掲載日:2025/06/11更新日:2025/06/11
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2025年夏、「劇場版クレヨンしんちゃん」が初のインド上陸へーー人気IPを世に送り出してきたテレビ朝日が、アニメ事業にさらなるアクセルを踏む。歴史の長い人気IPのグローバル展開はもちろん、新たなアニメIP開発も。その中枢を担う新設部署「アニメ・IP推進部」で、アニメプロデューサーを募集している。
テレビ朝日が仕掛けるIP「僕ヤバ」がヒット!新枠第1弾の「ブルーロック」も話題に
アニメ市場規模は、過去最高の3兆円超(*1)を超えるなか、テレビ朝日がアニメ事業のさらなる拡大に向けて大きく舵をきっている。
その2本柱となるのが、「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」といった、いわば“テレ朝の顔”ともいえる国民的IPのグローバル展開。そして、次なる「人気IP・アニメコンテンツ」の開発だ。
例えば、2020年から地上波の深夜帯にアニメ枠「NUMAnimation(ヌマニメーション)(*2)」を設置。2024年10月からは、その取り組みをさらに拡大し、土曜夜に「IMAnimation(イマニメーション)(*3)」を、2025年4月からは、水曜夜に「IMAnimation W(イマニメーションダブル)」を設置し、2枠増枠。これにより、IPの開発量は3倍にまで拡大した。
具体的な作品としては、「ユーリ!!!on ICE」などのオリジナル企画のほか、人気原作をアニメ化した「ブルーロック」や「僕の心のヤバイやつ」、さらには実写映画と連動した「ババンババンバンバンパイア」など。いずれも高いクオリティと話題性を兼ね備え、幅広い層の視聴者から支持を集めている。
さらに、25年4月からは日曜朝にショートアニメ「コウペンちゃん」の放送もスタート。可愛らしいキャラクターと癒しのストーリーで知られる同作品は、これまでのアニメ枠とはまた異なる魅力を持ち、幅広い年齢層の視聴者をひきつけることが期待されている。
特に、IPの海外展開を見据える上で重要なのは、まずは「日本国内のファンが支持している/みんなが見ている」という空気感を醸成できていることは重要な条件の1つ。そういった意味でも、マスにリーチできる地上波テレビ局が果たす役割は非常に大きい。
視聴者がリアルタイムで番組を視聴しながらSNSなどを通じて他の視聴者と感想を共有する動きを促進していく。それにより、ファンの熱狂を作り出すにとどまらず、認知していない層へも届けていく。こうした社会的ムーブメントを、いかに狙って起こしていけるか。そこまでを見据えたプロデュース力が、アニメ事業の成功を左右する重要なカギを握ると言えるだろう。
(*1)アニメ産業の市場規模 初の3兆円超え 海外展開の好調続く
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241222/k10014674391000.html
(*2)NUMAnimation(ヌマニメーション)…アニメ、キャラクター、アイドルなどを大好きになることを表す“沼落ち”に由来。
(*3)IMAnimation(イマニメーション)…イマ見たい!見るべき作品を編成する
写真は、2025年3月に行なわれた「AnimeJapan 2025」のテレビ朝日ブースにて。同イベントには、2日間で15万2000人(前年比115%)が来場し大盛況となった。前列向かって右の遠藤Pは、全米最大級の日本アニメの祭典「Anime Expo2024」にも登壇している。
全国ネット枠の大型作品を企画せよ
これらの中枢を担う「アニメ・IP推進部」では、アニメプロデューサーを募集している。任されるのは、アニメコンテンツの製作・事業拡大を実現するための、プロデュース業務全般。アニメ業界の最前線で、企画から事業展開まで幅広く携わるポジションだ。
▼アニメコンテンツの企画および製作
・ アニメ作品の企画、開発
・ 製作委員会の組成、幹事業務
・ 権利者との交渉・契約
・ 収支管理、予算作成、契約業務
・ 放送、配信、国内販売、海外販売等の二次利用に関わる諸業務
▼アニメコンテンツの事業拡大
・ 商品化、ゲーム化等の事業拡大提案・実現
・ グローバル戦略の策定・実現
・ 新規ビジネス・企画の提案・実現
全国ネット枠の大型作品の開発・企画し、作品を世に送り出していく。このスケール感こそ、同社で働く醍醐味と言えるだろう。
特に、アニメ事業は、原作出版社やアニメスタジオをはじめ、様々な事業社が複合的に関わりあい事業を展開していくもの。ときにはテレビ朝日が主体となり現場を統括していくような立ち回りも求められる。そのため、俯瞰した目線をもち関連各署と円滑に連携していくスキルが重要となりそうだ。
また、作品の企画においては、プロデューサー自身が“この漫画を映像化したい”と企画を持ち寄ることもあれば、原作なしのオリジナル作品を企画していくことも可能。自分が愛する作品を全世界に届けていく経験、そして自らキャラクター・時代背景などのあらゆる設定を考え0→1で生み出していく経験。この両方を実現できる環境は、プロデューサーとしての「キャリアの幅」を広げていく観点でもプラスとなるはずだ。
より大規模なスケールで作品に関わっていきたい、日本からアニメIPの発展に貢献していきたい。そういった思いを持つ方にとって、このポジションは非常に魅力的な挑戦の場と言えるだろう。興味を持った方は、ぜひ実際の求人も確認してみてほしい。
テレビ朝日の福利厚生を一部ご紹介!
【社屋に診療所】
テレビ朝日本社には「企業内診療所」がある。社員証を提示すれば自己負担なく受診できるだけでなく、薬の処方も受けられる。また、産業医が常駐しているため、社員の「ホームドクター」として日々健康管理を行い、健康相談にも応じている。そのため、体調を崩した際にも安心である。大きな病気やケガの際だけでなく、花粉症の薬やかゆみ止めなど、日常で使用する薬も受け取ることができる。
【社屋に24時間コンビニも!】
24時間365日放送を継続するテレビ局社員の味方。小さな売り場面積にも関わらず品数の充実さと売上はトップクラス。コーヒー抽出中やお弁当あたため待ち中には、社員同士の何気ないコミュニケーションの場にも。
【充実の契約保養所】
複数の会員制リゾート系ホテルと保養所契約を結んでおり、宿泊補助も社員とその家族まで対象となっている。GW(ゴールデンウィーク)にはメーデー(5/1)と連動して特別休暇も付与され大型連休化、また創立記念日(11/1)にも連動して特別休暇が与えられることも。夏休みや年末年始など、休暇を取得しやすい環境を提供しており、多くの社員に利用されている。
【こまち(生活全般への補助金制度)】
社員全員が1年間に一定のポイントを付与され、用意されたメニューから、各自のニーズに合わせてキャッシュバックを得られる福利厚生システム。「旅行費用補助」や「医療補助」はもちろん、「映画・スポーツ観戦費用補助」など選べるメニューは多岐に渡る。「保育園費用補助」などの育児分野と「介護用品購入費用補助」などの介護分野は、ポイント単価が1.5倍となり、よりお得に利用可能。
【充実の各種施設】
本社の社員食堂は、社員証をかざすだけで利用できる完全キャッシュレスシステムを採用。六本木の街が一望できるテラス席は、バラエティ・ドラマ・天気予報など、多くの番組で使用される。 また、本社には24時間利用可能な仮眠室と浴室、さらには銀行のATMもあり、快適な職場環境を支えている。