INTERVIEW
リブ・コンサルティング

第二新卒でリブ・コンサルティングへ。生成AIで事業創出支援も。DX推進を担う若きコンサルタントの挑戦記

掲載日:2025/02/07更新日:2025/02/26
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「生成AIなど最先端技術を活用し、お客様と成功事例を作っていける。リブ・コンサルティングでの仕事は非常に刺激的ですね」こう話してくれたのが、リブ・コンサルティングの清水 梨紗さん。2023年に入社、多岐にわたる同社の支援領域のなかでもDX領域で活躍する。彼女のストーリーから同社でこそ得られる経験、そして成長機会に迫る。

リブ・コンサルティングについて
100年後の世界を良くする会社”を増やすーーをミッションに掲げるコンサルティングファーム。創業以来、切り開いてきた「中堅・ベンチャー向けコンサルティング」に加え、近年では大手向けのプロジェクト実績も多数。5年間の年間平均成長率は20%超と脅威の成長率を誇る。コンサルティングファームの中でも、教育に注力している点も特徴だ。具体的には、基礎スキル習得と人間関係を構築することを目的とした「ユース制度」、一流の先輩コンサルタントが新入社員の入社後2年~3年間トレーナーとしてつく「トレーナー制度」があり、早いスピードで成長していけるサポート体制がある。

「3年後、期待以上の成果を出せる人材になりたい」

前職でもDXコンサルタントとして働いていた清水さん。転職を考えるようになった動機とは?

当時24歳という年齢ではあったのですが、どうすれば、コンサルとしてより成長していけるか?そのためには「経験」の質と量、両方が得られる環境で働くべきではないか?と考え、転職を決めました。

もともと、前職でも職種としては「DXコンサルタント」として働いていました。ただ、「このままでいいのか」という焦燥感、不安があった、というのが正直なところです。SasSの自社プロダクトを持つ会社でもあったのですが、コンサルティング事業は、いわばサブ事業。さらにコロナ禍などの外部要因が重なり、新規のプロジェクトが全くない、という状況に直面しました。

正直、当時、報酬に見合う価値を発揮できていなかったと思います。そのまま自社プロダクトを手掛ける部門に異動する選択肢もあったのかもしれませんが、そうではなく、多様な産業の、多様な企業の事業に伴走し、支援していけるコンサルタントになっていきたい。少なくとも報酬に見合う、いや、それ以上を成果で返せる人材に3年後にはなっていきたい。そういった思いが強くあり、コンサルティング業界で働く決断をしました。

リブ・コンサルティングの決め手とは?

特定の業界にしか関われないビッグファームと違って、より幅広い業界のプロジェクトを経験できること。これは大きな決め手でした。

そして、選考で面接官の方と対話を重ねるなかで「DXコンサルが必要なくなる世界をつくりたい」という、「私が目指すコンサル像」を明確にすることができた感覚があったこと。その言語化をサポートいただけたことにも心を大きく動かされました。「ここなら自分が目指す方向に進むことができる」と感じ、入社を決めました。

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2021年、新卒でブレインパッドに入社。DXコンサルタントとして、データ利活用の推進支援、システム構築、DX体制構築・社内浸透支援、CRM強化支援等に携わる。2023年にリブ・コンサルティングへ入社。

生成AIで、クライアントと最適解を模索した

働くなかで感じる「仕事のやりがい」について、特に印象に残っているプロジェクトを例に話してくれた。

さまざまなプロジェクトがありますが、なかでも特に刺激的なのは「生成AIを活用した事業創出支援」のプロジェクトです。わかりやすく言えば、クライアントの基本情報や保有データをAIに学習させ、それらのデータをもとに考え得る新規事業アイデアをいかに多く抽出していけるか。「この発想はなかったけれど、確かにできそう…!」という質の高いアイデアをいかに抽出していけるか、という挑戦です。

同プロジェクトで私が担当したのは、求める回答を引き出すために必要となるデータの洗い出し、そして効果的なプロンプトの構築です。進めていくうえでは、私が一方的にコツをお伝えするというより、クライアントと膝を突き合わせてディスカッションしながら、どんどんアイデアを出しあい思考錯誤していきました。まさに一緒に作り上げていくことができた。そういった感覚を持てたのは、コンサルになって私としても初めての経験で、非常に面白い体験でした。

今もプロジェクトは継続中ですが、追求に追求を重ね、先方の求める水準にかなり近いアイデアも生成AIで導き出せるようになってきました。クライアントからは「生成AI活用は難しいと思っていましたが、うまく活用すれば思っていた以上の回答が得られるんですね」という言葉もいただいており、嬉しい限りです。

