数年前と比較すれば、モバイルゲーム市場は成熟し、成長はやや鈍化していると言われている。大作化によるコスト増、加えて多くのゲームが毎日のようにリリースされ、ユーザーにとって選択肢は多い。ゲーム自体がどんなに面白くても、ユーザーに伝わらなければ、遊んでさえもらえない環境だ。つまり、プロモーションやマーケティングが一層重要になっている。今回は、そんなモバイルゲーム企業の動向とともに、プロモーション関連の求人を見ていこう。
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年末年始の休暇中、モバイルゲームのWEB広告や、TVCMを数多く見たという方は多いだろう。ユーザーのスキマ時間を狙った、モバイルゲーム企業各社が仕掛けたプロモーション競争は激化の一途。前述の通り、モバイルゲーム市場自体の成長は、一時に比べれば鈍化しているが、広告宣伝にかけるコストは、他業界と比較してまだまだ旺盛なのだ。
少し古いデータとなるが、東洋経済のまとめた「2015年 売上広告比率が高い企業」の上位50社内に、ゲーム会社が6社ランクインしている(*)。膨大な予算を使って、自社ゲームタイトルのWEB広告、TVCM、さらにはイベントも含めて、企画し、仕掛けるプロモーション担当の存在が、重要になっているのだ。
(*)広告比率が高い200社ランキング2015
http://toyokeizai.net/articles/-/83035?page=2
求人の特徴として見受けられるのが、ゲーム業界における経験を必要としないものが多いということだ。広告代理店などクライアントワークでのプロモーション経験やマーケティング経験も、広く求められている。
実際どういう企業が募集を行なっているのか、一例として紹介しよう。
(2018年1月現在に募集されている求人となります)
▼有名IPを起用したゲームタイトルを多数展開する企業
プロモーション責任者を募集。既存タイトル、新規タイトルともに、マーケティングプランの立案から実行まで手がけていく。具体的な仕事内容として記載されているのが、「広告、パブリシティ、リアルイベントの管理や調整」「新規タイトル成功のためのリサーチや市場分析、戦略立案」「メディア、IPとのタイアップ企画、それにともなう交渉や調整」など。
▼年間売上成長率500%以上。大ヒットモバイルゲームを多数展開する企業
プロモーションプランナーを募集している。担っていくのは「各タイトルにおけるプロモーション方針、戦略、プランの作成」「Web広告のプラン作成や関係企業との調整」「外部タイトルなどとのコラボレーションの企画・交渉・実行」などだ。
日々、数多くのゲームタイトルが生まれるなか、自社ゲームの魅力をユーザーに届け、動かす。そんなプロモーション担当が求められている。さまざまなチャレンジができる環境がある。自社サービスのプロモーションを担ってみたい方には、チャンスだと言えるだろう。
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