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株式会社タイミー | COO

深刻な人手不足に救世主。「タイミー」が狙うスキマバイト市場

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飲食、コンビニ、物流…あらゆる業界で企業の人手不足が深刻になってきている。また、近年急激に進む「働き方改革」も後押しし、スキマバイトアプリ『Timee(タイミー)』が飛躍。ビジネスの可能性について、株式会社タイミーCOOの川島諒一さん(31)に伺った。

スキマバイトを皮切りに、就職・転職のあり方を変えたい

創業からおよそ2年、20億円超の資金調達を果たしたタイミー。多くの投資家が認めるように、彼らのサービスの飛躍は必然だと言っていいだろう。

背景には、ここ数年、深刻化の一途をたどる企業の人手不足がある。飲食業界では、およそ8割の企業でアルバイトを含む非正規社員の人手が不足しているというデータも(*)。時短営業などの対応をとらざるを得ない企業も出はじめた。

「”もっと働きたい”人は、実はたくさんいる。望む時間に働く場所を十分に提供できていないのが現状です。こうした人たちと人手がほしい店舗・企業をつなげられれば、日本の労働力の底上げにもつながると考えています」

こう語ってくれたのが、タイミーCOOの川島諒一さんだ。彼らが運営するTimeeは、人手不足に悩まされる企業や店舗に、スキマバイトという新たな解決策を提供する。

Timeeとは

Timee(タイミー)
空いた時間に働きたい人と、すぐに人手が欲しい店舗・企業をつなぐスキマバイトアプリ。求めるスキルの設定や相互レビュー評価などによって、面接や登録会なしですぐに働ける仕組みを作っている。働いた分の報酬を、勤務後すぐに得られるのも特徴だ。

「たとえば、飲食店などで当日になって急な欠勤が出ても、Timeeを使えば、その場で募集をしてすぐに人員が補充できる。代わりの人員を探したり、社員が無理に出勤したりといった負担も必要ありません」

Timeeで掲載される募集のマッチング率は90%以上。さらに募集開始からマッチングまでのスピード感も、導入企業から支持を獲得している理由だ。サービス開始からわずか17か月で、8000以上の店舗がTimeeを導入しているという。

「最近は、タイミーで働いたユーザーがそのまま長期のアルバイトや社員に転換する事例も増えている。一回の面接よりも、実際の働きぶりを直接見られた方が採用する側も安心だし楽だと思います。応募する側にとっても職場の雰囲気や人間関係を知ることができて、結果として離職率が大きく下がるかもしれない。スキマバイトを皮切りに、将来的にそういった世界観を実現したいと思っています」

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タイミー川島諒一さんの横顔

川島諒一(31)
新生銀行を経て、起業。M&Aのマッチングサービス事業を手がける。その後、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーでM&Aアドバイザリー業務、アクセンチュアで戦略コンサルティング業務などに従事。2019年1月、タイミーにCOOとして参画。

ユーザーの「すぐ働きたい」ニーズを取り込む

Timeeは、これまで当たり前とされてきた働き方を大きく変えるサービスだ。たとえば、履歴書や面接などをなくし、働くことへの障壁を最小化。アプリ内で応募するだけですぐに採用が決まる手軽さで、多くの人の「すぐ働きたい」ニーズを取り込んでいる。

「Timeeを使っているユーザーには、いろいろなパターンがあって。たとえば、学生が固定のアルバイトと併用して使うケース。希望のシフトに入れずに、時間を持て余してしまっている人ってけっこう多いんですよね。また劇団員やミュージシャンの方など、定期でアルバイトが組めないときに重宝して使ってもらったり。飲食店の開業に向けて、Timeeでいろいろな店のオペレーションを学ぶといった使い方をしている人もいます」

ユーザー数はすでに80万人を突破。多くの人の心を掴む背景には、彼らのサービスへの考え方があると言っていいだろう。

「『一人一人の時間を豊かに』これがタイミーのビジョンです。誰でもすぐに空いた時間に働けるようになれば、無駄になるはずだった時間にお金を得ることができる。例えばそのお金を何かに投資することで、人生を豊かにするきっかけをつくれるかもしれません。また、これを実現するためには、経験やスキルを持った人に限らず、全ての人がスキマ時間に働ける環境を作っていかなくてはならないと考えています。Timeeを導入していただく企業で、はじめての人でも働ける業務を見つけ、切り出すために、私たちが実際に店舗に働きに行くこともあります」

タイミー川島諒一さんの笑顔

働くメンバーも「一人一人の時間をより豊か」に

新しい働き方を提案するタイミーでは、組織のあり方もユニークだと言っていい。

「私たちの根幹にあるのは性善説なんですよね。働き方について、原則としてなにも制約を設けてない。たとえば、この日何時間会社にいなければいけない、PCのログのチェックなど、なにかで縛ることは一切ありません」

こうした同社に集まるメンバーの仕事の捉え方も特徴的だ。

「仕事へのモチベーションが非常に高く、よくも悪くもオンオフがない。極端に言うと遊ぶように働く感覚なのかもしれません。ただ、目標は必ず達成する執着心を全員が共有している。結果に追われるというより、結果を出したくて働いているメンバーが多いと思います。結果が出ると純粋に楽しいじゃないですか」

さらに、Timeeのこれからの可能性について伺った。

「ユーザーがもっと多くの業界や業種の仕事を経験できるようにしていきたいんです。たとえば、1度経験してみると、おもしろさを知って、一生の仕事にしてみたいと思える場合もあるかもしれない。そうすれば、就職先を選択するあり方も変わってきますよね。わかりやすく言うと、Timeeが大人版キッザニアのようになれたら、と思っています」

そして最後に、川島さんにとって「仕事とは何か」を伺った。

「仕事って、それこそ、人生を豊かにするためのものだと思ってるんです。仕事がなければ出会ってなかった人もいるし、そこまで深い関係にならなかった人もいる。いろんな人と出会えて、おもしろいことを世の中に仕掛けるためのツールという側面もあると思っています。タイミーを通じて、そういった体験を増やしていきたいですね」

(*)人手不足に対する企業の動向調査(2019 年 4 月)ー帝国データバンク
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p190506.pdf

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