REPORT
マガジンハウス|6ポジションで積極採用へ

創立80周年――『anan』『BRUTUS』擁するマガジンハウスが次代カルチャーを創る中核人材募集へ

創立80周年を目前に控え、『anan』『POPEYE』など数々の強力な雑誌ブランドを核に、カルチャーを創造し続けるマガジンハウス。紙とデジタルの両輪で新たな価値を生み出す同社が、事業のさらなる飛躍を目指し、編集、営業、法務、新規事業開発など次代を担う多様な人材採用を強化する――。

創業80年、銀座から世界へ。カルチャーを創造し続けるDNA

数々の雑誌の中でも高い人気を誇り続け、さらに存在感を増しているマガジンハウス。1945年、今も本社を構える銀座の地で創業して以来、一貫して

“人間を大切に”
“創造を大切に”
“読者を大切に”

というモットーを掲げ、新しいスタイルの雑誌と本を作り続けてきた。2025年10月10日、マガジンハウスは創立80周年という大きな節目を迎えた。このアニバーサリーイヤーに向けて掲げられたスローガンは銀座から世界へ。そこには世界中から人々が訪れる街となった銀座から、グローバルな読者に向けてカルチャーを発信していくという強い意志が込められている。

単なる出版社ではなく、プロフェッショナルなキュレーター(編集者)たちが集い、様々なジャンルの文化を編集、発信し、創造へ。アートフェア、音楽フェス、ハイブランドからドメスティックなファッション、丁寧な暮らし、酒、建築、美容、健康、スポーツに至るまで、森羅万象を「文化」として捉え、独自の視点で切り取り、編み上げ、読者に届けていく。「カルチャーのキュレーション」こそが最大の特徴であり、働く魅力に直結する。

『anan』『POPEYE』『クロワッサン』『BRUTUS』『Tarzan』『Hanako』『GINZA』『Casa BRUTUS』『ku:nel』『&Premium』これら10の屋号(雑誌ブランド)は、それぞれが確立された世界観と強力なブランド、熱心なファンコミュニティを持つ。それら各ブランドが持つ魅力は国内にとどまらず、海外でも大きな支持を得ている。

「ブランド力」をリアルとデジタルで拡張していく

そして今まさに注力しているのが「雑誌」の枠を超えた展開だ。マガジンハウスの「カルチャーのキュレーション」を誌面の中だけで完結させるのではなく、雑誌ブランドの世界観をリアルな体験やデジタルコンテンツへと拡張し、読者とのエンゲージメントを深化させている。たとえば、2020年に『anan』創刊50周年を記念して始まった“時代の顔”を讃える「anan AWARD」は、毎年多くのメディアと読者の注目を集めている。

また、デジタル領域では、2025年5月に「BRUTUS mapzine」というマップアプリをリリース。『BRUTUS』が取材したスポットがマップ上で特集記事と一緒に楽しめる新たな体験型アプリメディアとなっている。さらに『POPEYE』が展開する期間限定の「POPEYE ONLINE STORE」は国境を越えたブランドとのコラボレーションでは毎回大きな話題を呼び、雑誌が持つ目利き力とブランド力を、Eコマースという形でビジネスに昇華させた。

その他にも、音楽特集と連動したライブイベント『BRUTUS JAZZ WEEKEND』の開催、SUNTORYと共同で立ち上げたウェブメディア『NOMELTIMES』、『Tarzan』や『Hanako』によるコラボ商品開発など、ブランド力を活かした多彩なプロジェクトを展開。その集大成ともいえる博覧会『マガジンハウス博』が2025年10月に15日間開催され、展示、イベント、物販と領域を越えた体験に延べ20万人の来場者が足を運んだ。メディアという枠組みを超え、リアルとデジタルの両面からカルチャーを創造する試みは、今後さらに加速していくだろう。

カルチャー創造の担い手へ。多様な専門職を積極採用

ここまで見てきたように「マガジンハウスで働く」ということは雑誌や書籍を作ることではない。いかに読者の心を動かし、社会に影響を与えるコンテンツを創造し、時代を牽引していくか。同社ではその舞台で才能を思う存分発揮してくれる、新たな仲間を求めている。

さらなる事業拡大とブランド価値の向上を目指し、複数の重要なポジションでキャリア採用を強化へ。2025年11月現在の募集ポジションは【法務】【書籍編集者】【漫画編集者】【出版営業】【広告営業】【新規事業開発】 など。職種によっては海外出張や海外折衝の機会もあり、グローバルに活躍したいという志向を持つ人材にとっても挑戦しがいのあるフィールドが用意されている。紙とデジタルの融合、グローバル展開、IPビジネスの深化といった、次なる成長戦略を加速させていく、その一員として働く。雑誌、書籍、イベントなど自身の仕事を通じ、読者の心が動き、時に社会的なムーブメントを生み出す。その影響力を間近で感じられることは、何物にも代えがたいやりがいにつながるだろう。「好き」という情熱と専門性を、この歴史と革新が共存する舞台で、思う存分発揮してみてはいかがだろうか。

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