BE:FIRST、HANAらが所属する「BMSG」が、次なる飛躍に向けて10職種以上で採用を強化していく。募集の背景、求める人物像とは。そしてその先に見据える未来とは。コーポレート部 部長の中山 厚史さんに話を聞くことができた。
今回、10職種以上での積極採用を実施するBMSG。まずはその背景と「採用において重視するポイント」から話を聞くことができた。
まずBMSGは、アーティストの目覚ましい活躍と共に、組織としても大きな転換期を迎えています。BE:FIRST、HANAといった新たな才能が次々と花開いてきました。一方で、組織としては創業6年目のまさに「ベンチャー企業」です。
アーティストの驚異的な成長スピードに対応ができるよう、守りと攻めの両面から、組織として強固な土台を作り上げていく。そのための採用活動を強化しています。10職種以上のポジションにて募集しており、エンタメ業界での経験がある方はもちろん、多様な業界の方々を歓迎しています。実際、様々な業界の出身者が入社し、活躍をしています。というのも、私たちは「芸能の当たり前よりも、社会の常識」という言葉を大切にしており、異業種で培われた知見や「社会人としての当たり前」が、BMSGをより健全で強い組織にするための大きな力になると考えています。同時に、組織の推進力強化のために重視するのが、個々のスキルだけではなく、当社の掲げる「才能を殺さないために。」というミッションに、心から共感いただけるか。それが全てのポジションにおいて共通する採用基準にもなります。例えば、新卒時に縁がなかった方、エンタメ業界を遠い世界だと感じていた方にもぜひBMSGという船に乗っていただきたいですね。

「個人の価値基準と会社の考え方がフィットするかどうか。ここが何より重要だと捉えています。」と話をしてくれた中山さん。「エンタメ業界出身者の方だと、BMSGとして大切にしている、“アーティストが中長期的に実現したい夢や目標を共有し、本人が本人らしく活動できる空間を最後まで守り抜く”といった姿勢、向き合い方に共感いただけることが多い印象です。そういった姿勢が、結果として「才能を殺さない。」というミッションへと繋がっていくと考えています。単に「音楽業界で働きたい」という動機を超え、良い音楽と素晴らしいパフォーマンスを支える「強い組織」を共に作っていく。こういった私たちの掲げるミッションやバリューに深い納得感を持ち、ご自身のキャリアを注ぎたいと思ってくださる方を求めています。」
BE:FIRSTにおける海外公演の成功、1stアリーナツアーが決定したMAZZEL、HANAの大躍進、『THE LAST PIECE』を経てSTARGLOWが誕生――このわずか1年ほどで「才能を殺さないために。」というミッションを体現し、飛躍を続けてきたBMSG。続いて、全職種において関連・共通する事業全体の指針となる「今後の注力領域」について聞くことができた。
まず、BMSGが次なるフェーズへ向かう上でキーワードとなるのが「グローバル」「デジタル」「クリエイティブ」です。これらはある意味、私たちが進む道を照らす「灯台」のようなワードでもあります。
全て重要な領域ですが、「グローバル」にフォーカスをすると、今まさに大きな挑戦の入り口に立っているところです。日本発のエンターテインメントとして海外でファンを獲得し、興行を成功させていく。そのためには、アーティストが良い楽曲を届けることはもちろん、現在、国内向けの運用が中心となっているSNS、ファンクラブ運営、マーチャンダイジング(MD)といった全ての顧客接点を、グローバル基準へとアップデートしていく必要があります。いかに知見の少ない海外市場での展開において、事業面からアーティストの活動を支える仕組みを構築できるか。K-POPが示した「アジア発」の可能性は大きな刺激になっていますし、世界の中で「J-POP」というカルチャーを根付かせ、広げていけるはずです。日本にいる数多くの才能あるアーティストを深くリスペクトし、私たちの成功も業界全体に還元していく。社長の日高がよく「J-POPの棚」を作ると表現するのですが、日本の音楽が世界のリスナーにとって当たり前の選択肢になる、そういった未来を本気で目指しています。その中でも私たちは象徴的な存在、「BMSGが世界中で認知されている」という状態を目指し、一歩ずつ力強く進んでいければと思います。
今まさに次なるステージを目指すBMSG。このタイミングで入社することの魅力、得られるやりがい、キャリアとは。ご自身の経験を含めて聞くことができた。
私は以前、プロサッカークラブに身を置いていました。エンターテインメントとスポーツ、一見すると異なる世界ではありますが、「ファンに支えられ、共に歩む」という本質的な部分は驚くほど似ていると思っています。当然、自分たちのチーム、所属するアーティストが成長し、それを実感する喜びがあります。
どちらが良い悪いではなく、プロスポーツの世界では「勝敗」や「順位」という明確な数字によって成果が突きつけられます。一方で、音楽の可能性はどこまでも自由で無限大だとも思っています。もちろん数字も重要ですし、向き合っていくのですが、単に利益を追いかけたり、誰かと競い合ったりする以上に、その表現がどれだけ広く、深く、人々の心に響き、残るか。可視化しにくい領域だからこそ、そこには計り知れない面白さがあります。また、音楽は場所や時間を超えて、アーティストとリスナーが瞬時に繋がれる。ストリーミングを通じ、世界中のあらゆる場所、あらゆる時間に届け、常にその人の「隣」にいることができます。これは音楽という表現が持つ、特別な魅力だと思っています。
