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富士フイルム、京セラも

2025年、33兆円規模の国内市場に。大企業×ヘルスケア事業の展望

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テクノロジーにより、ヘルスケア領域のアップデートが進む。その中でも今回注目したのが、国内大手の動きだ。実際に富士フイルム、京セラなどもヘルスケア領域に乗り出し、新たな展開を進める。その具体的な取り組みを見ていこう。

政府が成長戦略に位置づける「ヘルスケア」

今、注目が高まる市場の1つが、ヘルスケア市場と言えるだろう。

2025年、ヘルスケアの国内市場規模は33兆円超へ拡大。「10年以内に30%以上の成長を遂げる」とも言われている(*1)。

また日本政府も「ヘルスケア」を成長戦略の重要な柱の一つとして位置づける。市場のみならず雇用創出が見込まれる分野だと、期待を寄せる。(*2)。

こうした中、国内大手企業が事業強化を進める動きも。詳しく見ていこう。

富士フイルム│iPS細胞×がん免疫薬…再生医療に注力

2019年7月、富士フイルムは「iPS細胞を使った "がん免疫薬" の開発をはじめる」と発表し、話題を集めた。

世界でiPS細胞を使った薬がまだ実用化されていない中、製薬大手「バイエル(ドイツ)」と組み、開発を進める計画だ。

実現すれば、再生医療分野で日本企業が主導権を握れる可能性もあるという(*3)。

京セラ│医療分野を新たな柱に、海外スタートアップも買収

ヘルスケア分野に照準をあわせ、事業強化を進めるのが京セラだ。

国内で人工関節事業を展開する同社。2019年1月には、同事業で強みを持つ「レノヴィス・サージカルテクノロジーズ(アメリカ)」を100億円で買収。同時に "最大市場"と言われるアメリカ市場への参入方針を示し話題となった。

2024年3月期には、人工関節関連の売上高を現在の倍増(約400億円)へ拡大させるという目標もある(*4)。

その他、村田製作所(*5)やTDK(*6)などが医療用センサーの開発を進める動きも。今、ヘルスケアのあり方が大きく変わろうとしていると言えるのかもしれない。その最前線でどういったスキルや経験を活かせるのか、興味を持った方はぜひ実際の求人を確認してみてほしい。

参考
(*1)(*2)
次世代ヘルスケア産業協議会の今後の議論について~アクションプラン2019に向けて~│経済産業省
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/jisedai_health/pdf/008_04_00.pdf

(*3)富士フイルム、iPSでがん免疫薬 患者以外の細胞で│日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46800090R00C19A7MM8000/

(*4)京セラが米新興企業買収、医療に照準 脱スマホ依存推進│日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40048010V10C19A1TJ1000/

(*5)村田製作所…2017年、患者の胸に装着して心拍数・呼吸数・心電図を測定する小型センサーの開発を手がける「ヴァイオス・メディカル(米)」を買収。村田製のセンサーや通信部品との融合を進める。

(*6)TDK…東京医科歯科大学と共同で、磁気センサーで心臓の動きを計測するシステムの臨床研究を進める。

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