INTERVIEW
Solvvy(東証グロース市場)

航空会社から、上場コンサル「Solvvy」へ。自分発のチャレンジができる「成長の舞台」を求めて――

掲載日:2025/02/28更新日:2025/02/28
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ストック型ビジネスに特化したコンサルティング企業「Solvvy(ソルヴィー)」。社会変化の波、市場ニーズをとらえた成長性の高い事業基盤、そして2024年11月に実施した経営統合のシナジーにより大幅な増収増益へ(※)。そのような同社にて広報として活躍する横尾麻莉さん(29)を取材した。もともと航空会社で客室乗務員として働き、入社3年目で国際便の機内リーダーを担うなど活躍してきた横尾さん。なぜ、彼女は業界・職種未経験から「Solvvy」への入社を決めたのか。そこには「自分発のチャレンジができる環境で、成長していきたい」という強い思いがあった――。

(※)2025年6月期第2四半期決算、売上高・営業利益ともに前年同期比120パーセントを超える大幅な増収増益へ。経営統合の成果としての大型契約受注、継続的なDX投資、販管費抑制など、特に主力事業であるHWT(HomeworthTech)事業における利益率改善が大幅に伸長した。さらに新たにLFT(LifeTech)事業と、FNT(FinTech)事業を始動。LFT(LifeTech)事業ではシステムコンサルティングやSaaS事業を展開し、FNT事業では金融事業を推進する。今後新たなFinTechサービスのローンチなど、シナジー効果のさらなる発揮、飛躍的な成長を目指す。

▼Solvvy(ソルヴィー)について
2024年11月、メディアシークとの経営統合を経て、新たなスタートを切った「Solvvy(ソルヴィー)」。「フロー型ビジネス」から「ストック型ビジネス」への移行が企業戦略のトレンドとなる中、アフターサービスを基点とした「ストックビジネスコンサルティング」を強みに、保証をはじめ、各種ソリューションを組み合わせた「ストックビジネス創出」に必要な「仕組化」、顧客アプローチを通じた「活性化」および「収益化」を支援している。とりわけ、住宅領域においては大手ハウスメーカーやマンションデベロッパーから中小工務店までを支援し、先進的な支援事例を数多く有する。暮らし、ビジネスの在り方、人々の価値観が加速度的に変化する時代において、企業が抱える課題を解決するためのパートナーとして躍進を続ける。

「自発的にチャレンジができる環境」を求めて

もともと航空会社に新卒入社し、入社3年目で国際便における客室乗務員の機内リーダーを担うなど活躍してきた彼女。そもそも転職を考えたきっかけとは――。

前職、客室乗務員として働いていたのですが、入社3年目でコロナ禍となり、その影響は大きかったですね。全く飛行機が飛ばない時期が続き、「どうなっていくのだろう」とキャリアが閉ざれていく感覚もありました。ただ、心の中にあったのは「ピンチのまま終わらせたくない」という思い。自ら情報収集し、社内の「地方移住制度」を見つけて「これしかない!」と手を挙げました。

具体的には、鳥取県に1年間移住し、テレビ局に出向して働くというもの。週3~4日は鳥取で働き、残りは東京に戻って客室乗務員としても働く、そんな濃い1年間を過ごしました。私の中で特に大きかったのが、SNS運営、レポーター、編集作業など、さまざまなテレビの仕事に挑戦させてもらえたことです。また、移住者だからこそ感じる地域の魅力が上手く伝わっていない、そのもどかしさ、PRの大切さも知りました。

その後、出向を終えたのですが、あらためて自身のキャリアを見つめ直すなかで、「試行錯誤しながら状況に応じた判断や行動が求められる仕事がしたい」「ポータブルスキルを身につけ、どこででも活躍できる人材になりたい」という思いが強くなり、転職を決めました。

こうして転職を決意した横尾さん。さまざまな選択肢があるなか、なぜ、Solvvyだったのだろう。

転職のきっかけにも直結するのですが、「自ら手を挙げれば、チャレンジが歓迎される」というSolvvyらしい企業スタンス、活気ある風土に惹かれました。誰もやっていないことに挑むのだから失敗してもいい、まずは挑戦していこうと。また、新たなチャレンジができるだけの事業の安定基盤がある。実際、増収増益を続けており、アセットがありつつ、ベンチャーとして挑戦ができる。みんなで会社を作っていける。ここもSolvvyならではの特徴であり、魅力だと感じました。

