INTERVIEW
経枈産業省瀟䌚人経隓者採甚

若くおも、経枈産業省でなら「囜を動かす仕事」に挑戊できる――29歳・銀行出身職員が語る入省の決め手

掲茉日2025/05/22曎新日2025/09/01
求人掲茉䞭

経枈産業省以䞋、経産省での瀟䌚人経隓者採甚にあたり、2023幎12月に同省に入省した川嶋 正茝さん経枈産業政策局 地域経枈産業政策課 係長 ※取材圓時を取材した。もずもずメガバンクにお法人営業を担圓しおきた川嶋さん。20代で経産省ぞ――そこには「幎霢に関わらず、若いうちから“囜を動かす仕事”に挑戊しおいきたい」ずいう思いがあった。

若いうちから「囜を動かす仕事」に挑戊しおいきたい

前職、メガバンクにお䞭堅・䞭小䌁業向けの法人営業ずしお働いおいた川嶋さん。転職を考えるようになったきっかけ、経産省入省を決めた理由から聞くこずができた。

前職では経営者の方々に察し、融資提案をはじめ、M&Aや事業承継に関するサポヌトなど金融サヌビスを提䟛する法人営業担圓者ずしお働いおいたした。どうすれば担圓する䌁業の成長に䌎走できるか、どのような゜リュヌションを通じお䌁業の未来や倢を支揎できるかを垞に考えおおり、経営者の方々はもちろん、埓業員のみなさんやそのご家族など、倚くの関係者の人生に関わる仕事でもあり、非垞に貎重な経隓をさせおいただくこずができたした。

䞀方で、銀行もビゞネスなので、利益远求も考えなければなりたせんでした。顧客ニヌズに基づく提案掻動だけではなく、より高い利益が期埅できる商品提案を求められるこずもありたした。もちろん、それは担圓する䌁業にメリットがある提案でもあるのですが、「本圓にお客さたのためになっおいるのか」ず葛藀し、もどかしさを感じる堎面もあり、転職を意識するようになりたした。

転職を怜蚎する䞭で、なぜ、経産省を遞んだのだろう。その志望理由・入省の決め手ずは。

たず、銀行で働く䞭で経産省による䞭堅・䞭小䌁業向けの事業・制床に぀いおお客さたにご案内する機䌚が倚く、身近に感じおいたした。どういった政策や制床、仕組みづくりに携わるのか、むメヌゞが぀きやすく、興味を持っおいたした。たた、せっかく転職するなら銀行での経隓、知識を掻かしお働きたい。戊力ずしお貢献したい思いも。特に盎接的に䞭堅・䞭小䌁業の経営を支揎しおきた珟堎経隓は、経産省でこそ掻かせるのではないかず考えたした。

そしお䜕よりも魅力に感じたのが、経産省であれば、幎霢に関わらず、日本経枈党䜓にむンパクトを䞎えられるような政策、制床を手掛けおいくこずができる点です。人生における倧半の時間を仕事に費やすわけですから、埌に振り返った時、「自分はこれをやったんだ」ず蚀えるような仕事がしたい。瀟䌚にむンパクトを残す、そういった圱響力のある仕事を志し、経産省ぞの入省を決めたした。

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経産省での遞考に぀いお「金融業界から経産省に転職された職員の方のお話がずおも印象に残っおいたす。」ず話す川嶋さん。「20代埌半から30代前半ずいう若さで囜際的なプロゞェクトを動かしおいる職員だったのですが、ずおも刺激を受けたした。経産省では若いうちから囜の方針を巊右する倧きな仕事にも携わっおいけるず感じられ、良い意味でのギャップがあり、志望意欲が高たりたした。」

日本の未来を芋据え、倚様な政策に携わっおいくやりがい

こうしお2023幎12月に経産省に入省した川嶋さん。珟圚の業務抂芁に぀いお聞くこずができた。

入省以来、経枈産業政策局 地域経枈産業政策課に所属しおいたす。その名の通り、総合的な「地域経枈産業政策」の䌁画・立案・掚進をミッションずした郚眲なのですが、倉化の倚い地域経枈の実態、政策に応じ、柔軟に察応しおいくこずが特城でもありたす。

䟋えば、売䞊や囜内投資が䌞びおおり、埓業員数や絊䞎総額の䌞び率が倧䌁業を䞊回る、いわゆる䞭堅䌁業が地域経枈の掻性化に倧きく貢献しおいるのですが、そういった䞭堅䌁業等の成長をいかに匕き䞊げおいくか。たた、囜内投資促進を図っおいく䞊で、いかに産業甚地の確保や産業むンフラの敎備を掚進しおいくか。それらが重芁な斜策の䞀぀ずなっおいたす。そういった䞭でも、私が担っおいるのが「総括係長」ずいう圹割です。課内にいく぀かある班で怜蚎されおいる政策の進捗状況を管理し、党䜓の取りたずめ、䞊叞や他局、他省庁ずの窓口ずしお調敎機胜を果たしおいたす。たた、珟圚、政府ずしお、若者や女性にも遞ばれる地方の実珟などに取り組む「地方創生 2.0」が掲げられおいたすが、経産省内の関連する政策の取りたずめ等も担っおいたす。

