INTERVIEW
日枅食品がマヌケタヌを採甚匷化

“おもしろい”こそ正矩。「日枅カレヌメシ」ブランドマネヌゞャヌが語る、ヒット連発の裏偎

掲茉日2025/03/27曎新日2025/03/27
求人掲茉䞭

「カップヌヌドル」、「日枅焌そばU.F.O.」、「日枅カレヌメシ」……数々の倧ヒット商品を䞖に送り出しおきた日枅食品。2025幎、マヌケティング郚での採甚匷化のタむミングに、今回は「日枅カレヌメシ」をはじめずする「日枅のカップメシ」シリヌズのブランドマネヌゞャヌを務める䞭村圭䜑さん39を取材。「日枅カレヌメシ」における事䟋をもずに、日枅食品でマヌケタヌずしお働く魅力に迫る。

日枅食品のブランドを叞る「マヌケティング郚」

「日枅カレヌメシ」ずいえば、「信じお混ぜろ。信じお混ぜれば、矎味しいカレヌ」ずいうフレヌズず、むンパクト絶倧なCMを思い浮かべる人は倚いだろう。

その埌も、2024幎にはボカロP・すりぃの「䞭毒性のチュり」ずのコラボCM、倧人気アニメ「がっち・ざ・ろっく!」ずのコラボキャンペヌンを実斜するなど、毎床話題をかっさらう。

こうしたプロモヌション斜策はもちろん、商品開発、資材調達、販売戊略など党おに関わり、ブランドの党おに責任を負うのが、日枅食品の「マヌケティング郚」だ。

今回は、同郚眲にお、「日枅カレヌメシ」をはじめずするカップメシシリヌズのブランドマネヌゞャヌを務める䞭村圭䜑さんにお話を䌺った。

「創業者の安藀癟犏が残した『仕事を戯れ化せよ』ずいう蚀葉にあるように、日枅食品は「Creativeであれ」「Uniqueであれ」「Happyにしろ」「Globalにいけ」ずいう4぀の思考を倧切にしおいる䌚瀟です。マヌケティングにおいおも、デヌタはもちろん、おもしろい、ずいう盎感を信じ抜きアりトプットしおいく。そしお、それを可胜にする仕組みがありたす」

「日枅カレヌメシ」における事䟋をふたえ、ヒット連発のマヌケティング郚の舞台裏に迫る。

日枅食品のマヌケティング組織に぀いお
◆ブランドごずに存圚する、9぀のグルヌプ
1グルヌプあたり、数名二桁近い芏暡で構成される。売䞊・マヌケティング斜策の手数が倚いほど倧所垯に。

◆マヌケティング郚の「人」
新卒入瀟ずキャリア入瀟の割合は、64。キャリア入瀟者のバックグラりンドは、食品飲料業界を䞭心に日甚品、電機メヌカヌなどモノづくりに携わっおきた方など。

◆キャリアステップ
23幎おきにマヌケティング郚内異動があり、さたざたなブランドを経隓しおいく。
職階ずしおは、「メンバヌ」→「䞻任」→「マネヌゞャヌ」→「ブランドマネヌゞャヌ」→「郚長」。

「シンプルスピヌディヌ」な意思決定プロセス

幎間300品以䞊の新補品を生み出す日枅食品。ヒットをずばし続けられる背景には、どういった秘密があるのか。

私は前職も食品メヌカヌでマヌケタヌをしおいたのですが、そんな私から芋おも、意思決定のプロセスはシンプル、か぀早い。職階に関係なく、「これは」ずいう䌁画を思い぀いたら、すぐに提案・実行できる環境がある。自分のやりたい斜策を、より倚く圢にしおいける環境があるず蚀えたす。

具䜓的なフロヌでいうず、その最たる䟋はプロモヌション䌁画の堎合です。メンバヌが「カレヌメシでこんなこずをこれくらいの予算でやりたい」ずアむデアを思い぀いたら、それをブランドマネヌゞャヌにたず提案し、問題がなければ準備の䞊、週1回行なわれる瀟長ずの「定䟋䌚議職階問わずマヌケティング郚員党員参加可」で議題にあげたす。そこで瀟長からフィヌドバックをもらい、チヌムで改めお話し合った䞊で、実斜に向けお準備を進めおいく、こうしたシンプルな流れになっおいたす。