そして、選考過程で理解が深まった部分なのですが、Solvvyはストックビジネスコンサルティングを手がけています。たとえば代表的な「保証サービス」一つ取っても、保証があれば「良いものを長く使う」という価値観の浸透につながっていくわけですよね。持続可能な生活、暮らしを支えていく、そういった社会的意義を感じることができました。今後より需要が高まっていくビジネスになっていく、そう感じると同時にまだまだその価値が世間に広まっていない。だからこそ、自分たちの手で広めていきたい。この会社でチャレンジしたい。そう強く思い、入社を決意しました。

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Solvvy 経営本部 経営企画室 広報担当 横尾 麻莉さん。「未経験入社なので不安もあったのですが、役員との最終面接で「一緒に会社を大きくしていこう」といった言葉をもらい、入社を決めました。」と語る。「私からは「仕事をどう捉えていますか」と逆質問したのですが、「楽しむもの」と答えが返ってきたことがとても印象的でした。日々高い壁に挑むからこそ、楽しさも大切にしていく。経営層が仕事にワクワクし、楽しむ精神で向き合う会社で働きたいと感じましたし、自分もそうありたいと思いました。」

「経営統合」そして会社の大変革期へ

業界・職種未経験で広報に挑戦することになった横尾さん。現在、Solvvyの認知度向上をミッションにメディアリレーション・取材対応、SNS運用、プレスリリース配信、その他広報施策の企画・実行、さらに新卒採用などにも一部携わっている。そこにはまさに求めていたチャレンジと成長の舞台があった。

正直、想像していた以上に初挑戦の連続でしたし、今もまさにその最中にあります。2024年11月の経営統合を経て、新たなコーポレートブランドの認知獲得、インナーブランディングなど、さまざまな広報施策について模索中です。2009年の創業以来積み上げてきたプロダクトがありつつ、新たな事業へとまさに進化をさせているところ。経営陣と密に連携し、その方向性をキャッチアップしながら、点と点を線につなげていく。さらに今後、東証グロースから、東証プライムへの上場を目指しており、まさに第二創業期として、毎日がとても刺激的ですね。

特にやりがいを感じたエピソードについて、横尾さんはこう振り返る。

約400名ほどの社員がいるのですが、私自身いわゆる「一人目広報」として右も左もわからないところからのスタートでした。今でも忘れられないのが、経営統合、新会社名発表の記者会見でした。もともと小規模な開催を想定していたのですが、その規模をより大きくしていくことに。記者の参加人数を一つの指標にしていたのですが、さまざまなメディア関係者にアプローチし、当日ギリギリまでの準備や調整を進めていきました。

特に意識したのが、直接一人ひとりとお会いし、リブランディングや経営統合の背景を自分の口で伝え、少しでも知っていただくこと。その結果、当初の想定していた倍以上の記者の皆様に参加いただき、多くの媒体で記事化され、一定の成果につなげることができました。

当日、司会進行も担当したのですが、もちろんそれも初挑戦。プレッシャーはありましたが、記者会見終了後に多くの質問をいただくことができ、達成感がありましたね。あらためて自ら手を挙げれば、どんどん挑戦させてもらえる。そういった環境がありますし、大きなやりがいにもつながっています。

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横尾さんの「働きがい」チャート。Before(転職前)とAfter(転職後)での変化

「自分に何ができるのだろう」と悩む日々を経て

やりがいの一方でミスマッチをしないためにも「事前に知っておくべき厳しさ」についても聞くことができた。

広報としての視点でいえば、Solvvyは上場企業でありつつ、まだまだ誰もが知るような大企業のような認知はありません。また、とにかく「攻め」のスタンスで全てをがむしゃらにアピールしても伝わらない。素材や情報、伝えたいことは多くあるものの、それらをどう括り、表現し、発信していくか。当然誰も答えを持っていないので、仕事そのものの難易度の高さを感じることはあります。この難しさは広報に限らず、新しいビジネスとして仕掛け、広めているところなので、あらゆる職種に共通するもの。「答えのない問題」に向き合い、挑戦し続けるスタンスが求められると思います。

そういった意味だと、やりがいと表裏一体ですが、自ら主体的に動き、行動することが求められる会社だと言えます。受け身の姿勢だと、そもそも何をしたらいいのか途方に暮れてしまう、といったこともあり得ます。

