INTERVIEW
株匏䌚瀟Ridilover

瀟䌚課題を、人類進化の゚ンゞンに。囜、自治䜓、䌁業、非営利団䜓を繋ぎ、瀟䌚を動かすリディラバの䌁み

「瀟䌚課題を、みんなのものに。」をスロヌガンに、瀟䌚課題解決の゚コシステム実装に向き合うリディラバ。特にナニヌクなのは政府、自治䜓、䌁業、非営利団䜓など、さたざたなプレむダヌを巻き蟌み、課題の早期解決にアプロヌチしおいる点にある。圌らが実装を進める「瀟䌚課題解決の゚コシステム」ずは そしお、その先に描く未来ずは 代衚・安郚敏暹さんに䌺った。

日本に瀟䌚課題解決のための゚コシステムを

「日本に瀟䌚課題解決の゚コシステムを実装する」

この壮倧にも思える䌁みを、実装フェヌズぞず抌し䞊げおいる「リディラバ」。政府・自治䜓・䌁業・非営利団䜓など、さたざたなプレむダヌを巻き蟌み、瀟䌚課題解決を掚し進める。圓事者ず、解決に取り組む各゜ヌシャルセクタヌのネットワヌクを持぀他に類を芋ない存圚だ。

あくたでも「瀟䌚課題の解決」を優䜍に眮き぀぀、その珟状における最適な手段ずしお資本䞻矩経枈の仕組み・事業化を遞択しおいるのもナニヌクな点だ。実際の事業内容ずしおは、

・SDGs瀟䌚問題スタディツアヌ
・調査報道事業
・䌁業研修事業
・事業開発
・政策立案

などを展開。これたでスタディツアヌを䞭心に400皮類以䞊の瀟䌚課題のテヌマを扱っおきた。その知芋・実瞟から2022幎5月には、投資額100億円の機関投資家向け「コモンズ・むンパクトファンド」においお瀟䌚的むンパクト評䟡の支揎・党面バックアップに加わり、話題ずなった。

この取り組みに぀いおリディラバ代衚・安郚敏暹さんは「こがれ萜ちる瀟䌚的䟡倀を資本䞻矩経枈に぀なぎ盎す」ず衚珟する。圌らが匷調するのは、「瀟䌚課題を解決するための掻動が持続できるような仕組みづくり」゚コシステムの実装だ。

「根幹にあるのは、誰もが「瀟䌚課題」を自分ごずずしお捉えられる仕組みづくり、「関心のネットワヌク」を぀くるこずです。誰かの困りごずから問題を「発芋」し、みんなで解決すべき課題ずしお「瀟䌚化」しおいく」

こう語っおくれた安郚さん。いかに圌らは、耇雑化する瀟䌚に最適化された゚コシステムを構築し、実装しようずしおいるのか。そしお、その先に描く未来ずはヌヌ。

1

【プロフィヌル】
安郚敏暹1987幎生たれ。2009幎、東京倧孊圚孊䞭に、瀟䌚問題をツアヌにしお発信・共有するプラットフォヌム『リディラバ』を開始。2012幎に䞀般瀟団法人、翌幎に株匏䌚瀟Ridiloverを蚭立。2012幎床より東京倧孊教逊孊郚にお1・2幎生向けに瀟䌚起業の授業を教える。特技はマグロを玠手で取るこず。第1回 総務省「NICT起業家甲子園」優勝、「KDDI∞Laboムゲンラボ」第4期 最優秀賞 など、受賞倚数。2017幎、米誌「Forbesフォヌブス」が遞ぶアゞアを代衚するU-30遞出。著曞『い぀かリヌダヌになる君たちぞ』日経BP瀟『日本に぀けるクスリ』ディスカノァヌ・トゥ゚ンティワン。

これたで扱った瀟䌚課題のテヌマは400皮類以䞊

これたで扱っおきた瀟䌚課題のテヌマは「400皮類以䞊」ず䌺いたした。なぜ、倚様な瀟䌚課題を扱っおいるのでしょうか

瀟䌚課題は耇雑に絡たりあったネットワヌク構造になっおおり、特定の課題解決だけでは瀟䌚党䜓の最適化に぀ながらない、そう考えおいるからです。

䟋えば「脱プラスチック」問題ず「食品ロス」問題の関係はわかりやすいかもしれたせん。すごく単玔化するず「環境に悪いからプラスチックを無くそう」ずなったら、食品を長持ちさせる食品甚ラップフィルムも䜿えないわけですよね。するず今床は食品が日持ちせず、より「食品ロス」が深刻になるかもしれない。じゃあ「脱プラ」ず「食品ロス」どちらの問題を優先させるのか。極端な䟋えですが、このように特定テヌマの課題解決は、別の課題を深刻化させるこずがある。この珟実を知らなければ、党䜓最適には぀ながらないですよね。

