AIに代替されない仕事のひとつとして、「クリエイティブ職」が挙げられるケースも。その中でも今後、求められるスキルセットや領域とは? 求人動向やトレンドをもとに「市場価値が高くなるクリエイティブ職」について考察する。
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まず、クリエイティブ・テック業界において、注目領域のひとつが「動画」だ。たとえば、VRの研究が進む中、VRを活用した動画コンテンツの注目度が高まっている。さらに現在は、スマホ動画の拡大期。多くの企業がスマホ動画のPR・広告を強化している。
こういった背景から「動画クリエイティブディレクター」や「映像ディレクター」といった職種の求人も増加傾向に。年収500万円以上の求人も多く、「VR」における映像プロデューサーでは1000万円を超えるケースも。企業側のニーズに対し、魅力的な動画コンテンツを作れる人材はまだまだ希少なため、狙い目の領域だといえる。
これまでデザインの世界においても、グラフィックやWebなど、特化型で活躍するデザイナーも多かった。
もちろん、ひとつの分野を深く掘り下げ、専門性を高めていく道もある。同時に、より市場価値を高めていこうと考えた時、領域を越え、複数の分野において強みを持つことも重要だ。
ここ数年、特に注目されるようになったのが、IoTやウェアラブルデバイスなど。プロダクトを軸としたデザインなど、幅を広げていくのも選択のひとつ。先端をいくテクノロジーに強いデザイナーといったポジションもありえるはずだ。
具体的に、求人動向を見ても、IoTの普及・活用につながる「ウェアラブルデバイス」のプロダクトデザイナー募集や、AI・IoT・ロボティクスも含めた分野を扱う「UXデザイナー」など、すでに最新技術を活用したプロダクトデザイナー募集は増加中。まだ専門性を持った人材が少ない今、スキルを磨けば市場価値は大きく高まるだろう。
これまで、トレンドにより市場価値が高まっていくであろう、クリエイティブ職を考察してきた。同時に、トレンドによらず企業から根強い求人ニーズがあるのは「より本質的な課題解決ができるディレクター/プロデューサー職」だ。
たとえば、制作ディレクション・管理に加え、数字を分析しながら収益性を改善したり、新規事業の立ち上げができたり、こういった人材は多くの企業が求めるところ。
Webサービスの企画や立ち上げといった場面において、そういった人材を高待遇で迎えるケースはまだまだ多い。名だたる上場企業・グローバル企業においても同様だ。事業サイド・経営面のスキルを意図的に伸ばしていくことで、市場価値を高めていく。ここも重要な視点といえるだろう。
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