで幅広く経験できる環境があるようだ。
またITを中心に40を超える情報インフラサービスを提供する企業や、有料老人ホームやデイサービス、ショートステイなど幅広い介護施設を展開している企業からの募集もあった。
介護・福祉は高齢化の進行とともに、需要も高まっていく業界だ。多くの人から求められる仕事。幸せに貢献していく醍醐味があるだろう。異業種からの挑戦が可能な求人も多い。ぜひ求人情報をチェックしてみてほしい。
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