化粧品メーカーが海外展開を強化している。特に各社が積極的に攻勢をかけるのが、中国や東南アジアといった地域。日本発の化粧品ブランドの人気が高まるエリアだ。化粧品メーカーの海外進出、今後の展開とは? マーケティング・販促企画職の求人と併せて見ていこう。
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アジアを中心とした海外市場で、日本の化粧品人気が高まっている。
事実、化粧品輸出額は2013年から3年で倍増。2018年には初めて5000億円を突破する見込み。その9割がアジア向けだ。輸出先としては中国が34.9%で最も多く、香港が25.9%、韓国が10.3%とアジア各国が続く。(2018年1月~11月実績 *)。
日本化粧品の人気に火をつけた一つのきっかけと見られているのが、いわゆる”爆買い”だ。2014年の免税対象化とともに、中国人を中心とした訪日外国人の化粧品購入が急増。品質の高さから人気は急速に高まった。
こうした中、化粧品各社はさらなるシェア獲得に向け、海外展開を加速させる。
たとえば、資生堂はベトナム、スイス、アメリカ、韓国、トルコなどに相次いで子会社を設立。さらに日本以上にECショッピングが普及する中国市場に照準をあわせ、アリババなどの電子モールと提携を進めている。
グローバルでの市場拡大・開拓を続ける、国内化粧品メーカー。いま、どういった人材が求められているのか。今回はとくに、商品・ブランドの販売戦略・実行を担う「マーケティング・販促企画」の求人を紹介しよう。
たとえば、資生堂で募集が行なわれていたのがオムニチャネルマーケティング、デジタル戦略の推進を担当するプロジェクトマネージャー。海外とのやり取りなども少なくなく、グローバルな環境で働ける環境があるようだ。
その他、資本金3億円を超えるコスメブランド、12ヶ国に展開する化粧品メーカーの求人も見受けられた。
いま、「日本製」を打ち出した商品展開はもちろん、海外で独自ブランドをつくる動きも活発だ。グローバルな市場で勝負したい、キャリアを築きたい方はぜひ実際に求人をチェックしてみてほしい。
(*1)化粧品輸出5000億円超 18年、訪日客の帰国後消費増で
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39585230Q8A231C1TJC000/