やりがいの一方で知っておくべき「厳しさ」についても率直に聞くことができた。
冒頭でお話したように、私たちは創業6年目のベンチャー企業です。アーティストが輝けば輝くほど、マネジメントやSNS、グッズ、ファンクラブ運営といったあらゆる業務は比例して増大していきます。ですが、私たちはまだ、万全な体制を整えてから動き出せるほど、完成された組織ではありません。当然、リソースの不足により一人ひとりの負荷は高く、「忙しい」という現実と真正面から向き合っています。一方で、この忙しさを単なる「消耗」で終わらせるつもりもありません。今この瞬間にしか経験できない成長の糧にし、スタッフが「電池切れ」を起こしてしまう前に、適切に負荷が分散できる体制、組織構造を整えていく。長期的にやりがいを持って働き続けられる環境を整備していく。それこそが、今まさに取り組んでいる最も重要なミッションです。ですので、今のカオスな状況すらも楽しみ、成長の糧としながらも、その中から次世代の組織を共に構築していく。そういったことに喜びを感じられる方と共に働きたいですし、そこには大きな働きがいと、ここでしか得られない経験があるはずです。

BMSGが「才能を殺さないために。」をミッションに掲げる背景について、中山さんはこうも語ってくれた。「日本のエンタメ業界には長く続く「型」が存在し、その構造の中では類まれな才能が成長の機会を逃す現状が少なからずあったと捉えています。BMSGはそうした既存の枠組みに縛られず、「才能を殺さないために。」という切実な文脈の中で動き続けることを大切にしています。「良い音楽を届ける」という揺るぎない信念のもと、これまでの5年で既存の枠外にある才能を見出し、世に提示する、新しい可能性を一定は示すことができたと捉えています。その上で、若いアーティストたちが音楽に注ぐ情熱は、強制される苦行ではなく、自ら楽しむ中で生まれるものにしたい。BMSGとして、いい意味で「部活感」を大切にしているのもそのためです。個々の才能に合った成長を大切にし、本人がまだ気づいていないプラスアルファの視点を与えていく。いわゆる育成に対する考え方も、技術を教えるだけでなく、一人の人間としての可能性を広げ、人生を支える、そういった土台のような場所を作ることができればと考えています。」
最後に、中山さんから「応募者に対するメッセージ」をもらうことができた。
BMSGの「才能を殺さないために。」というミッションに終わりはなく、より良い音楽を届け、アーティストと共に成長していくための長い道の途中です。まだまだ道半ばですので、ぜひ、その理想の実現を共に追い求めていただければと考えています。
例えば、国内でのアリーナやドーム公演の成功、そして海外展開といった具体的なマイルストーンも置いています。数年後にドーム公演を成功させているならば、ファンクラブの規模やサポート体制はどうあるべきか。その時、どのようなバックアップ体制が理想的か。アーティストが理想の輝きを放つために必要な要素を逆算し、一つずつ形にしていきます。そして、日本の音楽やカルチャーを改めて世界に提示していく。BMSGがその象徴となり、変革の一端を担う。これは決して遠い夢物語ではありません。数年後の未来、必ず実現すべき明確な目標です。その景色を社員一人ひとりが鮮明に描き、実現に向けて動いていきます。
改めてですが、そのための組織づくりが急務となっています。所属アーティストが一人の人間として尊重され、健やかに音楽活動に取り組める環境を構築していく。迷いなく全力で走り続けられるよう、組織の基盤を急ピッチで、かつ強固に整えていきたいと考えています。また、同時に働くスタッフ自身も、健康的で幸せに働き続けられる環境を作る必要があります。こういった「終わりのない挑戦」を自分事として捉え、共に未来を切り拓いてくださる方のご応募を心よりお待ちしています。
中山さんに聞く「選考のポイント」について
選考面接において特に重視しているのは「解像度」と「主体性」です。もちろん、最初から当社のすべてを完璧に理解している必要はありません。応募の段階では「才能を殺さないために。」というミッションへの興味、直感的な共感があれば問題ありません。ただ、選考の過程においては、その解像度を高めていただくことは大切だと考えています。例えば、各ポジションにおいて「自分ならこう動く」「こういったことを成し遂げたい」という主体的な言葉に注目しています。そして、いかに自ら情報をキャッチアップし、それを落とし込んでいけるか。「ファン」目線ではなく、一人のプロフェッショナルとしての目線で物事を捉え、自分の言葉で語れるか。そういった「自律し、BMSGを体現する同志」として共に未来を作っていただける方を求めています。
また、選考はあくまでもこれまで培ってきた経験や価値観、そして「これから何を成し遂げたいか」という個人のベクトルが、BMSGのミッションやビジョンとどれだけ自然に重なり合えるか、確認のための場だと捉えています。お話しいただく内容に、決まった正解や不正解もありません。ぜひ、進むべき方向性が合っているか、そしてその言葉に「自分自身の意志」が宿るか。この船に乗り、自分の力を活かしていくイメージが湧くか。そういった相互理解を深める場にさせていただければと思います。



















