民間出身市長とともに挑む──静岡県袋井市が新産業創出を担う産業戦略官（部長級）を初公募。

民間出身市長が挑む「産業改革」。袋井市の産業に新たな風を。

静岡県西部に位置し、田園地帯や茶畑といった豊かな自然環境に恵まれている静岡県袋井市。東名高速道路など主要交通路が横断しており、東京・名古屋・大阪といった主要都市へのアクセスも良好な地だ。そんな同市の先頭に立って改革を進めてきたのが、2005年4月の市制施行後、初となる民間出身市長となった大場規之（おおばのりゆき）市長。これまでに様々な分野の民間企業を経験しており、海外経験や代表取締役としての実績も豊富だ。また、現在も民間企業の役員を務めるなど、活動範囲は多岐にわたる。

就任後は、民間企業で培ってきた経験を活かし「スピード感のある市政経営」に注力。袋井市の産業・経済を活性化させることによって豊かな財政を実現し、充実した子育て環境などを整えている。今後は官民一体で袋井市の「稼ぐ力」をさらに増大させることを目指す大場市長。特に2024年度は、農業生産者や市内企業の営業活動などが盛んに行なえる環境づくりのほか、スタートアップ支援や産業イノベーション推進などをさらに本格化させようとしている。そこで今回、こうした動きのキーパーソンとなる人材を、民間から広く募集する。

市長自ら、ポジションを新設。部長級の「産業戦略官」を民間から初公募。

今回募集する「産業戦略官」は、今回、市長によって新たに設けられたポジション。袋井市の産業に革命を起こす重要な存在として、部長相当のミッション・待遇（年収850万円～900万円を想定）が用意されている。マネジメント業務は行なわず、産業部長の直下で民間での経験を活かし、産業振興施策を企画・実行していくことが期待されている。

例えば、第2次産業の企業誘致、ベンチャー・スタートアップなどの新産業の育成および企業間連携活動。すでに市内には食品メーカーや製薬会社など数々の大手企業が工場を構えており、成功事例も着実に増えている。こうした実績をさらに増やし、袋井市の可能性を切り開いていくため、専門性を有する人材を迎え入れる狙いである。民間出身市長とともに、袋井市の産業に変革を起こす──そんな志ある方からの応募が期待される。