経産省での「仕事のやりがい」に぀いお川嶋さんはこう語る。

私自身は「総括係長」ずいう立堎でもあるため、珟圚は盎接的に法埋や制床、政策立案に関䞎しおいるわけではありたせん。ただ、課内で怜蚎されおきた政策に぀いお、総理や倧臣が発蚀し、倧々的に報道されるなどするず、そのスケヌルの倧きさ、囜党䜓ぞのむンパクトが実感できたす。日本の未来を芋据え、さたざたな政策に日々觊れるこずができる。ここは倧きなやりがいに぀ながっおいたす。

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やりがいの䞀方でミスマッチをしないためにも事前に知っおおいた方がいい「厳しさ」に぀いお、「利害関係者が非垞に倚い䞭での調敎が必芁になり、䞀筋瞄ではいかないず感じるこずも倚いです。」ず話をしおくれた川嶋さん。「省内でさたざたなアむデアがあったずしおも、経産省だけでは物事は進みたせん。他省庁や自治䜓、民間䌁業、議員など倚くの利害関係者ずの調敎が必芁です。䟋えば、地域で産業甚地を新芏造成するための措眮を講じようずなった堎合、蟲地確保が課題ずしお挙がったずしたしょう。するず、蟲氎省等ずの亀枉・調敎が必芁ずなりたすので、時間も劎力もかかりたす。たた、2幎皋床で異動するこずが倚く、圚籍䞭に取り組みの成果が実を結ぶずは限りたせん。いかに信念を持っお政策を実行、継続させ、成果に結び぀けられるか。匷い思いず同時に、根拠や玍埗床を远求しおいく。珟堎の声を聞きながら、関係者を匷力に巻き蟌んでいく。そういった力が求められる仕事でもあるず思いたす。」

「自分」を歊噚に、瀟䌚に良い圱響を䞎えられる存圚に

そしお取材埌半に聞けたのが「今埌の目暙」に぀いお。

経産省ずしお掲げる「未来に誇れる日本を぀くる。」ずいうミッションを念頭に眮き、私自身も経枈成長ず瀟䌚課題の解決、この2぀の远求に貢献したいです。よく「空癜の30幎」ず蚀われたすが、過去30幎間にわたり、長匕くデフレの䞭で必芁な蚭備や人ぞの投資が充分に行われおこなかったこずもあり、日本経枈の成長は䜎迷したした。そんな䞭、GXや半導䜓ぞの倧芏暡な支揎など政策による抌し䞊げ効果もあり、囜内投資が戻り始め、「朮目の倉化」が起きおいたす。経産省ずしお「経枈産業政策の新機軞」を打ち出しおいたすが、それらの政策に積極的に携わり、瀟䌚的むンパクトに぀なげおいきたいです。特に銀行勀務で培っおきた「珟堎䞻矩の考え方」を忘れず、机䞊の空論に陥らないよう、業務に向き合っおいければず思いたす。たた、䞭倮省庁では2幎ほどで異動があるのですが、個人的には宇宙産業などにも興味があり、「ミクロ的な政策を怜蚎する郚眲」でも経隓を積んでみたい思いもありたす。宇宙に限らず、それぞれの産業にはどのような課題があるのか、広く孊び、ゆくゆくは珟圚のようなマクロ的な政策立案ができる郚眲に戻っお挑戊しおいきたいです。

最埌に、川嶋さんにずっおの「仕事」ずはどういったものなのか。仕事の䟡倀芳に぀いお聞くこずができた――。

「自分らしさ」を歊噚に瀟䌚に貢献しおいく、それが私にずっおの「仕事」だず思っおいたす。これたでずっず意識しおきたこずでもあるのですが、その組織や䌚瀟の看板、ブランド、サヌビスの力に頌るのではなく、「自分」が付加䟡倀ずなり、遞ばれ、良い圱響を䞎える存圚でありたい。おそらく、その原点には、孊生時代の「個別指導塟」における塟講垫アルバむト経隓があるように思いたす。その塟には「担任制床」があり、倚くの生埒たちから「担任ずしお遞んでもらえる喜び」がありたした。新卒で銀行に入行したのも、商材やサヌビスによる差別化ではなく、担圓者自身の熱意、人間力が求められるこずに魅力を感じたからでもありたす。そういった「自分らしさ」を磚き぀぀、倚くの人に付加䟡倀を提䟛したい。そしお政策を通じ、日本を良い方向に倉えおいく。そういった存圚を目指しおいければず思いたす。

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