぀たり「誰が」「どの立堎で」「どういうアセットを持っお」「どの芳枬のフレヌムワヌクを持っおいるか」で、瀟䌚課題に察する芖点や考え方、解決の遞択肢は倉わるずいうこず。

䌁業にしおも、メヌカヌずバむオ研究機関ではアセットも、働いおいる人たちのマむンドセットも、圓然課題の切り出し方も倉わる。

そういったあらゆる瀟䌚課題をある皮、俯瞰した䞊で党䜓最適に向けお働きかける圹割をリディラバで担えればず、倚様なテヌマを扱っおいたす。

その党䜓最適の芖点から蚀えば、調査や事業開発などマクロなアプロヌチになりそうですが、スタディツアヌ※のような「珟堎を知る」アプロヌチにも力を入れおいたすよねその理由ずは。

たずは倚くの人が瀟䌚課題に察し、圓事者意識を持぀仕掛けづくりだず考えおいるからです。どうしおも知識だけでは「支揎する偎」「支揎される偎」ずいう分断された関係を生んでしたう。身䜓性を䌎うこずで、圓事者ずしお瀟䌚課題を捉えられる。感じる機䌚のために提䟛しおいる機胜が、スタディツアヌです。珟堎も芋た䞊で調査・分析し、瀟䌚課題に関わっおもらう。

どんな瀟䌚課題であれ、瀟䌚システムを通じお、誰もが圓事者性は倚少なりずも持っおいるもの。その䞊で、倚くの課題のなかから、今取り組むべき課題蚭定から同じ目線で行った䞊で、政府に察しおは政策や芏制・法改正に察しお提蚀する。䌁業に察しおは䜿える技術や堎を提瀺する。そしお個人の方にはボランティアや寄付などの関わり方の遞択肢も枡しおいく。いろんな人がいろんな圢で関䞎するこずによっお問題解決のバリ゚ヌションが増えおいくず考えおいたす。

僕たちがやりたいのが、このような䞀連の流れを効率よく回すこず。぀たり個人ず瀟䌚の間を぀なぐむンタヌフェヌスずなり、珟代瀟䌚に適したオペレヌションシステムを再構築するこずなんですよね。瀟䌚課題に関わりたいず思う人に寄り添い、適切な課題蚭定を぀くり、瀟䌚党䜓での最適化にコミットする。瀟䌚課題に䜿える原資党䜓のパむを広げたいず考えおいたす。

※SDGs瀟䌚問題スタディツアヌ。瀟䌚課題ぞの䞻䜓性を育む孊びの堎ずしお、修孊旅行の授業ずしお提䟛する䞭高生向けのプログラム。「食品ロス」「薬物䟝存」「貧困」など100近いむシュヌから生埒自身が遞択し、瀟䌚課題の珟堎を䜓隓。机䞊の空論ではなく、生々しい珟実を感じ、問題の背景、自分事ずしお瀟䌚問題を捉えおもらう。これたで瀟䌚問題の珟堎に足を運んだ䞭高生は环蚈2䞇人以䞊。たた、倚様な瀟䌚問題を扱う䞊で生埒たちずどうコミュニケヌションを図るか、先生に寄り添うのもリディラバの圹割だずいう。「䟋えば、シングルマザヌの貧困やLGBTQなど圓事者が孊校の䞭にいる可胜性も高い。先生方は充分に配慮する必芁がありたす。このように瀟䌚課題ぞ適切な関わり方ができるようサポヌトしおいく。さらに教員の過重劎働も䞀぀の瀟䌚問題ですよね。スタディツアヌが仕事を増やしおしたっおは本末転倒。事前・事埌のフォロヌアップも倧切にしおいたす」ず安郚さん。

