「キリン」の先端をいくマーケティング施策に注目が集まっている。『午後の紅茶』ではInstagram広告を積極的に活用し、高い効果を叩き出したという実績も(*1)。彼らの攻めのマーケティング戦略に注目した。
(*1)
飲用形成で、テレビCMの12倍の投資効率(関東在住の20~34歳の女性を対象にしたクロスメディア調査)
キリンに学ぶ、 Instagram 広告の「使い方」と「効果」:テレビと併用で効率アップ│DIGIDAY(https://digiday.jp/brands/usage-and-effect-of-instagram-ad/)
2014年に、デジタルマーケティング部を発足したキリン。「キリンビール株式会社」「メルシャン株式会社」「キリンビバレッジ株式会社」3社横断で、デジタルマーケティングを推進してきた。
そして2019年、デジタルマーケティングの取り組みを再定義。" デジタル空間 "だけでなく、オンライン・オフラインをまたいだ施策にもコミットしはじめている。
たとえば、コンビニやスーパー、飲食店、ビール工場・ワイナリー見学などに訪れた客のリアルデータを収集もその一例。
とくにユニークなのがリアルイベントだ。2019年6月から横浜・赤レンガで開催された『#カンパイ展』では、1ヶ月間のイベント開催期間中、来場者は3万人超えとなっている。
「買う」「飲む」「参加する」といった顧客のインサイトを可視化し、次のマーケティングに活かしていく。そういった新たなフェーズを迎えていると言えるのかもしれない。
2019年8月29日現在、キリンが募集していたのが「リサーチ担当」だ。
ブランド戦略、リサーチ室に配属され、ビール・発泡酒・第三のビール・清涼飲料ブランド・ワインにいたるまでの戦略意思決定を支援していく。
ちなみに募集元となる「キリン株式会社」は「キリンビール」、「メルシャン」、「キリンビバレッジ」の3社を統括する。キリンブランドに広く携わる機会があるかもしれない。
求められる資格を見てみると、「マーケティング部或いは市場調査関係の実務経験」という記載があった。自身のスキル・経験がフィットするのか、「興味あり」を押せば合格可能性が届く。興味がある方はぜひ求人をご確認いただきたい。
※2019年9月30日 編集部にて一部訂正いたしました。