13か国・27拠点でグローバル展開し、業界を牽引する化学メーカー「三菱ガス化学」。半導体パッケージ基盤材料や、ホット・炭酸飲料向けペットボトル材料など、複数分野で世界トップクラスのシェアを誇る製品を有している。今回同社では、「事務系総合職」を募集している。
世界有数の総合化学メーカーとして知られる「三菱ガス化学」。天然ガスからメタノールなどを製造する技術を確立し、これを基盤に多種多様な高機能製品を自社開発してきた。製品の90%以上を独自技術で製造している点は、その高い技術力を示している。
世界トップクラスのシェアの製品を誇る製品には、金属劣化を防ぐ塗料原料、食品・医療分野で使われる脱酸素剤、半導体パッケージ基盤材料、高機能精密レンズに採用されている光学樹脂ポリマーなどがある。これらは同社製品のごく一部だが、その事業領域の幅広さが分かるだろう。
さらに「社会と分かち合える価値の創造」というグループミッションのもと、近年では気候変動や資源・エネルギー問題といった喫緊の社会課題解決にも取り組んでいる。メタノールの環境循環型プラットフォーム「Carbopath™(カーボパス)」(*1)を推進しており、近年、CO2からメタノールを生成する「カーボンリサイクル」のモデル構築を国内工業地帯で検討開始(*2)。2025年には、富士電機と共同で、メタノール由来水素によるクリーンエネルギー供給を目指す水素燃料電池システムの共同実証に向けた検討(*3)も進めており、GX(グリーントランスフォーメーション)においてもその存在感を高めている。
(*1)Carbopath™
https://www.carbopath.mgc.co.jp/
(*2)水島コンビナートにおける炭素循環社会の実現に向けたサプライチェーンの実証について
https://www.mgc.co.jp/corporate/news/2025/250324-2.html
(*3)富士電機と三菱ガス化学、水素燃料電池システムの共同実証に向けた検討を開始
>https://www.mgc.co.jp/corporate/news/2025/250801.html

ビジネスや暮らしを支える幅広い製品で高いシェアを有している。
個人投資家向け説明会資料(https://www.mgc.co.jp/ir/files/250618.pdf)より抜粋。
こうした中、三菱ガス化学の未来を牽引していく「事務系総合職」の募集が行なわれている。同ポジションでは、ジョブローテーションを通して営業、事業企画、経営企画、人事、経理、原料・物流、情報システムなど幅広い部門を経験し、長期的視点で会社の事業を多角的に動かす「事業の舵取り役」へと成長していくことが期待されている。
海外売上が約半分を占めるグローバルな事業展開を進める同社であれば、世界規模での事業創出・拡大から企業基盤の整備まで、幅広い領域で業務経験を積むチャンスもあるはずだ。
また、同社が大切にしているのが、「少数精鋭」「独創主義」「挑戦力」という3つの組織風土。こうした環境のなかで活躍する人物像としては、「さまざまな分野に興味・関心を広げ、自ら探究する意志とフットワークの良さを持つ人」「年次問わず建設的な意見をチームに積極的に発信できる」といった要素が挙げられていた。培ってきたスキルの専門性に加え、これらの観点からも自身の経験を振り返っておくことをお勧めする。
世界的な社会課題の解決に挑み、化学の力で新たな価値を創造し続ける三菱ガス化学。挑戦と成長の機会に溢れたフィールドが広がっているはずだ。少しでも興味を持った方は、ぜひ実際の求人情報もあわせて確認してみてほしい。