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デンソー株式会社

デンソーが「モビリティの未来」を創る仲間を募集。25年度までに4,000名を増強、採用強化へ

掲載日:2024/01/25更新日:2024/01/25
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2023年3月期、連結売上収益は6兆4,013億円。自動車部品において国内1位、世界2位の実績を誇る、メガサプライヤー「デンソー」。クルマだけでなく、モビリティ社会を支える存在へと進化するべく、新たな経営体制や事業戦略を打ち出し、改革を進めている。新たなチャレンジを掲げる同社の事業概要、そしていま同社の一員として働く魅力とは? 

「クルマ」の枠を越え、「モビリティ社会」を支える存在へ

自動車部品において世界第二位を誇るメガサプライヤー、「デンソー」。1949年に創業以来、世界中のメーカーから信頼され、様々な製品やシステムを提供してきた。2023年3月期の連結売上収益は6兆4,013億円。他メーカーに先駆けて海外戦略を進め、現在世界での拠点は北米、欧州、アジアの35カ国・地域に及び、グループ会社数は190社に上る。

また、自動車部品に留まらず、時代に先駆けてテクノロジー開発にも取り組んできた。電装部品の枠を超えたシステム全体をまたぐ動力伝達・空調にはじまり、ロボットやQRコードの独自開発など、生み出した“世界初”は100を超える。現在も先端技術研究所を構え、半導体、HMI、AI、材料、バイオなど、5~20年先の未来を見据え、技術を磨き続けている。

そして、自動運転やコネクティッド、電動化など、自動車業界が大きな変革期を迎えている今、デンソーはスコープを「クルマ単体」から「モビリティ社会全体」に広げ、さらなる進化を遂げようと挑戦している。2023年11月、デンソーは新体制での経営方針や技術戦略を発表。今後、「モビリティの進化」「基盤技術の強化」「新価値創造」の3つのチャレンジに取り組むことを表明している。

デンソーが取り組んでいく3つのチャレンジ

【1】モビリティの進化(電動化・ADAS*)

電動化は、2025年度には売上1.2兆円、2030年度には1.7兆円へ。製品とエネルギーマネジメントを連携させた大規模システム、パワーモジュールといった部品まで、垂直方向の製品まで品揃えを拡充。ADASは、2025年度には売上5,200億円、2030年度には1 兆円の実現を目指す。HMIやインフラと連携させ、最適な運転支援を実現することで事故シーンカバー率を向上していく。
ADAS*... 先進運転支援システム。ドライバーの安全・快適を実現するために、ドライバーに的確に表示・警告を行ったり、自動車を制御するなどの運転を支援する機能のこと。

【2】基盤技術の強化(半導体・ソフトウェア)
半導体では2030年までに約5000億円という積極的な投資を行い、2035年には事業規模を現在比3倍の7,000億円に拡大する。ソフトウェアの開発力のさらなる向上に向け、2030年度にソフトウェア人財を現状から1.5倍の1.8万人体制へ。デンソーが長年積み重ねてきた多彩なソフトウェアIPと実装力を活用し、大規模統合ECUを実現する。

【3】新価値創造(エネルギー・農業)
エネルギー、食農、サーキュラーエコノミー領域など、モビリティ以外の領域にも数多くの技術開発や事業化の検討を実施。その1つとして次世代エネルギーとして大きな注目を集める「水素ビジネス」への参入を計画しており、水素を核に産業界をつなぎ、さまざまなエネルギーをつなぐことでカーボンニュートラルな社会の実現に貢献していく。

電動化とソフトウェア領域で、4年間で計4,000名を増強

デンソーは、とくに注力している「電動化」と「ソフトウェア」領域において、採用強化へ。新規採用と社内異動も含め、2025年度までの4年間で約4,000人を増強すると発表し、採用を加速。さらに、2030年度までには1万8000人のソフト開発人財を増強する計画だという。

また、デンソーには、自動車業界・メーカーに限らず多様な業界からの転職者も多く、さまざまな専門性・考え方・バックグランドを持つ人がいる。なかでも「自らが実現したい未来があり、その実現のために日々挑戦し続けられる」社員が活躍しているという。

最後に、実際に働く上で気になる社内制度について見ていこう。同社では、「実現力のプロフェッショナル集団を目指す」というビジョンを掲げ、社員ひとりひとりの「成長したい」を後押しする制度・取り組みを揃えている。

デンソーの社内制度
■ 自らキャリアを描くための制度
・社内公募
自らの意志で募集業務に応募し、部署異動が出来る制度
・トレーニー制度
若手社員の育成のために、一定期間、外の世界を経験してもらう制度。「海外拠点」「社外修行」「短期共創」の3つのトレーニーのコースを設けている。
・キャリアデザイン面談
社員が描くキャリアについて、上司と対話を行い、今後のキャリアデザインについて合意する面談
・キャリア相談室
キャリアにおける悩み・不安について、専門資格を保持した社内カウンセラーに相談できる窓口を設けている。

■成長を後押しする制度
・多彩な教育カリキュラム
新入社員教育をはじめ、技術者に向けた専門性習得のための研修や、新市場開拓・新製品開発の際の研修などもある。
・1on1
・資格取得支援
業務遂行上有用な専門能力と認められる資格を自己啓発で取得した場合、会社が費用を全てもしくは一部負担する制度

自動車産業が「100年に一度の変革期」と言われている今、デンソーが世の中に提供できる価値はなにか、組織としてどう変化を遂げるべきなのか、問われている今のデンソーだからこそ、得られる挑戦機会がきっとあるはず。次世代のクルマ、モビリティの未来に関心のある方、自己変革の意識を持つ方、ぜひ実際の求人を一度確認してみてほしい。

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