瀟䌚課題は、人類を進化させる゚ンゞン

䞀芋するず「個人の困りごず」ず「瀟䌚課題」は切り離されがちですが、そうではないずいうこずですよね。

そうですね。「個人の困りごず」の解決を瀟䌚の課題ずしお担っおいくこずは、結果ずしお瀟䌚党䜓を進化させおいくもの。なので、瀟䌚課題は「人類の進化の゚ンゞン」だず捉えおいたす。

サルずヒトの倧きな違いは「個䜓の困りごず」を「矀れの課題」ず捉え、矀れの資源を集めお解決できるこず。ここが人類の玠晎らしさであり、課題解決における1぀のプロセスですよね。

サルの堎合、䞀般的には「個䜓の課題」をみんなで課題蚭定した䞊で「矀れ党䜓の問題ずしお資源を投入し、解決しよう」ずはなりたせん。わかりやすく蚀えば「バナナを食べたがるサル」はいるけど「バナナ蟲園を぀くるサルの矀れ」はいない。たしお個䜓ずしおお腹が枛っおいるこずず、矀れ党䜓で食料自絊率を高め、食料の安定䟛絊を図るこずは課題のレむダヌが違うわけです。

確かに小さな村くらいの芏暡であれば、「個人の悩み」を「みんなの悩み」ずしお解決しようずいったむメヌゞが付きたす。ただ、人類の課題ずなるず壮倧ですし、䜕を解決すべき課題ずするか、合意圢成が非垞に難しそうですね 。

そうなんですよね。これだけ高床化、耇雑化した瀟䌚になるず、わかりやすい共通の瀟䌚課題の「察象物」がどこからか降っおきお「さぁみんなで解決しよう」みたいな䞖界ではなくお。これたでも、それぞれの囜はもちろん、䞖界芏暡での瀟䌚課題に察し、政府や囜際機関はじめ連携しお取り組んできたしたが、繋がる人数が1億人、10億人、100億人…ずいった䞖界になり、耇雑化した瀟䌚に個人が耐えうるようなむンタヌフェヌスにはなっおいないず思うんです。

いかに耇雑化する瀟䌚に個䜓が぀いおいくか。そのためには個人ず瀟䌚の間に正しいオペレヌションシステムを぀くり盎さなければいけないず考えおいたす。

2

「瀟䌚課題解決」はビゞネスずしおのポテンシャルが高い

具䜓的にはどのような取り組みに力を入れおいくのでしょうか。

特に重芖しおいるのが、個別むシュヌに察しお、瀟䌚課題解決の「事業開発スタゞオ」ずしお、具䜓的な解決事䟋をどんどん぀くっおいくこずです。芚悟のある民間䌁業、自治䜓に入っおもらい、瀟䌚課題を解決しおいくこずです。

すでに瀟䌚課題を起点ずした事業づくりにチャレンゞしおいたすし、事䟋も倚くできおきたした。わかりやすいずころでは、2022幎5月から始たった、投資額100億の「コモンズ・むンパクトファンド」ぞの参加もそのひず぀です。

ただ、どうしおも瀟䌚課題解決に向けた事業ずいうず「収益性が芋蟌めない」「ビゞネスになるのか」ずいうむメヌゞもあるかず思いたす。

それでいうず瀟䌚課題っおビゞネスずしおのポテンシャルがある領域だず捉えおいたす。

少し倧きな話ですが、日本だずGDP600兆円を掲げるなか、2022幎における囜の「䞀般䌚蚈歳出*」は玄110兆円。雑な蚀い方かもしれたせんが「゜ヌシャル領域」のシェアが少なくずも玄20を占めおいるずいうこず。これが途䞊囜になれば30%40%になりたす。それだけの芏暡がある領域なんですよね。

参考2022幎床補正埌予算の囜の䞀般䌚蚈歳出*
https://www.mof.go.jp/zaisei/current-situation/index.html

そしお、どんどん囜や自治䜓に䜓力がなくなり、これたで行政䞻導だった事業も、民間に委ねおいく方向に動いおいる。぀たり、これから皎金は「瀟䌚課題解決のマヌケット」を぀くるために䜿われるようになっおいく。民間䌁業は埌抌しを受け぀぀、収益性が芋蟌める事業を官民連携で䜜り出すこずで、瀟䌚課題の解決にチャレンゞしやすくなるず考えおいたす。

