大阪都心部に近い利便性と、箕面大滝など豊かな自然を兼ね備えるまち、大阪府箕面(みのお)市。府内でも特に住みやすい街として知られる同市は、いま大きな変革のタイミングを迎えている。2024年3月には2つの新駅が開業。そして2024年8月には、変革を主導する新たなリーダーが就任した。38歳という若さで市長に選ばれた、原田亮さんだ。
全国最年少の25歳で箕面市議会議員に就任して以来、大阪府議会議員としても箕面市のまちづくりに取り組んできた原田市長。「箕面のまちづくり3つの基本政策」として、「子育て・教育 世界一のまちへ」「緑あふれる 突き抜けるブランド力あるまちへ」「便利で安心 歩いてどこでも行けるまちへ」を掲げ、改革を進めている。その推進のために、同市初の取り組みとして新たに挑戦するのが「副市長の公募」。既存の副市長に加え、重点テーマであるまちづくり領域における変革を主導する「2人目の副市長」を、民間から公募する。
主なミッションは、新市立病院の整備や「みのおサンプラザ1号館」の再整備、バス路線網の拡充、バス路線の最適化、AIオンデマンド交通(AIを活用した効率的な配車)の導入、駅周辺の再整備など……次世代を見据えたまちづくりの推進だ。外部人材ならではの提案や業務遂行が期待されており、年収1600万円ほどで迎えられる。これまで培ってきた経験やノウハウを活かし、新市長とともに箕面市を次のステージへ──熱意を持つ方からの応募が期待される。