掲載日:2025/08/18更新日:2025/08/18
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世界トップシェアを誇る半導体製造装置メーカー※、ディスコ。世界的な半導体の需要増加に伴い、事業拡大を続けている。現在、次世代を担う若手層(最終学歴卒業後3年内)を対象とした「アプリケーション大学採用」を強化している。様々な部門で経験を積み、自分の意思でキャリアを築くことができる。同社の強み、募集背景など詳細を見ていこう。
※ディスコHPより https://www.disco.co.jp/jp/ir/faq/
世界の半導体産業を支える、「ディスコ」の類まれな技術力
半導体製造装置メーカー「ディスコ」が、ここ数年、急速に業績を伸ばしている。生成AIブームによる半導体需要が急増するなか、この10年で売上高は約3倍、経常利益は約6倍に増加。2024年度通期(2024年4月~2025年3月)の業績は、売上高は前期比27.9%増の3933億円、営業利益が同37.3%増の1668億円、利益率は42.4%。5期連続で、最高益を更新している。
ディスコの主力製品は、半導体の組み立て工程など「後工程」に使われる製造装置だ。半導体を形成した基板 である- ウエハーをチップに切り分ける「ダイサー(切断装置)」、ウエハーを薄く削る「グラインダー(研削装置)」など、「切る・削る・磨く」領域に特化したオンリーワンの技術力を有する。世界シェア7~8割を誇るトッププレイヤーとして、業界内で圧倒的な支持を得ている。
さらに近年は、生成AI向けの需要拡大に伴い、「高速大容量メモリ(HBM)」の生産に使用する装置(グラインダー)に注目が高まっている。HBMはエヌビディアのAI半導体などに使われる高性能のメモリで、ディスコの製造装置がその生産を支えている。
ディスコの大きな特徴のひとつが、「内製化文化」だ。装置の部品から社内設備、ソフトウェアまで、幅広く内製している。内製化による試行錯誤のプロセスを通じて、ものづくりの力やノウハウが社内に蓄積され、それがメーカーとしての「強さ」や「競争力」につながっているという。
たとえば、装置の部品を自動搬送できる無人搬送ロボット(AGV)や、「まかない装置」と呼ばれる社内向けの装置・設備開発など。今後も、社内の課題解決を通じた技術革新を推進していく方針だ。
中途入社者の約8割が異業界出身。選考のポイントは?
さらなる事業拡大に備えて、同社では多種多様な職種で中途採用を実施している。なかでも強化しているのが「アプリケーション大学採用」だ。最終学歴卒業後3年内の方を対象とした求人で、前職の業界業種の経験は問わない。
入社後は、2012年から運用が続くアプリケーション大学制度が適用される。「アプリケーション大学」という組織に配属され、ディスコのコア技術や事業ドメインについて学びながら、興味のある部署に自らアポを取り、実務を通じて部門とのマッチングを測ることができる。「どの部署で働きたい」「どんな仕事をしたい」「誰と働きたい」などを探し、自身のキャリアを自らの意志で築いていくことが可能となっている。
同社の中途入社者は約8割が異業種出身と、多様なバッググラウンドを持った方が入社している。なかでも、活躍している社員の共通点として、以下のような特徴があげられるという。
・主体性・自走力がある
・チームで成果を出す意識
・変化・挑戦を恐れない姿勢
また、ディスコの採用選考では、価値観や考え方のマッチングを重視している。ミスマッチを起こさないために、採用HPで「求める人材・求めない人材」や「従業員の退職理由」などさまざまな情報を公開しており、採用選考をディスコとの相性を確かめる大切な時間と捉えている。
ディスコの求める人材・求めない人材(一部抜粋)
▼ 求める人材
・目指すなら、エベレストに登りたい人
・何でも楽しむ”Fun”な人
・未知なることにワクワクする人
▼ 求めない人材
・考えるのが億劫な人
・自己中心的で、人の話を聞かない人
・チームワークが嫌いな人
※全文はディスコのHPよりご確認ください
https://www.disco.co.jp/recruit/information/ideal/index.html
社員の働きがいを生み出す、ディスコならではの社内制度
ディスコでは、CS(顧客満足)はES(従業員満足)から生まれる」という考え方が根付いている。この考え方に基づき、従業員が能力を十分に発揮し、やりがいをもって主体的に働けるための制度や福利厚生の充実に取り組んでいる。
その象徴的な制度のひとつが、2011年から運用されている「個人Will会計制度」だ。この制度は、社員が仕事に「値付け」するという画期的な仕組みになっている。
具体的には、Willという単位の社内通貨(1will=1円相当)があり、社内の仕事から、サービス、備品、会議室にいたるまで、あらゆる物事に金額設定がされている。仕事を行うことで得るWillは「収入」、自分の人件費や備品使用料、他者への仕事依頼費はWillの「支出」となる。収支の見える化により、社員は客観的・定量的にパフォーマンスを把握することができる。
さらに、社員は希望する仕事をオークション形式で落札することができる。これにより、入社年次関係なく、意志で仕事を選び、主体的に取り組むことができる。
他にも、社員の「やりたい」を尊重し、自律的なキャリア形成と挑戦を支援するさまざまな制度が存在する。「創意工夫をしながら仕事を頑張りたい」「新たな領域にも積極的にチャレンジし、キャリアを築いていきたい」という方にとっては、最適な環境が整っているはずだ。気になった方は、ぜひ求人の詳細をご覧いただきたい。
ディスコの社内制度・福利厚生(一部抜粋)
・PIM制度
業務改善活動の一環として、対戦方式で改善案の発表を実施。経営陣と従業員によるWillの投票によって勝敗が決定する。
・IB制度
社員発の企画に、社内クラウドファンディングで資金調達ができる制度。
・異動の自由制度
社員が希望部署と直接交渉し、合意すれば上長承認不要で異動が可能となる制度。