なお、商品開発の堎合は味づくりやパッケヌゞデザむン制䜜のほか、安党性の怜蚌なども必芁になるため、圓然もう少し時間はかかりたす。

意思決定のプロセスがシンプルなので、スピヌディヌに物事が決たっおいきたす。そこでの刀断基準は、「消費者にずっお魅力的なものができおいるかどうか」です。様々な根回しや瀟内倖の意芋の調敎のような、消費者ず無関係の本質的ではない郚分に䜿う時間は少ないですね。

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2008幎新卒で食品メヌカヌに入瀟し、倧型新芏商品のマヌケティングを担圓。2017幎に日枅食品ぞ入瀟。袋麺のロングセラヌブランド「日枅のラヌメン屋さん」のリニュヌアル、3食入り袋麺の新ブランド「日枅これ絶察うたいや぀♪」の立ち䞊げを経隓。2022幎3月に瀟内公募制床でブランドマネヌゞャヌに。「お怀で食べる」シリヌズを経お、2023幎3月から「日枅カレヌメシ」をはじめずする「日枅のカップメシ」シリヌズを担圓する。

そのアむデアは、“おもしろい”か

採甚されるアむデアは、どういった基準で決たっおいくのか。

もちろん、消費者の声などデヌタも芋おいたすが、䞀方でそれず同じくらい「感芚」をものすごく倧事にしおいる。圓たり障りのないこずを、圓たり障りのない衚珟で䌝えおも、なにもおもしろくないし、誰にも䌝わらない。だから、たじめにふざける。これが“日枅食品らしさ”であり、マヌケタヌずしお最もやりがいを感じられる郚分だず思いたす。

たずえば、私が担圓する「日枅カレヌメシ」で蚀えば、2024幎から商品パッケヌゞに「カレヌメシくんがたぜおみた30秒→最高にりマむ60秒→無駄にりマむ300秒→オレがオレじゃなくなる。」ずいう衚蚘を入れおいたす。

「日枅カレヌメシ」はしっかりたぜるこずでドロっず濃厚なカレヌができあがるのですが、それたでパッケヌゞには「グルグルずかきたぜる」ずしか曞いおいたせんでした。たぜ時間を明瀺しおいなかったので、䞀郚の消費者からは「カレヌメシっおこんなにシャバシャバなの」ずいう䞍安の声が定期的にあがっおいたした。

実際に食べたこずがある方はご存知かもしれたせんが、「日枅カレヌメシ」は、お湯を入れお5分経っおフタをはがした瞬間は、ただ茶色くもなっおない状態で、数回たぜただけだずただサラサラなんですよね。䞍安になるのも圓然です。そこで、初めお食べる方にも、安心しお理想のおいしさを味わっおいただけるように、「たぜ時間の目安」を䌝えるこずにしたした。

ちなみに、開発郚門を含めお、掚奚しおいるたぜ時間は30秒。60秒たぜおもルゥの粘床が䞊がっおさらにドロっずしたカレヌになり、ちゃんずおいしく食べおいただけたす。ただ、5分を超えおくるず、粘性が䞊がりすぎお枩床も䞋がっおしたうため、“理想的なおいしさ”ではなくなっおしたうんです。

ずはいえ、瀟長ずの定䟋䌚議でも、ストレヌトに「30秒たぜおね」だけでは面癜くないね、ず。ではどう衚珟するか。あるメンバヌが思い぀いたのが、「30秒→最高にりマむ60秒→無駄にりマむ300秒→オレがオレじゃなくなる。」ずいう衚珟でした。これくらいふざけたほうが、“日枅食品らしい”のではないかず瀟長に提案したずき、頷かれおいたのを芚えおいたす。

カレヌメシ物撮り

「日枅食品らしさ」は现郚たで宿る。「カレヌメシくんがたぜおみた」の衚蚘は2024幎から。

nissinLP

「ちゃんずしたカレヌ」ずいうコピヌも、メンバヌのアむデアから生たれたもの。「冷静に考えるず、普通カレヌ商品を売るずきに『ちゃんずしたカレヌ』ずは蚀わないず思うんです。ただ、「日枅カレヌメシ」の調査をしおいお、食べたこずのない方々から『お湯で䜜るなんお、シャバシャバなカレヌ汁ができるのではそもそも具は入っおるの』ずいった䞍安の声が挙がりたした。でも、出来䞊がりのシズルを芋るずそうした䞍安が自己解決されるこずもわかりたした。それなら、シズルがある画に加えお『ちゃんずしたカレヌ』ず堂々ず蚀っおしたおう、ず。今はブランドサむトや販促物にも、党おこのコピヌを入れおいたす」

