霞が関の中でも「国家のOS」とも言える重要な施策・制度を所管している総務省。行政制度の管理・運営、地方分権の推進・地方自治の確立、消防・救急行政、情報通信技術利活用の推進、放送サービスの充実・発展……と所掌範囲は多岐にわたる。
ICT機器のOSがバージョンアップされていくように「国家のOS」もまた、社会状況に合わせた変革が必要である。そこで2024年度は「活力ある多様な地域社会を実現し、世界をリードするくにづくり」を重点テーマに掲げ、地方行財政基盤の確立や防災・減災への対応、地域DXや最新技術活用の基盤となる通信インフラの整備、国際連携の強化など様々な取り組みを進めようとしている。多様な領域においてさらなる変革を起こしていくために――必要なのは、多様なバックグラウンドや専門性を有した人材だ。
これまでも民間出身者の採用に力を入れ、積極的に外部人材を採用してきた同省。メーカー、コンサル、金融、商社などあらゆる業界の出身者が入省している。こうした動きを加速させ、省内に新たな風を吹き込むため、2024年夏採用として広く募集を行なう。
今回は総合職の課長補佐級/係長級の2ポジションで公募を行なう。霞が関の中でも特に多様な領域を所掌する総務省だからこそ、業界・職種問わずあらゆる経験を活かすことが可能である。いわゆる国家公務員試験(筆記試験)の受験も不要とし、一般企業の選考に近い形で、幅広いバックグラウンドを有する人材を募集。入省後もジョブローテーションや、他省庁・自治体・国際機関などへの出向、海外留学などのチャンスがあり、総務省だからこそ積める経験が豊富に用意されている。
優れた知見を「暮らしの総て」という大きなフィールドで活かす――そういった未来へと挑戦する機会と言えるだろう。