そして、入社してから、良い意味で仕事への向き合い方の変化を実感していると話してくれた。

入社してから、自分の仕事に対しての「オーナーシップ」は高まったように思います。一般的にもよく言われることではありますが、先輩に聞く/指示を待つのではなく「自分の意見とセットで相談する」ようになったことも、変化の1つだと思います。

実は、前職時代は、どこかで「先輩コンサルは、ある程度決まった答えを持っている」と思いこんでいた節がありました。でも、リブ・コンサルティングでさまざまなコンサルタントからフィードバックを受けるなかで感じたのは、みなさん一人ひとりが全く異なる意見を持っているということ。共通していることがあるとしたら、ある意味、答えがないなか進みながら見つけに行こうとしていること。そして、その都度アップデートを続けながら「自身の考え」を構築し続けている、ということでした。

みんなが共通して持つ同じ答えや正解などない。そう気づいてからは、ある意味で吹っ切れたのかもしれません。「間違っているかもしれないから言わない方がいいかな」といった迷いはなくなり、自分の考え・意見を言いやすくなりました。同時に「自分で推進している」という手触り感も増してきたように思います。

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清水さんの、転職前後での働きがいの変化をグラフにしたもの。リブ・コンサルティングで働く社員について「コンサルとしての理想像はかなり高い人が多い」と清水さん。「コンサルタントとしてこういう世界観を築きたい、こうあるべきという考え方をしっかり持ってる方が多いです。何かを相談した時に、その人なりの明確な答えがある。こういう考え方もあるんだ…!と刺激的な毎日です。考え方の幅は広がりましたね。一方で、良くも悪くも1つの物事に対しても皆さん回答が違うので、「これならできそう、これは私には難しいな」という取捨選択をしていくことも大事かもしれません」

理想は「DXコンサルタントが必要ない世界」

続いて伺ったのは、今後の目標について。

クライアント社内でDXを自走できる状態、あるいは完全に内製化とまでいかなくとも然るべき専門家と会話ができ外部委託ができる状態。まずは、このレベルに導けるまで、フォローアップしていく。これが目標です。

現在、企業の支援を行なう中では、「DX=難しいもの」とハードルを高く捉え過ぎてしまっているケースがまだまだ多いと感じます。そこに対して、「実はこんなところもDXで変えられる」というデータ利活用シーンを示していくであったり、データの可視化・蓄積フェーズの支援を通じてDXの下地を整えてあげる。それにより、DXのハードルを下げ、できる限り気軽に始められるような状態をつくれたらいいなと考えています。

また、これは私が前職時代に教わり今も大事にしている考え方でもあるのですが、クライアントにとってDXコンサルタントが長期的に介在することは健全ではないと思っています。究極的には「DXコンサルタントが必要ない世界」が理想なのではないでしょうか。

DXという領域を突き詰めている清水さん。最後に、彼女の仕事観について伺った。

私はもともと、やりたいことが多いタイプです。ダラダラとしていたら時間だけが過ぎ、全てをやりきれないかもしれない。だからこそ、「今できることを時間内で可能な限りやりきる」をモットーにしています。

たとえば、大学時代は「睡眠と夢」の研究に没頭していました。将来役に立つかどうかなどはいったん気にせず、自由が利く学生時代のうちに興味があることを思いきり学びたいという思いで専攻しました。まだまだ発展途上な領域ですが、そのタイミングだからこそ、ただの大学生だった私が睡眠研究の世界では有名な先生方とつながることもできました。

そして、研究のなかで「データ活用」に関する知見をつけられたこと、国をあげてDXを推進していく方針もあったことから、DXコンサルタントという仕事選択にもつながりました。とはいえ、私自身はエンジニアなどのバックグラウンドはないため、貢献できるとしたらあくまでDXのための最初の入り口部分だと思っています。今後5~10年は、まだDXの入り口を支援していくニーズは高いと思うので、この期間で全力でできるところまでやり遂げたい。それから先のより高度な知識が求められるフェーズに関しては、より高度な専門家にバトンパスしていく。今のスピードで行けば、私が60歳になるころにはDXは当たり前に浸透していると思うので、その序盤フェーズに貢献できたらいいなと思っています。

ちなみに、将来的には、海外に移住しフリーランスで働くことが夢。今コンサルとして、あらゆる業界に触れ、収集した知見がきっと将来に活きると思っているので、今は目の前のことを全力でやっていきたいです。

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