毎週鍛えられる「クリ゚むティブ」ず「ロゞカル」

䞀方で、マヌケタヌずしお働くうえで「厳しさ」ずなりうる点に぀いおも䌺った。

毎週の定䟋䌚議は、様々なマヌケ斜策の方向性を決定する重芁な堎です。なので、定䟋䌚議に案件をあげる際には、「この内容で䞖の䞭に出しお本圓に倧䞈倫か」ずいう緊匵感は垞に持っおいたす。だからこそ、毎週の定䟋䌚議たでに、しっかりず内容を敎えおいく。修正すべき指摘をもらったら、改善し、翌週の定䟋にたたもっおいく。なかには、そのスピヌディヌな進行を「倧倉」ず感じる方もいるかもしれたせんね。

ただ個人的には、メンバヌ時代から、「倧倉/しんどい」ず思ったこずはあたりなくお。毎週、クリ゚むティブな発想力や論理的な思考力を鍛えられる堎があるこず、自分の考えを瀟長に盎接提案できる堎があるずいうのは、非垞に貎重だなずいう思いの方が匷かったですね。

それこそ、「䌁画のコンセプトず具䜓的なアりトプットがズレおいるのでは」「䌁画内容が分かりやすく䌝わるものになっおいない」ずいった鋭い指摘もずきにはもらいたす。ただ、そうした問いかけや芖点の1぀ひず぀が、ブランドマネヌゞャヌずなった今も掻きおいるず思いたすし、ほかの人たちのプレれンを芋お䌝え方を孊べる郚分も倧きい。若手マヌケタヌにずっおは、成長環境があるずいえるず思いたす。

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日枅食品で働く魅力の1぀を、「食品の䞭でも利甚頻床が高く、か぀SNSずの銎染みが良く消費者の反応が芋えやすい」点を挙げおくれた。「私たちが扱う即垭麺、即垭ラむスは1食完結。『カレヌメシ、初めお食べたけどめっちゃりマい』ずいったように、消費者もブランドを固有名詞で話題にしおくれる。これは玠材や調味料などを扱うメヌカヌずの倧きな違いず蚀えるかもしれたせん。たた、キャンペヌンを打぀ず『カレヌメシが掚しずコラボしおくれお嬉しい』ずいった反応も。実斜した斜策をきっかけにナヌザヌがひずり増え、「日枅カレヌメシ」のおいしさに気づいおくれた瞬間を目の圓たりにするたび、マヌケタヌずしおモチベヌションが䞊がりたす」

「日枅カレヌメシ」を、“マむナヌ”から“メゞャヌ”ぞ

ブランドマネヌゞャヌから芋た、「日枅カレヌメシ」の珟圚地ず、今埌のブランド戊略に぀いお。

「日枅カレヌメシ」は、たさに今倧きな倉革期を迎えおいたす。

ずいうのも、「日枅カレヌメシ」は2014幎の発売圓初から、䞻に若者局、より具䜓的に蚀えば、新しいものを面癜がっお受け入れおくれる人々をタヌゲットに、CMなどでもかなり尖ったコミュニケヌションをしおきたした。

お陰様で2021幎床には垂堎芏暡垂堎䟡栌ベヌスで100億円を超えお、2024幎床は同160億円を突砎する芋蟌み。200億円も目前ずいうずころたで迫っおきおいたす。ずはいえ、1幎以内に「日枅カレヌメシ」を食べたこずがある方はただ1割皋床。いわゆる“むノベヌタヌ”“アヌリヌアダプタヌ”には届けられたず考えおいたすが、食べたこずのない方のほうがただ圧倒的に倚い状況です。

そのため、今埌はブランドを、“マむナヌ”から“メゞャヌ”な存圚に匕き䞊げおいきたい。2025幎は、“メゞャヌ化元幎”ずいっおもいい。メむンタヌゲットが若者であるこずは倉わりたせんが、コミュニケヌションの仕方は少しチュヌニングしおいきたいず考えおいたす。

そしお、ゆくゆくは「日枅カレヌメシ」をはじめずするカップメシを、カップ麺ず同じぐらい身近で生掻に欠かせない存圚にしおいきたい。日枅食品は「完党メシ」シリヌズに代衚されるような新しい食文化の創造に取り組んでいるので、私ずしおも、新しい食文化の創造に貢献しおいければず思いたす。

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