INTERVIEW
Helpfeel|フルリモート勤務可

特許技術で上場を目指す。「まだ世に知られていないからおもしろい」IT業界への転職で見つけた挑戦の舞台

掲載日:2024/10/18更新日:2024/10/21
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「いい製品なのに、まだ世に知られていない。それを広めるからおもしろいんですよ」こう語ってくれたのが、Helpfeel社(ヘルプフィール)でフィールドセールスとして働く三田岳明さん。もともと大手警備会社にて法人営業として働いてきた三田さん。なぜ、IT業界への転職だったのか。そしてHelpfeel社だったのか。転職、そして挑戦のストーリーを追った。

Helpfeel社の「強み」について

1)特許技術を持つ検索型FAQシステム
既存AIではカバーできない「問い合わせ削減」「CX改善」などを実現。社外への情報提供から社内ナレッジの“活用”までソリューションとして提供し、事業インパクトを生み出すエンタープライズサーチとして提供している)

2)日本有数のソフトウェア開発者・スーパークリエイタが集結
CEO洛西一周(本名:永田周一)氏はIPA未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ認定の連続起業家。また、iPhoneの「日本語フリック入力システム」開発者が技術フェローとしてジョイン、「テクノロジーの発明により人の可能性を拡張する」をビジョンに掲げる。

3)多角的なプロダクト展開
検索型FAQシステム「Helpfeel」を主軸に、ドキュメント文化が育つナレッジベース「Helpfeel Cosense(ヘルプフィール コセンス)」、情報をナレッジにするメディアキャプチャー「Gyazo(ギャゾー)」も同時に提供。

4)全社フルリモート勤務可。多様な人材が活躍
全社でフルリモート勤務可となっており、多様で優秀な人材が集結。自社プロダクトをフル活用することで遠隔でもチームワークが発揮できる体制構築を行なっている。

まだ世に知られていない。それを広めるからおもしろい

もともと大手警備会社にて法人営業を担当してきた三田さん。10年以上勤務し、着実にキャリアを築いてきたなかで、なぜ、転職を考えるようになったのか。そこには「顧客の課題解決・提案に集中できる環境で働きたい」という思いがあったと話す。

営業として提案活動や課題解決に集中できる環境で働きたい、これが転職を考えるようになったきっかけでした。というのも、前職時代に、社内各所から苦情が殺到するような基幹システムの大幅なリニューアルがあって。端的にいえば、非常に使い勝手の良くないものでした。営業にとって大問題で、「お客様に使うべき時間が奪われてしまう」「レクチャーや社内調整などで1日が終わってしまう」といったことが起こりました。

正直、最初は「基幹システムを入れ替える」という決定をした前職への不信感や不満は大きかったですね。ただ、それが今振り返ると「社内システム」に興味を持つきっかけにもなったんですよね。

もともと「より営業に集中できる環境で働きたい」とはじめた転職活動だったのですが、「他の会社で同じようなシステムと業務連携の課題はないのか」「そもそも世の中ではどういうシステムが使われているのか」「それを活用したチームワークや新しい働き方とはどういったものなのか」というところに目がいくようになりました。そういった中で出会ったのが「Helpfeel」でした。

いわゆるSaaSモデルの検索型FAQシステムなのですが、まさに私が前職の時に抱えていた「システムと業務連携」におけるフラストレーションを解消するもの。さらに、他社では真似ができない、特許技術があるものの、まだ世の中に広まっていない。前職はいわば「会社の看板」で買っていただけるものだったので、むしろ次は「まだ知名度がない」ほうがいいとさえ思っていたんですよね。いい製品なのに、まだ世に知られていない。それを広めるからおもしろい。これこそ営業の力で絶対に広めていくべきもの。世の中によって必要なものだと考え、入社を決めました。

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「Helpfeel社の面談では、みなさん全員が自分たちのプロダクトにとても強い自信を持って話をしてくれたことが印象的でした。」と話す三田さん。「このプロダクトは他社には負けないし、我々にしかできないと。さらにこれが社会課題の解決に繋がっていくといった意義の部分まで、矛盾なく、誰もが語ることができる。それが入社の決め手になりました。」

社内ナレッジの「活用」と「事業インパクト」にコミットを

Helpfeel社に入社し、現在、エンタープライズ向けのフィールドセールスとして活躍している三田さん。そのやりがいについて、エピソードを交えて聞けた。

Helpfeelはプロダクトとしては強みがありますが、正直、まだまだ知名度はありません。お客様にご提案していくプロセスにおいて、はじめは懐疑的だったリアクションが、どんどん価値を感じていただき、前のめりに提案を聞いてもらうことができる。これは営業冥利につきますし、とても楽しいです。

また、単なるツール導入で終わらないのもおもしろいところです。たとえば、ある自動車メーカーさんでの導入ケースが今でも印象に残っていますね。技術的な高度な内容について、若手社員は「常に限られたベテラン社員に聞かないとわからない」という状況がありました。その人の頭の中には情報があるものの、どこにも記録されておらず、聞くしかないと。そこでHelpfeelを導入し、情報を継承していきましょう。そうすることで情報や技術が資産化され、競争優位性にもつながっていく。こういったところに価値を感じていただき、業務プロセスの改善、情報の棚卸しなど密に連携しながら、ソリューション提案を行なうことができました。