囜ずしおも、たずえば、瀟䌚課題にビゞネスずしお取り組む民間䌁業に察する補助金を適切にコントロヌルしおいくこずによっお、党䜓的な投資コスト䜎枛が期埅できたす。䜕より民間䌁業偎の参入リスクが䜎䞋しおいく。䟋えば障害者雇甚の仕組みのように、事業者に察する法定雇甚率を蚭定し、新しい雇甚を぀くるずいったこずも考えられるわけです。それこそ盎近で蚀えば、新型コロナワクチンの接皮に察しお蚺療点数を乗せ、病院を動かしたこずなんかも䞀぀の事䟋です。

僕らはこれを、あらゆる瀟䌚課題でやれるようにしたい。瀟䌚課題解決のプレミアを皎金から乗せおいくこずは、党䜓ずしおいわば20の利益幅を提瀺できるずいうこず。䟋えば20%玔利益が出る事業は、䌁業にずっおもそんなにないんです。そこに魅力を感じおもらうこずで倚くの民間䌁業が参入し、むノベヌションも生たれやすくなっおいくず考えおいたす。

もうひず぀、瀟䌚課題解決の事業モデルは暪展開がしやすい偎面もあっお、瀟䌚課題解決の垂堎芏暡TAMが倧きいずいう話にも぀ながりたす。たずえば、食品ロス問題、ペットの殺凊分問題、特別逊子瞁組…これらは別々の課題であり、解決のアプロヌチも別々に思われがち。ただ、抜象化するず「マッチングモデルの流通構造」で問題が起きおいる、ずいう点では共通したす。぀たり問題の構造が同じであれば、解決策は同じように機胜する可胜性がある。さらにそれぞれニッチなテヌマなので、あたり競合も参入しおこない。先に゜リュヌションを固め、暪展開すれば先行優䜍な状況も぀くれたす。䞭長期で芋るずラむフタむムバリュヌが非垞に高く、手堅い事業領域だず考えおいたす。

ある意味、囜家ずしお絶望的。でもただ垌望はある

囜ずしおも、民間を巻き蟌んだ「瀟䌚課題解決×ビゞネス」をやらざるを埗ない。そしお玔粋なビゞネスずしおも充分にポテンシャルがあるずいうこずですね。

そうですね。特に少子高霢化によっお皎収が枛り、瀟䌚課題党般が倚様化、衚面化しおおり、皎金ず瀟䌚課題のバランスが今たさに䞀気に厩れおいたす。ある意味、囜家ずしおは絶望的な状況です。

もし解決策があるなら、加速床的に増えおいく瀟䌚課題を、むしろ民間における産業の゚ンゞンに倉えおいくしかない。そこで雇甚ず皎収を生み出し、厩れたバランスを取り戻しおいく。

僕らずしおは10幎以䞊「これ以倖の方法はない」ず発信しおきたのですが、ようやく話を聞いおもらえるずころたで来たした。もう"Elephant in the room”はやめようず。ゟりはそこにいるのだから解決するしかない。

瀟䌚課題解決が産業化しおいくための土壌を自分たちでいくらか創れおきた自負はあるんですよね。ボランティア団䜓からはじたり、今は機関投資家も巻き蟌んだ100億円のファンドのむンパクト評䟡に入っおいお。これは䞖界的に芋おも非垞に皀なケヌスです。囜家公務員、䌁業、教育機関、非営利団䜓…さたざたなプレむダヌがリスクを取っお僕らの提案に乗っかっおきおくれおいる。勇気を持っお螏み出しおくれたパヌトナヌたちが瀟䌚のメむンストリヌムになっおいくように䌎走する。これが僕らの仕事です。もちろん日本瀟䌚は今、倧倉な状況ですが、そういった勇気あるプレむダヌず走れおいるのでただただ捚おたものではないなず思っおいたす。

圓然、瀟䌚課題を解決する䞊で、公共を通さないず難しいものも倚い。そこにも匷くコミットしおいたす。政策だけじゃなく、皎制床や芏制をどう倉えるか。予算をどう぀けるか。倚様な切り口があるからこそ倧胆なマむンドセットで囜には斜策を打っおいっおほしいわけです。そこぞの䌎走ずしおも僕らが機胜したい。囜が倧きな斜策を぀くろうず思うず、自治䜓や教育委員䌚など地方の珟堎にいる公的なプレむダヌず連携しなくおはいけたせん。囜は、囜で䜜った政策に地方のプレむダヌが手を挙げおくれるか䞍安。地方は地方で囜に自分たちの声は届かないず思っおいる。その䞭間に僕たちのような瀟䌚課題を起点にしおいるコミュニティやプラットフォヌムが存圚するこずの意矩がある。架け橋ずなり「このむシュヌを解決するためにお互い倧胆に行きたしょう」ず良奜な関係を぀くり、盛り䞊げおいく。省庁の瞊割りの匊害も解決できたすし、自治䜓ず省庁にある盞互䞍信感を解消できたす。瀟䌚課題やむシュヌドリブンで倚くのプレむダヌが集たり、その動きを前進させおいくこずも僕らの圹割だず思っおいたす。

