「名探偵コナン」「それいけ!アンパンマン」「ルパン三世」など、数々の国民的アニメを世に送り出してきたトムス・エンタテインメント。近年では、「アニメSDGs」という構想のもと、日本アニメ産業の発展を目指して新たな取り組みにも注力している。同社ではアニメ企画(ビジネス)プロデューサーをはじめ複数ポジションでキャリア採用実施へ。同社の事業について、最新の求人とともに見ていこう。
日本のアニメーションの先駆けとして、1964年以降半世紀にわたり、数多くのアニメ作品を手掛けてきたトムス・エンタテインメント。「名探偵コナン」「それいけ!アンパンマン」「ルパン三世」など国民的アニメ作品をはじめ、累計440作品・エピソード数1万2000話を超えるアニメーションコンテンツを軸に、映像ライセンス、マーチャンダイジングまでワンストップで推進する総合力を強みに成長を遂げてきた。
近年、同社が注力しているのが「アニメSDGs」という取り組みだ。「2030年までに持続可能な日本アニメ産業の未来を創る」という構想を掲げ、「作り方改革」「産業構造改革」「人づくり改革」を3本柱に、日本アニメ産業を取り巻くさまざまな課題解決に取り組んでいる。
トムス・エンタテインメントが取り組む「アニメSDGs」
■作り方改革
CG制作など最先端の技術の導入や工程管理のデジタル化を推進するなど、アニメーション制作現場において抜本的なワークフローの改善に取り組む。
■産業構造改革
作品のプロデュース事業のさらなる強化を目的に、他社スタジオと協業した作品をプロデュースする「UNILIMITED PRODUCEプロジェクト」を始動。アニメ業界での豊富な経験とネットワークを活かし、作品の企画内容と制作スタジオとのマッチングによって、良質な作品を制作。収益の拡大を図り、その収益を作り手にも還元を目指す。
■人づくり改革
クリエイター養成を目的に、2021年度から「TMS作画アカデミー」をスタート。現役のアニメーターが講師となって作画の基礎を解説し、現場実習に参加していただくことによって確かな経験を積むことができる。
そのほか、新規IP(知的財産)の創出にも力を入れる。2022年に始動したIP創出レーベル「原作工房TMSLab」では、クリエイターと共にマンガや小説、Web動画などで一次原作を創り、届けて育てていく場所を整えていくことを目的としてスタート。すでに数多くの作品を創出し、主に大手電子書籍ストアから販売を開始している。
海外においても、グローバル配信やライセンスのみならず、現地との共同製作やマーチャンダイジングにも注力。アニメ制作から派生するあらゆる可能性にチャレンジし、急速に事業領域を拡げている。
持続可能な日本のアニメ産業の未来に向けて、新たな挑戦を続けている同社。現在、新規プロジェクトを中心に、アニメ企画(ビジネス)プロデューサー、海外ライセンス営業、マンガ編集者など全10以上のポジションでキャリア採用を実施している。
アニメ作品を通じて、世界中の人々に感動体験を届けていくーーアニメ作品に携わりたい、アニメ産業の発展に貢献したいなど思いや志のある方にとって、幅広いフィールドで成長機会に恵まれた環境があるはずだ。気になった方は、ぜひ求人で詳細をご覧いただきたい。
現在募集中のポジション(一部)
※記事内容は掲載時のものとなり、職種・求人概要は変わる場合がございます。
・アニメ企画(ビジネス)プロデューサー
新規作品開発・運営プロデューサーとして、作品の企画から制作コンセプト、販売コンセプトの確定、外部パートナーとの交渉や展開プランの作成、回収目標に則した運用の指揮を担う。
・アニメ宣伝プロデューサー
宣伝プロデューサーとして作品の宣伝立案と実行を担う。世に知られていない良作から、大人気コミックが原作の話題作まで様々なジャンルの作品に携わることができ、自らプロデュースしたクリエイティヴや施策で作品の魅力が伝わり、ヒットしていく過程を直に見届けることができる。
・海外ライセンス営業
商品監修、商品の海外輸出に係わる業務などを担う。ゲーム化や商品化のライセンス業務などを通して、成長を続ける日本のアニメーションのグローバルビジネスを経験することができる。
・「TMSLab」編集部の企画・編集者
自らIPを創出し育てる漫画レーベル「TMSLab(トムスラボ)」にて、新規IPの企画・開発からコンテンツ化、ブランディングまで幅広い業務を担う。
・「TMSLab」編集部の販促担当
自らIPを創出し育てる漫画レーベル「TMSLab(トムスラボ)」にて、電子コミックストアでの販売戦略・企画を立案し、自社IPを世の中に届ける役割を担う。