Helpfeelのソリューション提案について
「Helpfeel」の最大の強みは、「意図予測検索」という特許技術に基づいた的確な質問文の提示。ユーザーのリテラシーに拠らない自己解決支援を可能とする。チャットBot導入との大きな差は、ユーザーごとに異なる表現で検索しても得たい回答に辿り着ける点。さらに新入社員のような「そもそもどういった質問をすればいいかわからない」というケースでも活用しやすい。自身での解決につながるため、多くの企業で課題となっている「情報共有の複雑化」と「属人化」(あの人に聞かないとわからない/どこにフォルダに情報やデータがあるかわからないなど)も解決する。現場に落とし込み「実際に使えるFAQ」として運用面でのサポート体制も差別化のポイントとなっている。

営業体制について
営業体制はインサイドセールス、フィールドセールス、CSに分かれた「The Model(ザ・モデル)」型を採用。分業による専門性の発揮、顧客課題の解決を行なう。すでに多様な業務システム、社内AIツール、チャットbotなどを導入している企業が大半。課題をヒアリングしながら、Helpfeelの独自技術やソリューションの提案を行なう。

想定以上に働きやすいフルリモート

続いて聞けたのが、Helpfeel社での働き方について。現在、全社員がフルリモート勤務をしており、日本各地で暮らすメンバーと連携しながら働くスタイルだという。

前職時代との大きな違いでいうとフルリモートで働ける、ということも大きな魅力ですね。シンプルに満員電車に乗るなどのストレスがなくなりましたし、家族と一緒にご飯を食べる時間なども増えたことはとても良かったと思っています。

業務面でいうと正直、やってみるまでは不安もありました。オフィスがなく、隣の席に誰もいない状況で、果たして一人前になれるのかと。ただ、会社としてあまりに整っているので良い意味での驚きがありました。社内でも「Helpfeel」を使っているので、聞けば何でもすぐにわかります。新入社員のオンボーディングにおいて、基本的に「わからない」ということがほとんど発生しません。また、「Be Open」というカルチャーを大事にしているので、オープンなコミュニケーションが当たり前にある。わからないことに対して手を挙げづらいということがありません。毎日の定期ミーティングも濃いものですし、フルリモートでもすぐに馴染むことができました。お客様にも「弊社ではこうやっています」と提案できるのも大きなメリットです。

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三田さんの転職Before After「働きがい」の変化チャート

また、働き方の自由度も高く、裁量があります。そして営業部においては、OTE制度のもと頑張って成果を出せば出すだけ給料に反映されていく。ここは営業としての働きやすさ、そしてやりがいにつながっていますね。一方で、時間の使い方は良くも悪くも全て自分次第です。あくまでも実力主義がベース。あくまでも私の場合ですが、仕事がおもしろすぎて、サボろうというより、むしろやり過ぎてしまうことが働き方の課題になっていますね。やろうと思えばいくらでもやれてしまう。オンとオフの切り替えが上手にできるか。ここはこれからの課題としてアップデートしていければと思います。

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やりがいの一方で、ミスマッチをしないためにも知っておくべき厳しさについて「プロダクトに強みはありますが、営業として提案の難易度は決して低くない。それがおもしろさであり、厳しさでもあると思います。」と三田さん。「まず単価だけを見ると競合するプロダクトよりも高いです。それはツール単体の導入ではなく、ソリューション価値があるからこその設定となっています。1回の商談で即決ということはなく、さまざまな課題や仮説をぶつけながら、事業の根幹となる業務改善にまで踏み込んでいきます。そういった無形のソリューション提案を楽しめる方こそ活躍できるフィールドです。」

社員同士のコラボレーションや働き方をアップデートしていく

そして聞けたのが、今後の目標について。仕事を通じて実現していきたいこととは――。

まずは、より多くの企業で「Helpfeel」を使っていただき、そこで働くみなさまの働き方の課題を解決していきたいです。過去の自分と同じように社内システムによって、本来集中したい業務に集中できていない人たちが多くいると感じていて。それを救うというと大げさですが、少しでも解消していけるといいなと考えています。それがひいては世のためになっていくと考えています。また、さらにその先でいえば「Helpfeel」を基軸に、より高度なソリューションの提供やコンサルティングなど、自分が介在することでより多くの人に届けていく。そういった挑戦をし、より自分が提供できる価値の幅を広げていければと思います。

そして最後に聞けたのが、三田さん自身の価値観について。彼にとって仕事とはどういったものなのだろう。

私にとって仕事とは「誰かの役に立つことを通じ、成長を楽しむこと」です。これまでずっと営業をやってきましたが、やはり本質は「お困りごとを解決し、感謝されること」に尽きます。仕事を通じ、直接「ありがとう」と言っていただけることは、どれだけお金があっても得られないもの。それこそが営業としての介在価値ですし、やりがい、楽しさに直結していくものだと感じています。やはり利己的になればなるほど買っていただけません。同時に、私たちはIPO(新規上場)を目指している会社でもあり、業績や数字も非常に重視しています。ある意味、営業としての駆け引き、難しさはあります。ただ、だからこそエキサイティングでおもしろい。成長もしていける。この環境を存分に楽しみながら、お客様への貢献を通じ、会社としても、自分としても、次なるステージを目指していければと思います。

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