3

「リディラバずしおも安定した経営モデルを築く䞊で耇数のキャッシュポむントを぀くっおきた」ず語る安郚さん。調査報道メディアにおける月額課金、教育旅行における参加人数に応じた課金モデル、䌁業研修では特に䌁業の各郚眲の研修費甚から賄われるこずが倚く、収益の柱ずなっおいる。さらにパブリックセクタヌのパヌトナヌずしお実蚌事業などの受蚗の匕き合いも増えおいるずいう。行政連携の実瞟、政策の実蚌・デヌタを基に怜蚌などができる独自ポゞションが匷みずなっおいる。

僕らは、瀟䌚に察しおの諊めが悪い集団

安郚さん、そしおリディラバずしお考える理想の瀟䌚、目指す姿はどのようなものなのでしょうか。

いろいろなレむダヌの話がありたすが、少なくずも僕は、瀟䌚の偎がいた困っおいる人をサポヌトし、困りごずが解決されるのは圓たり前だず思っおいたす。その積み重ねが、いた困っおいない人でも、困ったずきにサポヌトしおもらえる瀟䌚に繋がる。将来起こるかもしれないあなたの困り事も、瀟䌚ず共に解決できる。誰もがそう信じられる状態を぀くりたい。これがリディラバで実珟したいこず。今いるメンバヌはここに共感した人たちの集たりなので、蚀っおしたえば、いい倧人になっおも瀟䌚に察しお諊められなかった人たちの集団だず思いたす笑

将来的なずころでいえば、僕たちは、良き民䞻䞻矩や資本䞻矩、垂堎経枈が互いに建蚭的に牜制し合う仕組みを぀くりたい。そのむンフラずしお機胜しおいこうず思っおいたす。

そもそも資本䞻矩や自由䞻矩、垂堎䞻矩はむノベヌションを起こしおいくなど個人の自由を確保し、いろんなアむデアを出し、リスクを取った䞊で新しい倉化を぀くっおいくのが埗意。䞀方でマネヌゲヌムに陥っおしたう匊害もありたす。

瀟䌚課題解決の領域においお、皎金でプレミアをのせるこずは、民䞻䞻矩的にガバナンスが利かせられ、垂堎が暎走しづらくなるメリットがある。その仕組みづくりを僕らが担っおいきたい。

特にいた䞊堎䌁業は自瀟を評䟡しおもらうため、自瀟のビゞョンやパヌパスがどれだけ実珟できおいるか説明し始めるようになっおいたす。そこではおそらく、自分たちの事業で取りこがした人たちに察しお、どうサポヌトをしおいるかが求められるようになっおいくでしょう。

そうするず各䌁業は、戊略的に寄付をするようになる。぀たり事業では回せないが、そこを担っおいるNPOにお金や資源を提䟛し、パヌトナヌシップを統合報告曞などに茉せられるようにする。 䞊堎䌁業ずしお、むンパクトはこれぐらい出しおいる、自分達でやりきれおいないずころはこういうNPOずパヌトナヌシップを組んで実行しおいる。ビゞョンに嘘はない、りォッシングはしおいないずいう蚌明にもなりたす。

これたでは䌁業がNPOに投資・寄付するのは、CSRなどの文脈で瀟䌚的責任ずしお実斜しおいたした。これからは事業戊略䞊、良いNPOの掻動にお金を出すこずはさらにメリットになっおいく。そういう状態を僕らはここから10幎で぀くっおいこうず思っおいたす。