たとえば、私も「主体性」や「行動力」に自信があった方だと思うのですが、入社1ヶ月ほどは「自分に何ができるのだろう」と悩む日が続きました。とにかく本やネットで知識をインプットしてみるものの、何も成果を生み出せていない。何のためにここにいるのか、そういった焦りもありました。そんな折に上司である役員から「失敗してもいいから、まずは行動してみよう」とアドバイスをもらうことができました。そこからは、とにかく他社の広報の方にコンタクトを取ったり、メディア関係者の方とアポイントを取ったり、行動の「数」を増やしていきました。そこで得た情報を自分の会社に落とし込み、失敗を気にせず、まずは動かしていく。この「とりあえずやってみる精神」は、Solvvyでこそ身についたものだと思います。

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「本当に悩んでいる時、動きやすいように上司や同僚がアシストしてくれる、ここもSolvvyならではの良いところです。」と横尾さん。「一人目の広報なので、ある意味上司も一緒に悩みながらここまで歩むことができたようにも思います。同じ目線で一緒に考えてもらえる。それがどれだけ大変な時でも「がんばろう」と思えた理由だと思います。」

仕事は、人生をより豊かにしてくれるもの

そして聞けたのが今後の目標について。

当たり前ではあるのですが、まずはSolvvyの広報として、この会社の価値や魅力をたくさんの人たちに知ってもらい、より大きく成長させていきたい。そのための後押しをしていきたいですね。そのためにやるべきことがまだまだありますし、大胆なチャレンジも含め、これからも挑戦をしていければと思います。

また、少し長期的視点、個人的なキャリアでいえば、たとえどういった環境に置かれたとしても、胸を張り、生きていける人になっていきたいです。客室乗務員として働いていた時、自分がどういった存在になっていけるのか、やはり不安も大きくありました。だからこそ、いわゆるポータブルスキルを身につけ、自分自身の力で立ち、どこででも活躍できる人になっていきたい。この思いは強くありますし、そうなれるよう、さまざまな経験を積んでいければと思っています。

最後に、横尾さんにとっての「仕事」とは一体どういったものなのだろう――。

私にとって仕事は、人生をより豊かに、彩りあるものにしてくれるものです。出社をする時、いつも「今日は何にチャレンジしよう」「そのチャレンジはどんな未来につながるだろう」と想像するんですよね。自身なりに実現したいこと、ビジョンを描き、そのために日々を積み重ねていく。それが自分のキャリアにもつながっていく。こういった働きがいがあるからこそプライベートも充実したものになりますし、プライベートがあるからこそ仕事もがんばれる。どちらが欠けても、人生は豊かにはならないし、切り離せないものですよね。より豊かな人生にしていくためにも、また新たなチャレンジを楽しみつつ、仕事に向き合っていければと思います。

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転職者がホンネで語る!

▼ 私の仕事フィロソフィー(大切にしてきたこと)
現状に留まって思い悩むより、まずは新しい環境に飛び込んでみて、試行錯誤しながらステップアップしていくことを大切にしてきました。過去の経験から、そのほうが得られるものが大きかったり、視野が広がったり、成功体験が多かったんですよね。小学6年生の時、誰一人まわりに受験する子はいなかったのですが、自分だけ挑戦してみたり(笑)とにかく新しい環境に飛び込み、挑戦してみる。そしてネットにはない話を直接「人」に会って聞きにいく。動かずに止まってしまっているほうが気持ち的にもつらく感じるタイプなのかもしれません。

▼ この会社のココがおすすめ(推薦メッセージ)
Solvvyは2024年11月に経営統合し、新しいスタートを切りました。新たな方針、リブランディングを進めているところです。さらに今後、東証グロースから東証プライムへの上場を目指しています。このフェーズで働けるのは今だけの機会です。「社名が変わっただけでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、事業数も増え、どんどん新たなシナジーと変化が生まれています。会社の方向性やカルチャーなども大きく変わっているところです。次のフェーズに向け、何をやめ、何にチャレンジするのか。社員全員で会社を作っていける。いくらでも「これ、やろう」が実現できる環境があります。それらの取り組みが事業に影響を与え、貢献が実感できるのも大きなやりがいになります。ぜひ一緒にチャレンジしていきましょう!

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