2022年1月、ショップ開設数が170万を突破ーー日本最大級のネットショップ作成サービスである『BASE』。開設実績は4年連続日本NO.1（*1）だ。コロナ禍、「ネットで売りたい」の声に応える数々の支援策が大きな話題に。こうした同社で働く魅力、得られるキャリアについて見ていこう。
「夢をあっさり現実に」
そんなTVCMのキャッチコピーが印象的な『BASE』。日本最大級のネットショップ作成サービスだ。
1名で商品の制作からネットショップ運営まで対応されている個人や、4名以下で運営されているスモールチームを中心に、オリジナルの商品をつくって売っているアパレルブランドから、飲食店、野菜の生産者まで幅広く利用される。2022年1月には開設ショップ数が170万を突破。ネットショップ開設実績は3年連続NO.1を誇っている（*1）。
ここまで支持されるには理由がある。
その一つが、だれでも簡単に、スピーディかつ無料でネットショップを始められること。
これまで、ネットショップを開設しようと思ったら、少なくはない費用がかかり、何より手順も複雑。購入者の利便性を高めるためのクレジットカード決済導入にも、決済代行会社との契約手続きに時間がかかる…という状況だった。
一方、『BASE』であればショップ名・メールアドレス・パスワードだけで、無料でネットショップを開設できる。サイトデザインもテンプレートからパーツを選んでいくだけ。さらに即日クレジットカード決済を導入することが可能だ。
PCスキルやお金がなくてもすぐに始められるという点で、ネットショップ開設のハードルを下げることに成功した。
同社の主な収益としては、ネットショップで商品がうれた際に発生する手数料（決済手数料・サービス利用料）である。
もうひとつ、同社の徹底的に顧客に寄り添う姿勢も支持を受けるポイントだ。
2020年2月頃から猛威をふるう新型コロナウイルス。代表・鶴岡氏のTwitterDMには全国のショップオーナーから「在庫がいっぱい余っている」「いきていくのが大変」といったリアルな声があったという。
こうした状況を受け、同社ではコロナ禍に数多くの支援策を打ち出した。
たとえば、売上金の入金日を最短で翌営業日に短縮できる「お急ぎ振込」の手数料1.5 %を無料で提供。これにより、少しでも多くのショップオーナーにいちはやくキャッシュを届けることが可能となった。
そのほか、コロナウイルスの影響を受けて「ネットで売りたい」と考えるようになったオーナーに向け、ショップ開設をサポート。また、仮想通貨の取引支援事業を提供するAerial Partnersと提携し、公的支援制度の申請サポートを『BASE』を利用するショップオーナーに無料で使えるようにすることも発表した（*2）。
さらに6月に入ってからは、ユニバーサルミュージックの新サービス「ARTIST BASE」を通じて、アーティストのネットショップ開設・運営支援を開始（*3）。
コロナウイルスの影響で、イベントやライブが中止となりグッズを販売できなくなってしまったアーティストの負担軽減するほか、無観客ライブやオンライン配信ライブを行なっているアーティストのグッズ販売をサポートしている。
事業拡大を続ける同社では、重要ポジションでの募集を行なっている（2020年6月現在）。公開されている求人を見ていく際、とくに注目したいのが、「経営層の近くで働ける」という点だ。
たとえば「事業企画」はCOO直下で事業計画の企画立案、中期経営計画の策定・事業数値のモニタリングを進めていくという。
ほかにも、CFO直下のポジションでは1人目のIR専任メンバーも募集中。トップの仕事を間近に見ることで、経営的な感度やスキルを磨いていくこともできそうだ。
そして、最後にふれておきたいのが、同社の現在の働き方について。
2020年6月現在、全社員を対象にWork From Homeを実施中（*4）。BASEが運営するオウンドメディア「BASE Book」には、zoomにて行なわれた全社定例の様子も公開されていた。
ネットショップ作成サービスでNo.1でありながら、次々と新しい試みに挑戦し成長し続けるBASE。働く上でも数多くのチャレンジ、成長機会もあるはずだ。
参考
（*1）「BASE（ベイス）」のネットショップ開設数が170万ショップを突破
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000030814.html
（*2）「BASE」がショップ支援の一環でAerial Partnersとサービス連携 ショップオーナーへの公的な支援制度の申請サポートを開始|BASE HP
https://binc.jp/press-room/news/press-release/pr_20200528
（*3）ネットショップ作成サービス「BASE」 ユニバーサルミュージックの新サービス「ARTIST BASE」に導入。オープン記念キャンペーンも同時開催。 |BASE HP
https://binc.jp/press-room/news/press-release/pr_20200602
（*4）BASEの今後の勤務体制と方針について|BASE HP
https://binc.jp/press-room/news/notice/news_20200528