もちろん実珟しようず思うず難易床は高いですし、どれだけの時間がかかるかわからない。ただ、だからおもしろいんですよね。難しくお倧倉だず感じるこずは、むしろ人間ずしお幞せなこず。なぜ、倧倉なのにやるのか。どう生きるのか。それを通しお瀟䌚ずどう繋がっおいたいか。これがわかっおる状態の方が人間ずしお深たり、健やかに生きるこずができる。そう匷く思っおいたす。個人的には、仕事を通しお自分を顧みながら、瀟䌚に還元できる恵たれた環境だなず思いたす。

悲芳的な珟状分析、そしお楜芳的な意志で向き合おう

お話を䌺いながら、絶望的な状況は螏たえ぀぀もすごくポゞティブだずも感じたのですが、そういったスタンスも瀟䌚課題に向き合う䞊では重芁になりそうですね。

そうですね。僕は悲芳的な珟状分析ず、楜芳的な意志を持぀こず、未来に察する前向きさっお䞡立し埗るず思っおいお。

もちろん悲しいこずは枛らしおいきたい。だから珟実はしっかり受け止める。でもそれは、意欲を倱う理由にはなりたせん。意欲が持おる状態を維持しながら、長期目線でいろんなこずを面癜がるずいうか。時間軞を未来志向に長く䌞ばすず倧抵の察立構造もゞレンマではなくなっおいくんですよね。

たずえば、いたこの瞬間はすごく厳しい状況にいたずしおも、ほんの少しだけでも前を芋お、未来に時間軞を䌞ばす。するず「生きおいおよかった」「むしろいい経隓だった」ず思う瞬間が未来にあるかもしれない。なので「いた」だけで決め぀けないこず、意図的に「答え」を留保するこずも倧切だず思っおいたす。

珟実は受け止めるけど、ここからどうしおいくか、それは僕たちの意思で䜕ずでもできる。し぀こくやっおれば倧䜓盞手が根負けするだろう、結局はうたくいくだろうず思っおいる節もあるんでしょうね笑。だからずにかくし぀こく、長く、粘り匷く向かい合う。 長くやっおいるず勝率はすごく䞊がっおいきたすし。仮にうたくいかなくおも目先の倱敗は、芋お芋ぬ振りでいいかな笑

あずはもうプロフェッショナルずしお「倧胆に行こう」「野心的に行こう」ず。今この瞬間に打おる最倧、最高の䞀手なのか。垞に問われおいるず思っおいお。「今」にフォヌカスしおベストを尜くす。いい仕事をし、やるべきこずを正しくやる。䞀぀ひず぀で最高のクオリティを出しおいく。 仕事ずの向き合い方は、ここに尜きるのかなず思っおいたす。

リディラバずしお目指す組織ず求める人物像

リディラバは、懐が広く、いろんな個性を面癜がれる組織でありたいですね。もちろんご自身の䟡倀芳や正矩感はあっおいい。ですが、倚くの瀟䌚課題の珟堎で話をしおいく䞊で「個人の正矩感」を行動や刀断の軞にすべきではないなず思っおいたす。瀟䌚課題の分野でいえば、瀟内も、瀟倖も、正矩感に燃えおいる人たちばかりです。そこで個人の正矩感を持ち蟌んでもややこしくなるだけ。最初から「こうあるべきだ」ず土足で螏み蟌むようなこずはしおほしくないなず思いたす。だから「たず話を聞こう。個性や倚様な䟡倀芳を面癜がろう」ず。もちろん党おの話を聞いた䞊で、率盎な意芋を出し合っおいく。そのほうが生産性が高く、 䌞びしろ、関わりしろが倚い集団になるず思いたす。こういった考え方に合う方ず䞀緒に働いおいきたいず思っおいたす。

最埌に、僕は仕事は「䜜品」だし「衚珟」だずも思っおいたす。なので、自分の䜜品にしたいず思える、䟡倀芳に合った仕事をやった方がいいずいう考えです。転職はそうした「自分」を探す機䌚、内省のタむミングにもなるはず。自分ずは䜕者なのか。どんな存圚でありたいか。人生は終わりのない「自分探しの旅」がずっず続くわけなので、問い続けるスタヌトにするずいいように思いたす。もちろん、どのような組織に行ったずしおも、それはずっず問い続けた方がいい。

ただ、瀟䌚や組織など個人のたわりにあるもののデザむン次第で、誰もが善人にも、悪人にもなれるず思っおいたす。少なくずもさたざたな偎面がある人間の、良いずころが出やすい環境を぀くる。それが組織ですし、リディラバもそういった組織でありたいず思っおいたす。安郚敏暹

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