2017年12月現在、依然として高い水準にある有効求人倍率。いかに優秀な人材を確保するか。ここを組織課題として挙げる企業も少なくない。また国が推奨する「働き方改革」への対応などにも追われる。こういったなか、HR戦略の企画・推進、人事チームのマネジメントを担う人材募集の求人ニーズも高まりを見せている。どういった企業で募集が行なわれているのか。具体的に見ていこう。
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厚生労働省が2017年12月1日に発表した2017年10月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.03ポイント「1.55倍」と依然として高い水準にある*。
いかに優秀な人材を確保していくか。人材戦略の企画・推進、人事組織のマネジメントの重要性が企業成長のキーファクターになるといっても過言ではない。
たとえば、新卒採用・中途採用における採用枠、雇用形態別の採用枠の見直しを行なったり、フリーランスとの連携を進めたり、外国人採用枠を拡大させたり、事業と紐づく形で、HR戦略の抜本的な見直しを行う企業も。また、海外展開を推し進める企業では、グローバル人材の採用枠を拡大する。
「優秀な人材の採用が難しくなっている」ということは、当然、優秀な人材の定着率をあげる、第二新卒層の教育に力を入れるという取り組みも重要に。ますますHR戦略の重要性が増していく時代といえるだろう。
(*)『10月の求人倍率1.55倍に上昇 43年9カ月ぶり高水準』
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL30HV9_Q7A131C1000000/
それでは具体的な求人募集に目を向けてみよう。
まず注目したのが、グループでの売上高5兆円規模のアパレル大手。とくにグローバル展開を強化しており、人事制度における企画設計担当者の募集を行なっていた。
世界標準で人材マネジメントのスキームを構築しており、数年間で人事基盤・制度、システム、採用戦略などの再構築していく予定だという。各国のボードメンバー・人事担当者と協業し、グローバルで競争力のある人事制度の設計・運用を担っていく。
また、とあるホールディングス企業では、M&A時における人事領域のPM、人事業務設計リーダーの募集をしていた。担うミッションは、グループ各社における最適な人事制度になるよう、先導すること。約3万人のグループ従業員におけるデータをマイニングし、人事施策、タレントマネジメントに活かすといった先端をいく領域にもチャレンジができるようだ。
その他、急成長が期待されるベンチャーでの求人募集も多い。とくにベンチャーは少数精鋭で広い領域を担っていくケースも。経験の幅を広げたい方は必見だ。ぜひ、実際に求人を確認し、「興味あり」で自身の合格可能性も受け取ってみてほしい。
※求人募集は2017年12月現在。募集状況は変更となることがあります。
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「あとから見返した時には募集が終了していた」ということも。気になった求人があれば、ぜひ応募前の【興味あり】をおすすめします。そうすることで「合格可能性」も届きます!