いま、大企業としても注力しているWeb/デジタルマーケティング。いかにユーザーとの接点をオンライン上で築いていくか。ターゲットにリーチしていくか。Webマーケターの市場価値が高まっている。特に今回は大企業で活発化するSEO、リスティング、DSP、SNS広告などの分野における求人にスポットをあててみていこう。
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2016年、国内広告費はインターネット広告費は1兆3100億円(前年比13.0%増)になったという(*1)。
たとえば、運用型広告に限っていえば「18.6%増」とさらに伸長。2017年は動画広告が注目された年でもあった。
SEO、リスティング、アドネットワーク、DSP、SNS広告…多様化するインターネット広告市場において近年、その市場価値が高まっているのが、Webマーケターだ。
特に今回特集をしていくのは社員数1000名以上を超えるような企業での求人募集。特にインハウス・自社事業を展開する企業に焦点をあてて見ていこう。
インターネット広告市場がこれだけ注目されるようになっていると同時に、アドテクノロジーの進化も進む昨今。Webマーケターにおいても専門性、ノウハウが求められるようになってきた。
マーケットが順調に拡大していくなか、自社内にインターネット広告、Webマーケティングのナレッジを蓄積していこうといった動きも見て取れる。たとえば、人材の獲得もひとつの戦略だ。これまでWeb広告の代理店で働いていたWebマーケターが、事業会社のマーケティング部署へと転職するケースも。当然、大企業であれば任される広告予算もより規模の大きなものとなり、打ち手や企画も多様なものにチャレンジできる可能性が高まる。PDCAをまわし、多くのデータを蓄積。マーケットに大きなインパクトを与えるやりがいもある。
もちろん自社のみを担当するため、事業や企業の成長性に依存する部分はあるが、大企業でチャレンジをしてみるのもひとつの選択肢といそうだ。続いては、実際の求人募集について見ていこう。
[参考]
ネット広告、媒体費のみで初の1兆円超え/全体も5年連続で増加【電通、2016年日本の広告費】
https://markezine.jp/article/detail/26117
「Webマーケター」の職種の捉え方は多様になっている。2017年12月現在、募集されている求人を見ていくと、「インターネット広告運用」「Webプランナー」「プロモーションプランナー」「Web戦略」といった名称で募集されていることが多い。
某大手企業では、メディアやサービス全般における企画提案が主な仕事となる。リスティングやバナーなどのWeb広告に関するプランニング、SNSを活用した企画やディレクションなど、活躍の幅は広そうだ。
また「自社メディアにマス広告と連動した特集ページを作成する」という記載もあり、大手企業ならではの規模感のあるプロジェクトに参画できる機会もありそうだ。
その他、「海外向けの新規事業の立ち上げ」を軸とした求人も見受けることができた。たとえば、年150%の成長を遂げているグローバル企業での募集。コンテンツマーケティングに近いともいえるが、自社メディアの開発が主な業務となり、メールマーケティングと連動したコンテンツ企画の実施、LPやホワイトペーパーなどの制作に関わっていくという。
Webマーケター、とくに事業会社での経験者は市場において希少ともいえる存在。同時にたとえば、代理店やコンサルティング会社などでクライアントワークを経験し、事業会社への転職を考える方にも大きなチャンスがある。
評価されるポイントとしては、いかにPDCAをまわせるか。本質的な課題解決の能力が備わっているか。目的を明確にし、自ら考え、打ち手を講じられるか。扱っていた広告予算や実績はもちろん重要だが、その規模にかかわらず、上記のようなポイントを重視する企業は多い。
ますます大企業においても挑戦のフィールド、キャリアの可能性は広がっていく職種。ぜひ応募前の参考にしてみてほしい。
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